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本当の「アリとキリギリス」。

『アリとキリギリス』っていう童話があるやん?
 
夏の間、遊んでいたばかりのキリギリス。
コツコツと地味に、地道に働いていたアリ。
 
冬になり、食べ物がなくなってしまうと、
キリギリスは飢え、アリは暖かに暮らす。
 
 
この物語に触れ、
「アリのようにコツコツと
 準備しておくことが大切」
とだけ考えるのは、ちょっともったいない。
 
 
だって、この物語のタイトルって
『アリとキリギリス』であって、
『アリかキリギリス』じゃないんだよ?
 
orじゃない。antでもない。andだ。
 
ましてや、僕らは人間。
四季を何度も繰り返す。
 
 
だから、
 
『いつかやってくる将来のため」と、
コツコツがんばることも、もちろん大事。
 
だけれど、その時にしか味わえない
人生の喜びを、ドキドキを、
楽しさを感じることも大切にできる。
 
 
『アリの生き方 or キリギリスの生き方」
 
じゃなくていい。
両方でいい。
 
 
一生懸命、人のために尽くし働き、
未来に備え。
 
そうしながらも、自分が生きている
命を、限界突破まで楽しんでいい。
 
 
晩年、
『ああ、働いてきただけの人生だった」
と後悔し、長生きだけするのと、
 
『あんなこともしたな、こんなこともあった」
と思い出に囲まれて天寿を全うするのと。
 
どちらが幸せかは、
本人にしか決めることはできない。
 
 
そして僕らは人間。
物語の中のアリでもキリギリスでもない。
 
 
めちゃくちゃ楽しいこともやりつつ、
未来も創ってゆくことができる。
 
 
「最近、心から自分を楽しませてなかったな」
 
「アリとキリギリスを、いつの間にか
 アリかキリギリスにしていたな」
 
と気づく。
 
 
 
昨日、畏友のライブを見て、思った。
 
この方は、誰よりもめっちゃめちゃ働く。
将来にも備えている。
 
でも、自分が主役になり、
今を楽しむことも忘れていない。
 
そんな姿にシビレた。
 
 
そう。だから。
 
 
今を、笑おう!
未来も、笑おう!
 
 
僕らは人間。
 
アリかキリギリスの
どちらかを選ばなくて良いのだから。ね。
 
 
 
ではでは。
 
 
 

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