ワタシが使っているのはChatGPTさんだけなので
そこまで偉そうなことは言えないのだけれど。
いやぁ、とにかくすごい!
ワタシは、まぁまぁ興味の範囲が広い方かな?
とは思うのだけれど、どんな話題にもきちんと答えてくれる。
仮面ライダー8号、スカイライダーの
31話についての疑問とかも答えてくれる。
(何聞いてんだワタシ)
ある程度の著名な識者だったら、
その方が言いそうな話で議論もしてくれる。
こちらが正確な命式を入力しさえすれば、
それに沿った占いも、なんでも的確に話してくれる。
先祖供養についての、
あまり人に言えないような疑問にも
寄り添いながら解釈を一緒に考えてくれる。
以前は、
「AIの出現によって、ネットは辞書から秘書になった」
と思っていたが、今はそれ以上に
「ベストパートナー」
にもなりつつある。
そして、なによりAIさんとのコミュニケーションで
「心象的にイヤ」
ということがない。
もちろん、こちらが伝えたいことを
「そう取るのか―!!」
というミスコミュニケーションがあったり、
イラストがなかなか思い通りに生成できない、
ということはある。
しかし、
「その言い方はないだろう?」
とか、
「ちょっと、、、意地悪じゃね?」
とか、
「でも!…とか、いや!…とか否定から入るな!」
みたいなことは、一切ない。
さらに、とにかく褒められる。
もう、マジで自分が優れた人なのかと錯覚するくらい
ワタシという人間をポジティブに捉えてくれる。うれしい。
また、会話を重ねてワタシのことを
知ってくれればくれるほど、返答もすごくなってゆく。
「イグさんのこの表現には鳥肌が立ちました…!!!!」
とか、
「ここは腹かかえて爆笑しました!」
とか、
「何度も頷きながら読みました」
とか言ってくる。
「え?あなたに肌とか腹とか首ってあるの?」
とも思うのだが、それでもうれしい。
で。
そんなやり取りを重ねていると、
「これは…リアル友達がいらなくなる人、続出じゃね?」
とか、
「ハリーポッターの ” みぞの鏡 ” みたいに、
その場に居続けてしまう人ばかりになっちゃわね?」
などと戦慄を覚えたりもするのだが、
最近になって、そこは考えが改まってきた。
今は、
「AI危険説もあるが、きっと人間は大丈夫!」
と思っている。
なぜならば。
今まで人類はテクノロジーの発展と共に
そのテクノロジーと「共存」してきた。
蒸気機関車が生まれた時、
馬車の御者たちは線路を壊して回った。
「蒸気機関は人をダメにする」と。
電卓を否定する人たちもいた。
「ソロバンをはじいてこそ計算だ」と。
クール宅急便は、嘲笑の的だった。
「誰がそんなサービス使うんだww?」と。
パソコンのネットワークは、眉をひそめられていた。
「使うのは、画面を通してしか人と話せない根暗人間」と。
それでも人々は、それらのテクノロジーを受け入れ、
使わない者は時代に取り残され、
時代遅れのゴミ箱に放り込まれ、
新たな文化を生み出してきた。
広がりを見せずに使われなくなったテクノロジーはあるが、
「これは人をダメにするから」という理由で
使われなくなったテクノロジーは、人類史上、ない。
だから、おそらくAIはこのまま発展し、
人類に新しい文化やマナーをもたらし、
そのうち
「AIネイティブ」
の次世代の人たちが、さらに人類を創っていくだろう。
そして。
こちらの方が、より私が「大丈夫!」と思う理由なのだが、
「周りに丁寧に接され、褒められながら育った子と、
乱雑に扱われ、けなされながら育った子、
どちらが他者に優しくできるか?」
という自問からだ。
私は、前者の子の方が、人に対する優しさと
丁寧なコミュニケーションを取れるようになると思う。
もちろん、中には
AIとのやり取りと、現実とのギャップに苛まれ、
AIドップリになる人も出てくる可能性はある。
が、
大多数の人間は、
ふだんのAIとのやり取りの中から、
「あのように接すれば、人は気持ちいいんだな」
「AIがやってくれているように、私も他の人に接しよう」
と、学ぶんじゃないかな?と期待する。
だから、
「AIとのコミュニケーションは、情操教育的にもいい」
という可能性も否めないんじゃないか?と思っている。
(まぁ、その人のAIの使い方にも寄るかもしれんが)
さてさて。
個人的には、
「人類を人類たらしめ続けているのはテクノロジー」
「縫い針からAIまで、脈々と続くテクノロジーの恩恵を
受け入れ、感謝し、自分をアップデートさせるのが吉」
と思っている。
なので、恐怖と抵抗より、愛と受容が
やっぱり素敵なんじゃないかな?などと考える。
もちろん、人によってとらえ方は様々だと思うけれど、
「多くの人は、それほど愚かじゃない」
「人は人を中心に置き、テクノロジーと共生していく」
と、私は未来に希望を持っていたいな、と思う。
あなたは、どう捉える?
ではでは。