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創造性に必須の要素

とっても「ざっくり」しているけれど、
世の中には、いろんな面白いものがあるよね。
 
 
 
本や映画、ゲームなどのメディアもそうだし、
絵画や音楽などのアートもある。
 
 
また、生活に役立つ
「便利グッズ」なんかも面白いし、
大きくは「人」そのものも、面白い人がいる。
 
 
 
 
 
 
それぞれが、創造性・クリエイティビティを発揮して
世の中にたくさんの「面白い、新しいもの」を
発信していってくれている。
 
 
面白いよね。
 
 
 
 
で、多くの人は、
 
 
「もっとクリエイティブな人になりたい!」
 
「創造性を発揮したい!」
 
 
と思っているみたいなんだけれど、
はたして、
 
 
「創造性に必須の要素」
 
 
って、一体何なんだろうなぁ?
と、考えてみたんだよね。
 
 
 
 
 
 
 
もちろん、
 
「センス」
 
とか、
 
「経験の蓄積」
 
といったものもあると思うんだけれど、
それ以上に必要なものって、何かあるかなぁ?
と、思考を巡らせてみたんだよね。
 
 
 
 
 
 
 
「この要素」があるからこそ、
作られるものが、面白い。
 
 
逆に、「この要素」がなかったら、
面白いクリエイティビティは発揮されない。
 
 
 
そんなものって、一体なんだろうか?

あなただったら、どんな要素を挙げるだろう?
  
 
 
 
 
 
 
 
答えは一つではないだろうけれど、
私が思いついた重要な要素の一つは、これ。
 
 
 
 
クリエイティビティを発揮する重要な要素。
それは、
 
 
 
「制約」
 
 
 
だと思う。
 
 
 
 
 
 
「コレコレの制限の中で、
 面白いものを作らなければならない」
 
 
「あれもこれも出来ないけれど、
 その中で、新しいものを作らなければならない」
 
 
そんな制約がある中でも、
 
 
「よぉーしっ!負けるか!」
 
 
「絶対、面白いものを作って
 あっ!と言わせてやる!」
 
 
という気概を持って、頭脳に大汗をかいて
世に生み出されるものが、やっぱり面白いのだと思う。
 
 
 
 
予算の制約。
 
期間の制約。
 
メンバーの制約。
 
道具の制約。
 
社会通念の制約。
 
命の制約。
 
 
 
そんな様々な制約が、
創造されるものに命を吹き込んで、
その息吹がたくさんの人の心に響くんじゃないかな?
 
なんて思うんだよね。
 
 
 
 
自由に表現が出来なかった時代に、
たくさんの素晴らしいアートが生まれている。
 
 
ハード上の制約が厳しい時代、
ファミコン時代に、社会現象となるような
名作ゲームが生まれている。
 
 
ちょっとマニアックだけれど、
マンガの名作『デビルマン』は、人気がなくて
打ち切りが決定してからのストーリーが、
伝説的に面白くなっている。
 
 
 
 
 
逆に、
 
 
どんな事もタブー視されなくなりつつある今の時代、
アーティストは名作を作りにくい。
 
 
グラフィック、音楽、表現など
昔に比べてはるかに恵まれているゲームも、
良い意味で社会現象になるような名作ゲームは出てきにくい。
 
 
マンガがまだ多少元気なのは、実は
表現方法としては制約の多いメディアだからなのかもしれない。
 
 
 
 
「この制約の中で、最高の創造性を発揮する」
 
という気概、もがき、あえぎが、
最高のエッセンスとなるのかもしれないね。
 
その制約こそが、
アイディアの手がかりになっていることも
実は多いのかもしれない。
 
 
  
 
 
なので。
 
 
 
 
私たちも、日々の仕事や生活をしている中で
たくさんの「制約」があると思うんだよね。
 
 
でも、
 
 
「あーあ、こんな制約さえなければ、
 もっと楽なのに」
 
 
と、制約を目の敵にしたり、
 
 
「こんな制約があるから、
 自分の好きな事なんて出来ないよね」
 
 
と、制約のせいで諦めるのは、
実は相当、もったいないことなのかもしれない。
 
 
 
 
 
「制約」があるからこそ、
素晴らしい創造性は発揮される。
 
 
それは、どんなクリエイティブなものを見ても明らかだ。
 
 
 
というか、人類の文化・文明は、常に
制約の中で磨かれてきたと言ってもいいだろう。
 
 
 
 
だから、
 
たくさんの制約がある中で
 
 
「よーし、じゃあ、これをどうやって打破するか、
 考えてやろうじゃないか!」
 
 
「この制約を、逆に利用してやろうじゃないか!」
 
 
と、思った時、クリエイティビティは目覚めるように
思うんだよね。
 
 
 
 
制約が多いと感じていればいるほど、
実は、他の人が発揮できないようなクリエイティビティを
発揮するチャンスがある。
 
 
それは、様々なものの栄枯盛衰を見てみれば
明らかだ。
 
 
 
もし、
 
「クリエイティビティを発揮したい!」
 
というのであれば、自分をとりまく制約に
目を向けるといいのかもしれないね。
 
逆説的に聞こえるかもしれないけれど。
 
 
 
  
とはいえ、
 
 
あまりに制約にがんじがらめだと、
心が折れてしまうだろうから、
お互い、ほどほどに気をつけていきたいよね(笑)
 
 
ではでは。
 

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