スポンサーリンク

〇活にひそむ罠。

今回の話は、別に大した話じゃないんだけど
なんとなく思いついたので。
 
 
巷には、いろんな「なんたら活」ってあるやん?
 
就活、婚活、妊活、腸活、
推し活、ヲタ活、朝活、終活、、、
 
 
知らんかったのだけれど、
 
ソー活(ソーシャルメディア活動)
涙活(泣いてストレス発散活動)
 
なんてのもあるらしい。
もう、めっちゃあるやん!
 
 
 
で、
 
その「〇活」って、
えてして「自分だけフォーカス」になりがちじゃない?
言葉的に。
 
 
「自分が」就職するという目的を果たす。
 
「自分が」結婚するという目的を果たす。
 
「自分の」朝が充実することを目指す。
 
 
っていう感じで。
 
 
 
個人的には、腸活とか推し活は、
誰かに迷惑をかけないかぎりは
自分都合だけでも、まぁ悪くないかもしれないと思う。
 
 
ただ、
 
誰かが関わってくることに関しての〇活は、
自分都合だけのフォーカスでいると
自分の目的を達せないばかりか、
どんどん自分の価値を下げていくことにもなりかねない。
 
 
とにかく、なにがなんでも
ハイスぺ異性を得ようとする婚活。
 
他人を蹴落としてまでも
自分のプライドを満たすための就活。
 
 
おいおい。
 
「相手がおること、忘れてない?」
 
っていう、超絶基本的なことを
「〇活」という言葉で何かを語る時、
人は忘れやすくなる気がする。
 
 
言葉の呪術的な要素で、
「〇活」と言うことで、その活動そのものに
フォーカスが当たるようになるからだろう。
 
 
もちろん、ここで言葉狩りをするような
それこそゲスなことをするつもりはない。
 
 
ただ、本人が気が付かないうちに
自分が自分に魔術をかけるような言葉には
気をつけた方がいいなぁ、と自戒する次第。
 
 
「〇活」は、楽しい。
 
ただ、それが自分の思い通りにならない時、
自分や、その対象にネガティブな感情が出てきたのなら、
 
 
「あ、活動そのものにフォーカスしすぎているかも」
 
「自分の都合だけで、相手のことを考えてなかったかも」
 
「手段が目的化しすぎちゃってたかも」
 
 
なんて、本来の自分が持っている
心や思いやりを取り戻してもいいかもね。
 
 
そうじゃないと、もっとも大切な活動のひとつである
「生活」を見失ってしまいかねないから。
 
 
ではでは。
 
 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク