最近知ったのだけれど。
フグっておるやん?あの海にいるやつ。
あやつと言えば、毒。
美味しい料理にもなるけど、毒もあるアレな。
いきなり脱線するけど、一時期、
「誰も持っていないような資格を取ろうかな」
と思い立ち、ふぐ調理師免許でも取ろうかと思ったのだが、
すさまじい調理経験がないと受験資格すらないし、
都道府県が変わったら調理できなくなるので、断念した。
そう、そんなフグ!
ワタシは最近まで知らなかったのだけれど、
生まれたての赤ちゃんフグには、毒はないんだってさ!
ノー毒!ノーポイズン!
なんか、成長するにしたがって環境やら食べ物やらの影響で
どんどん毒を体内に蓄積していくんだって!
なので、作ろうと思ったら
(理論上は)養殖フグだったら
毒を持っていないノーポイズンフグを作ることもできるそうな。
えー!マジでー!
それならそれでウィンウィンじゃーん!?
、、、って思うんだけれど、
それでヨシ!レッツゴー!っては、ならないそうな。
というのも、養殖で毒のないフグを作ったとしても、
そのフグは、ストレスとか病気にめっちゃ弱いフグに
なっちゃうんだって。
ベリーウィークフグ!スペランカーフグ!
だから、養殖する際も
毒があるフグになるんだって。
でさ。
これって、我々も同じだよね。
私たちだって、生まれたての時は
純真無垢だったじゃない?
もう、なんのけがれも知らず、
キャッキャウフフ☆ニコニコしてたじゃない?
でも、世間の荒波に触れるたびに
傷ついたり、騙されたり、ダークなものに触れたりしてさ。
そこで夢見る少女じゃいられなーい!ってなって、
現在に至るわけじゃん?
そんな自分に対して、
「あー、なんか、もっとピュアでいられたらな」
とか、
「汚れっちまった悲しみに、今日も小雪の降りかかる」
とか思う時もあると思うのよ。
でもさ?
そんな体内の「毒」がなければ、
僕らはとっくの昔に、ストレスでダウンしてたかもだし、
社会の悪者に喰われていたかもしれない。
そう、フグと同じように。
だから、自分の中の「毒」と上手く付き合えるのが、
大人としてのハピネスなのかもしれないよね。
まぁ、とんでもなくドス黒くなるまで毒をためていたら、
人じゃなく魑魅魍魎みたいになるから
そこはバランスなのだろうし、
「そっか!毒づいていいんだ!」
と、間違った方向で
嫌われる勇気を発動すると、
まわりにまともな人がいなくなるだろうから
充分注意しないといけないけれどな!
なんとなく書いてみた。
ではでは!