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コンテンツメーカー主導だと売れない。

コンテンツメーカー主導だと売れない。
 
おそらく今日の記事は
自分で商品を作っている人には
面白くない。
 
さらにネタもない。ユーモアもない。
 
我ながら、今世紀最大に
つまらない記事だと思う。
 
が、ワタシがつくづく思っていることなので
つらつら書いていこうと思う。
 
 
 
さて。
 
 
ワタシは、お仕事として
モノだったり、セミナーだったり、
サービスだったりの商品を作る
 
「コンテンツメーカー」
 
をやることもある。
 
 
そして、
それらをお客さまに売る
 
「マーケター」
 
という立場になることもある。
 
 
どちらの立場も、
何十プロジェクトとやってきて
たどり着いているのは、
 
 
「コンテンツメーカー主導で
 プロジェクトを進めると、
 ビジネスとしては、絶対コケる」
 
 
というもの。
 
 
 
 
いやね。
 
 
「それを世に出すことに意義がある」
 
というものもあるし、
そもそも、ワタシ自身、
どちらかと言うと職人気質なので
コンテンツメーカー側の肩を持ちたい。
 
 
が!
 
 
売る人と作る人で話し合った時、
コンテンツメーカーの言い分を通すと、
ビジネスという意味においては、ヒャクパー外す。
  
 
これは、
 
「ワタシはマーケターとしても
 今まで色々と成功してきたから」
 
みたいな経験があったとしても、
いざ自分が商品づくりの側になったら、
とたんに売れなくなる。
 
 
一人でコンテンツメーカー(作る人)と
マーケター(売る人)をやっても、
まぁ、9割は小規模で終わる。
 
 
 
 
なぜか?
 
 
コンテンツメーカーは、
自分の専門分野において
 
「これ、すげー!!」
 
という、最高のものを出そうとする。
 
 
「自分にとってスゴイのだから、
 お客さまも絶対喜んでくれる!」
 
と、心から思ってしまう。
 
 
 
しかし、お客さまは
コンテンツメーカーが
凄いと思っているようなものは、欲していない。
 
 
 
だって、
 
年がら年中、「そのこと」ばかり考えている人の
その中でも濃密なネタに、
普通の人は着いて来れないし、着いて行きたくもない。
 
 
そんなに普段は考えてなくて、
たまたま見かけて手にするかどうかを判断してるのに
いきなり真髄みたいなものを提示されても
 
「なんか、わかんない」
 
となる。
 
 
 
お客さまはハイボールが飲みたいと
言っているのに、
 
 
「ウイスキーは、ストレートで飲まないと
 本来の味を愉しめない」
 
 
なんて言って、かたくなに
「本物」を提示しているようなものだ。
 
 
 
いや、分かるぜ?
  
 
「こんな軽いコンテンツを出したら
 浅い人に思われちゃう」
 
「せっかく出すのだから、
 自分にとって一番のものを出したい」
 
「同業者に、すげー!って言われたい!」
 
「こんな形では、出したくない」
 
「本質はそうじゃないんだよ」
 
「それは私が伝えたい事じゃない」
 
「私のブランドじゃない」
 
「僕が一番、ガンダムをうまく使えるんだ!」
 
 
って言いたい気持ちは。痛いほど。
 
 
でも、そんなエゴとプライドが
お客さまのニーズを見えなくさせてしまう。
 
 
 
もちろん、
 
「分かる人にだけ分かればいい」
 
「売れなくてもいい。ビジネスじゃない」
 
というのであれば、それは崇高だと思う。
 
 
 
でも、
 
自分ひとりでやっている趣味ならともかく、
誰かも巻き込んでビジネスにしようとしている場合は
お客さまのニーズに合わせた方がいいんだろう。
 
 
自分の出したいコンテンツを出して
それをガツンとヒットさせたい!というのは、
いわば、
 
 
「恋人いない歴イコール年齢だけど
 今のままの自分でモテモテになりたい!」
 
 
と言っているようなもので、
相手(お客さま)のことを
考えていないことになってしまうから。
 
 
 
 
違う違う、そうじゃ、そうじゃない。
 
 
「売れるためには、自分をなくせ」
 
「嘘をついてでも、なんとかしろ」
 
 
と言っているんじゃない。
 
 
自分の持っているものを最大限に活かし、
自分の持っていないものは取り繕わず、
お客さまが必要としているものに沿わせる。
 
そんな姿勢が大切なんじゃないかな?と。
 
 
 
しかし、それは自分だけでは見失うので
マーケターのアドバイスに従った方が
成果は出るのだ。
  
 
 
 
自分の考えた通りの商品で、
ババンとヒットさせることができるのは、
 
 
ごく一部の天才か、
 
たまたま時流に乗っかっちゃった時か、
 
すでに超有名な場合か、
 
自分のコミュニティ内での
洗脳が終わっている場合に限られる。
 
 
 
なので、
 
「大きなヒットを生みたい!」
 
「ビジネスとして成功させたい!」
 
というのが優先順位の上位ならば
マーケターにイニシアチブを取ってもらった方がいい。
 
 
 
と。
 
 
今、コンテンツメーカーとして
色々とやろうとしている自分に
言い聞かせるつもりで書いてみました。
 
 
 
 
な?
 
この記事自体は、普段と違って
 
「書きたいものを書きたい!!」
 
「読んでくれている人への
 サービスとか、あんまり考えてへん」
 
となってるから
普段より、つまらんやん?
 
 
つまり、そういうことなんやで(^^)/
 
 
 
ではでは。
 

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