ものごとが実現する時って、
大きく分けると2つのパターンがあると思う。
ひとつは、
何の障害もなく、トントン拍子に進む時。
もうひとつは、
色んな障害やトラブルがたびたび出てきて、
でも、なんとか形になる場合。
川の流れに喩えると、
前者が「清流」の成功で、
後者が「濁流」の成功。って感じ。
そして、
感覚的な話だけれど、
自分が今までやったことがない体験だったり、
大きなチャレンジと成長が必要な成功体験は、
たいてい「濁流」だったような気がする。
成し遂げようとしている事そのものは
とてつもない勢いで、望む方向に進んでいる。
でも、そのプロセスの過程で
大変な苦労をともなったり、
人との大きな摩擦があったり、
思いもよらない障害が立ちふさがったり、
自分自身が心身ともに疲弊したり。
まぁ大変。ってやつ。
誰だって、できることなら
エレガントに、スマートに物事を実現したいし、
カッコよく成功したいって思うよね。
(特にカッコつけたがりの私は、そう)
そう思うんだけれど、
スマートに成功する「清流」っていうのは、
どうも自分では作れないようだ。
「清流」は、まさに天が味方するタイミングとか、
知らず知らずに積み重ねてきた努力が
パズルのピースのようにうまくハマったときにしか現れない。
意識して作れるのは、どうやら「濁流」の方
という風に思うんだけれど、あなたはどう思う?
あなた自身は、
「何かやろうとすると、いつもトントン拍子だなぁ」
という「清流」の成功体験が多いだろうか?
それとも、
「あの時、全体的にはうまくいってたけれど、
やっぱりトラブルとか大変なこともあったなぁ」
と思うことが多いだろうか?
もしあなたも「濁流」の方が多いのだとしたら、
「同志」として嬉しいね。
自分が欲しいもの、欲しい体験、欲しい結果を得るため、
自らが流れを作り出し、
その荒々しい濁流に、自ら飲みこまれていく。
自分が実現したい何かを得るためには、
そんな心構えが必要な時も多いのかもしれないね。
そして、
もしあなたが今、かなえたいことがあって、
その目標にはちょっとずつ進んでいるんだけれど
大変な毎日を過ごしているのだとしたら。
そんな「濁流」の中がんばっている人は
あなた一人じゃない、孤独じゃないっていうことを
思い出してくれるとうれしいな。
ではまた~。