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コトバ使いの予言

昨日、ふだんから大変お世話になっている方の
フェイスブックシェアから、
 
 
「フェイスブックの“いいね!”に加えて
 “よくないね”が追加されるかも!?」
 
 
ということを知った。
 
 
日経さんのコレね ↓
 
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM16H1C_W5A910C1EAF000/
 
 
 
この方針に関しては賛否両論あるのかもしれないけれど、
この記事を読んだ時に、個人的には
 
 
「あ、これは予想以上に
 フェイスブック住人が変化するな」
 
 
と感じたので、今回はそれをシェアしたいと思う。
 
 
 
今回の予言、、、、というか私の予想は、
あくまで個人的なものだから、
 
 
「絶対、こうなる!」
 
 
というわけじゃない。
 
 
その上で、普段からライターなどで言葉を使っている
 
「魔法使い」
 
ならぬ
 
「コトバ使い」
 
としての、いち意見として愉しんでもらえれば幸いです。
 
 
 
 
 
 
さて。
 
 
ずっと以前に、とある仲の良い友達から
 
 
「なんで、フェイスブックには
 リアルで充実してまーす!みたいな記事が多いの?」
 
「もっと色々あるだろうに、
 なぜみんなポジティブなの?」
 
 
と聞かれたことがある。
 
 
 
その時に私が回答したのは、たったひと言。
 
 
「それは、用意されているのが
 “いいね!”だからだよ」
 
 
というものだった。
 
 
 
 
つまり。
 
 
フェイスブックには、
“いいね!”(もしくは“LIKE!”)という
ボタンが用意されている。
 
 
で、せっかく記事なり写真なりをアップするからには、
できるだけ多くの反応を実感したいのが
にんげんってものだ(笑)
 
 
すると、アップする時に、どんな心理が働くか?
 
 
当然のことながら
 
 
「できる限り、みんなに
 “いいね!”と思われるようなことを書こう」
 
 
「ネガティブな事は“いいね!”と思われないだろうから
 フェイスブックでは、アップしないでおこう」
 
 
という方向に動く。
 
 
 
もちろん、実名で顔写真も本人のものを使うのが
基本ルールになっている、という効果も大きい。
 
 
なので、フェイスブックには
 
 
「やたらポジティブ」
 
「やたらリア充」
 
「やたら哲学っぽい」
 
 
というものが集まってくる仕組みになっている、
というわけだ。
 
 
 
 
ちなみに、「ツイッター」は「つぶやき」なので、
その時々に思ったことをアップする。
 
 
「会社行きたくねー!」というつぶやきは、
ツイッターには多いのに、なぜかフェイスブックでは
お目にかかれない。
 
 
 
「つぶやき」なので、本人の発信するものに
一貫性がないことも多い。
 
だって、「つぶやき」なんだから、それでいい。
 
 
 
 
「2ちゃんねる」になると、「チャンネル」なので、
テレビの周波数的な「区切り」であり、
水路・販路・ルートなどの経路、そして方向性になる。
 
 
なので、だれかが
 
 
「これって、〇〇じゃね?」
 
「〇〇が△△でワロタwww」
 
 
というお題を提供し、そこからたくさんの意見が
お題の方向性をもって「流れて」いくわけだよね。
 
(まぁ、全然方向が変わることもあるけれど)
 
 
匿名性であることも手伝って、
カオスな「脈」「路」を形成するのは、当然だろう。
 
 
 
こう考えると、名前とか、
そこの基本的仕組みに使われている言葉って、大事だよねー!
 
 
 
 
で、だ。
 
 
 
これからのフェイスブックで
 
「いいね!」以外に、仮に
「よくないね」が導入されるとどうなるか?
 
を妄想してみると。
 
 
まず、リア充アピールは減る。
 
 
なぜならば、せっかく背伸びして
 
「ワタシ、こんなに輝いているの!」
 
とやってた時に、たったひとつでも
 
「よくないね」
 
がついたら、背伸びしていた分だけ、心がポッキリ折れる。
 
 
なので、無理してリア充しなくてもいいや、となるだろう。
 
 
 
また、商業的にフェイスブックを利用している人以外は、
友達の数を制限していく可能性が高いし、
友達以外に自分のフィードを見せなくなる人も増えるだろう。
 
 
なぜなら、あまり知らないような人に、
流れ弾のように
 
「よくないね」
 
をもらったら、それだけで気分が悪い。
 
 
 
それなら、気持ち良く「いいね!」をしてくれる人だけに
自分の活動を公表していた方がいい。
 
 
「よくないね、は押さないでください」
 
 
といった自己防御に入る人もいるだろう。
 
 
(まぁ、たぶんフェイスブック側で相当配慮するだろうから
 いろいろと機能の設定もできるようになると思うけれど)
 
 
 
 
そして。
 
 
リア充アピール型が減る分、増えるであろう記事は、
 
 
「ネガティブ型」
 
と、
 
「投票型」
 
 
だと思う。
 
 
 
 
「ネガティブ型」
 
というのは、文字通り、
 
 
「こんなにひどいことがあった。
 よくないと思うでしょ?」
 
 
というお知らせ。
 
 
 
自分のガラスのハートを守るためには、
はじめから「よくないね」が押されるのが想定できるものを
アップした方がいい。
 
 
「いいね!」がもらえると思っていたのに
「よくないね」がつくのは、傷つく。
 
 
しかし、
 
 
「よくないね」がつくと想定していた記事に
「いいね」がついても、それは解釈に幅がある。
 
 
なので、もし今、私が思っているような
単純な「よくないね」が導入されるのであったら、
 
フェイスブックにはネガティブ記事が徐々に増えて行くだろう。
 
 
 
 
 
あとは、「投票型」。
 
 
「Aと思う方は“いいね!”
 Bだと思う方は“よくないね”を押してください」
 
 
ってタイプだね。
 
 
 
自分は意見の発信の中心に立つのではなく、
あくまで審判の位置どりをする。
 
 
「ワタシがこう思う!」
 
ではなく、
 
「みなさん、どう思います?」
 
 
という、中立の立場を取る人が増えるように思うけれど
実際はどうなるだろうね??
 
 
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
もちろんのことだけれど、
フェイスブックの運営側の方が、新機能の導入については
ものすごく真剣に考えているだろう。
 
 
 
「よくないね」ではなく、別の表現になるかもしれない。
 
機能によって、いろいろと変えられるかもしれない。
 
私が思いもよらないような、新しい発想を出してくるかもしれない。
 
 
 
いずれにしても、
 
もし「いいね!」だけじゃなくなった時は
フェイスブックのカラーとフェイスブック住人に
大きな変化がもたらされるだろう。
 
 
 
たまには、こんな妄想を広げても、面白いよね。
 
 
あなたは、どんな風に考えますか?
 
 
ではでは。

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