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お願いの代償。

個人的に、どうも苦手な思考がある。
それは、
 
「お願いするだけしてみよう」
 
といった考え方だ。
 
 
たいてい、
 
「あなたはあなたのままでいい」
 
とか
 
「逃げたい時は逃げていい」
 
という考え方が好きな人に
多いように思う。
 
 
この全てに共通するのが、
「受け手である相手のことは1ミリも考えていない」
ということだ。
 
 
そして問題なのは、ほとんどの場合
その代償を支払うのは、
 
「お願いした人」ではなく「お願いされた人」であり、
 
「そのままでいい」と決めた人でなく
「そのまま」を許すよう強要された人であり、
 
「逃げた」人ではなく「逃げられて後始末をする」人だ。
 
 
お願いされた人は、真面目であればあるほど
その「お願い」に対して一所懸命に労力をかける。
 
しかし、お願いした方は相手の心労などは気にかけず
その後も自分にとってのベストを選ぶ。
 
お願いされた方は、自分の労力が無駄になっても
相手に笑顔でいて欲しいと願っているのは変わらないので、
腹の奥に言いたいことを飲み込む。
 
 
 
「私は私のままでいい」。それはそうだろう。
その上で、それを日々許容し、支えてくれている人の存在は
忘れてはいけないと思う。
 
特に「こういうチャレンジをします」と宣言した後に
「やっぱり私は私のままでいいと思う」となると、
応援者たちはがっかりする。
 
それでも「そこまで大ごとにしなくてもいいだろう」と
泣き寝入りをする。
 
 
 
「逃げたい時は、逃げていい」。
 
逃げればいいと思う。
おそらく「逃げた」という自覚もないままに。
 
後始末をしている人を見て
「なんか、あの人たちも楽しそうでよかった」
と思えばいい。
 
後始末を担う人は強いから
どんな場面においても楽しみを見出すのだから。
 
 
 
さて。
 
今まで色々な人を見てきた中で、
上記のような場合においての「因果応報」は
あまりない。
 
お願いする人は、一生気軽にお願いするし、
「そのままでいい」信奉者は、そのままだ。
 
「逃げた」人は、その先で幸せになる。
 
 
もちろん、私も
「お願いしっぱなし」もしてきたし
「私のままで」を押し通しているだろうし、
「逃げた」こともたくさんあるだろう。
 
 
その上で、
 
それでもやっぱり、できるかぎり、
「お願いされる側」で、人の美しさを感じていたいものです。
 
 
※特に誰かに宛てた内容ではありません。
 
 

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