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燃料の言葉、火の言葉。

私自身の中で、どうも最近よく引っかかる考え方の、
ひとつの結論が出た気がするので、
今回はそれをシェアしたいと思う。
 
 
 
最近、よく
 
 
「がんばらなくていいんだよ」
 
「あなたは、あなたのままでいいんだよ」
 
「充分、あなたには価値がある」
 
 
というメッセージを目にすることがあるんだけれど、
個人的には
 
 
「いや、がんばらないと成長はできないんじゃない?」
 
「今の自分のままだと、
 それ以上の自分に出会えないんじゃない?」
 
「アイ ニード モア パゥワァーーー!!!」
 
 
と思っちゃうことが多かったんだよね。
 
 
 
 
好みの問題だけれど、やっぱり、
 
 
「がんばろう!」
 
 
というメッセージの方が、どうも好きだなぁ、
なんて、つい考えることが多かった。
 
 
 
 
そんな中、友人とのやり取りをしているうちに、
 
 
「ああ、こういう事なのかもしれないな」
 
 
と、なんとなく肚に落ちた感じがあった。
 
 
 
 
それは、
 
 
「がんばらなくていい、というメッセージは、燃料。
 そしてがんばれ!というメッセージは、火」 
 
 
という風に例える考え。
 
 
 
 
 
たとえば、自分が自動車だったとする。
 
自動車が走るためにはガソリンなどの
燃料が必要なのは、当然のことだ。
 
 
でも、その燃料は
満タンに入っているような時もあれば
ほとんどカラになっちゃっているような時もあるだろう。
 
 
 
人間も同じで、やる気というエネルギーが
満ち溢れている時もあれば、
 
 
「もうオイラはダメなり。。。」
 
 
と、しょぼんとしている時もある。
 
 
 
そんなケースバイケースで、
「火」と「燃料」のバランスを見極め、
それぞれ使い分ける必要があるんだろうな、
なんて風に考えられるようになった。
 
 
 
まぁ、ここまで書けば理解してもらえると思うけれど、
 
 
「やるぜ!うおおお!」
 
「燃え上がれ私の小宇宙!!!!」
 
 
と、自分の心が元気いっぱいの時は、
 
 
「がんばらなくていいんだよ」
 
「ちょっと休んだら?」
 
 
なんて言葉は、要らないわけだ。
 
だって、燃料は満タンなわけだから。
 
 
 
 
それよりも、
 
 
「よっしゃ!がんばれ!」
 
「駆け上がれ!お前の男坂!!」
 
 
みたいな「火」となる言葉が必要になる。
 
 
 
 
 
逆に、
 
 
「もう、ボクは、どうでもいいナリ。。。」
 
「生まれてきてごめんなさい」
 
 
という時に、
 
 
「いっちょ、がんばろうよ!!!」
 
「松岡修三さんが言っていたんだけれどさ!!!」
 
 
なんていう「火」の言葉を受け取ってしまうと、
自分自身が焼かれてしまう。
 
 
前に進む燃料がカラの状態で火をつけられても
前に進むどころか、エンジンが焼き切れてしまうわけだ。
 
 
 
 
だから、そんな時は
 
 
「がんばらないで、いいんだよ」
 
「あなたには、あなたの価値があるんだよ」
 
 
という「燃料」のメッセージを、まず満たす必要がある。
 
 
 
そんな風に思ったんだけれど、いかがでしょう?
 
 
 
 
ふぅ。
 
 
 
やっと、
 
「がんばらないでいい系」
 
のメッセージを理解し始めたかな?
 
とも思うんだけれど、やっぱり
 
 
 
「あなたのままで、何も変わらなくて
 それでドンドン豊かになってゆくんだよ」
 
 
なんていうのは、
 
 
「ホンマでっか!?」
 
 
と、いまだに思っているんだけれどね。笑。
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
今、あなたに必要なメッセージは
 
 
「燃料」となる言葉ですか?
 
「火」となる言葉ですか?
 
 
どちらも必要で、どちらも大切だと思います。
 
 
ではでは。

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