スポンサーリンク

あなたがあなたに会いに行く。

よくマンガとかで、
「●十年後の自分が会いに来る」
みたいな、タイムマシン的な話ってあるじゃない?
 
あるいは、
「●十年前の自分に会いに行く」
みたいな。
 
 
それって、空想の世界、SF的な感じもするけれど、
実のところ、近しい体験はできる気がする。
 
想像力という人間性を使えば。
 
 
 
落ち着いたところで深く呼吸して、
目を閉じて、
過去の自分に思いを巡らせてみる。
 
始めはぼんやりとした思い出だけれど
それをゆっくりとイメージしていくうちに
鮮やかに1シーンが思い出されたりもする。
 
 
その時によって、行くシーンは様々だ。
 
中学生、高校生かもしれない。
 
社会人になりたてかもしれない。
 
あるいは、もっともっと幼い時かもしれない。
 
 
 
そんな、いまよりも若かった自分に対して
 
「大丈夫だよ」
 
「君は、今の悩みをきちんと乗り越えて
 大人になって行ける」
 
と励ましてあげてみる。
 
 
 
あなたの励ましには、断言しきれる力がある。
 
だって、今、
実際にその時よりは大人になって、
その時の悩みを乗り越えて生きているのだから。
 
 
 
想像の中の話だけれど、
他にも、その頃に思っていたことに目を向けてみる。
 
あなた自身なのだから、それも容易だ。
 
 
「ああ、こんなことに悩んでいたんだな」
 
「これが不安だったんだな」
 
「こんな人が苦手だったんだな」
 
「今よりも、お金についての悩みはないんだな」
 
 
いろいろと、巡らせてみる。
 
 
しばらくそんな想像をし、
その時の自分を励ましてみる。
 
さらに今の自分との違いも味わってみる。
 
 
 
そして。
 
 
充分味わったな、と感じたら、
その頃の自分に「また会いに来るね」と手を振る。
 
ゆっくりと目を開ける。
タイムトリップは、ひとまず終了だ。
 
 
 
もちろん、現実はSFのように
そんなすぐに変わっているわけじゃない。
 
 
 
でも。
 
 
自分の中で
ほんの少しの変容が起きていることに
気がつけるはずだろう。
 
 
今までやってきた自分を
少しだけ誇らしく思える。
 
 
そして未来には、今の悩みも
かき消えているであろうことに確信が持てる。
 
 
なぜなら、それを過去のあなた自身が
何度も何度も証明してくれているのだから。
 
 
 
 
さてさて。
 
 
想像の中でだけれど過去の自分に
会いに行ってみる。
 
そして、その時に思い悩んでいたことを
認め、励ましてあげる。
 
 
なにより自分なのだから、
誰よりもその思いに寄り添えるはず。
 
 
 
そんな想像の旅をすると、
現在に戻ってきた時、
 
「今の自分も
 なかなか捨てたもんじゃないな」
 
なんて思えるかもしれない。
 
 
 
あなたが、素敵なあなたであることに
気付けますように。
 
 
ではでは。
 
 
 
 
 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク