新シリーズ【ネタネッコ】。
以前から何回か書いている
「ハラグロ・テクニック」
シリーズでは、人とのコミュニケーションを
円滑にさせる、腹黒い会話テクニックを
披露してきた。
おかげさまで好評を得ているのだが、弱点として、
「披露すればするほど、私自身の人格を疑われる」
という、とんでもない効果を生んでいる(笑)
今回のシリーズも、私自身の首を絞めるのは
間違いのないもので、なんで私は
「イバラの道」を歩もうとしているのか自分でも分からない。
でもまぁやって行こうと思う。
さて。
これまたおかげさまで、
日々書いている記事について、色んな人から
「よくまぁ、いつも色んなネタが書けますね」
「発想が良いですよね」
なんていうお褒めの言葉を頂く。
まぁ、本人を目の前にして、ネガティブなことを
いう人は少ないだろう。
(ましてや、私の記事の読者なんだから、
ハラグロテクニックも学んでいるわけだし)
でも、それを差し引いても、
ありがたい反応が返ってきているのも事実だ。
そこで、
ごくたま~に、になってしまうと思うけれど、
「私自身の発想の根っ子」
「ネタを生み出すための考え方」
を披露していこうと思って、新シリーズを
始めようと思った次第。
題して、
【ネタネッコ】シリーズ。
「ネタ」の「根っ子」で、「ネタネッコ」ね。
私の発想やネタの根っ子をさらすわけだから、
さらせばさらすほど、また自分の首を絞める気がして
しょうがないけれど、まぁ、やってみよう!
(本来なら、有料にしたい気持ちでいっぱいだ(笑))
では、第1回目の「ネタネッコ」。
「ものごとの本質をつきとめる枠組み」。
いろんな人にお褒めの言葉をもらう中で、
よく言われるのが、
「よくそんなところまで考えるよね」
というもの。
半分はあきれられているのかもしれないけれど、
一方で、
「けっこう、本質に迫っていると思う」
というご意見も頂戴する。
そして、
「そんな考え方、どう考えるといいの?」
なんて質問をもらうこともあるんだけれど、
今までは、あやふやに答えていた。
それを、今回披露しようと思う。
今回は、シリーズの説明が前半部分長かったので、
サクサクっと答えを言ってしまおう。
本質に迫りたい何かがあったとする。
たとえば、
「お金持ち」とか、
「モテること」とか、
「健康」とか、
「自由」とか、なんでもいい。
この、様々なお題に対して、
「お金持ちって、どういうことだろう?」とか、
「どうすればモテるんだろう?」とか、
「健康な人って、なんで健康なんだろう?」とか、
「自由に生きるためには、どうすればいいのかな?」
なんて考えていても、なかなか本質に迫れなかったりする。
脳内で、お題を主語に持ってきても、
ぐるぐると考えが広がって、全然まとまらないことの方が多い。
なので、ここで発想を変える。
お題をAとした時に
「Aとは?」
と考えていても、らちがあかない。
だから、お題を答えにするような文章を
脳内で繰り返す方がいい。
具体的には、
お題であるAは、文章の最後に持って行き、
こんな文章を脳内で繰り返す。
「□□ならば、例外なくAだ」
「□□な人は、例外なくAだ」
この「□□」に当てはまる言葉が見つかれば、
それは本質に迫った回答になることが多い。
先ほどの「お金持ち」で言えば、
「□□な人は、例外なくお金持ちだ」
という文章を脳内で繰り返し、
空欄の「□□」に入る言葉を探し続ける。
たとえば、
「学歴が高い人は、例外なくお金持ちだ」
うーむ、違うな。「例外なく」じゃないな。では…
「親が金持ちの人は、例外なくお金持ちだ」
これも違うな。じゃあ…
「宝くじに当たった人は、例外なくお金持ちだ」
全然違うなぁー…
みたいな感じ。
「モテる」でも同じで、
「外見がいい人は、例外なくモテる」
いや、外見はいいのにモテない人もいるぞ。では…
「面白い人は、例外なくモテる」
これもちょっと違うなぁ。盛り上げ役でモテない
なんて人は、たくさんいる…
「お金がある人は、例外なくモテる」
これも違う気がする。資産家なのにモテない
なんてことも、あるだろう。ではでは…
なんて感じで、考えていくんだよね。
すると、ある時、少なくとも自分には
しっくりくる空欄「□□」に埋まる言葉が
見つかったりするんだよね。
空欄に埋まる言葉は、単語じゃなくて
ちょっと長めの文章になることもあるけれど
「ああ!これだと例外がなさそうだ」
と、ジャストフィットする答えが見つかる。
そんな風にして私は発想して、
ネタを作っているんだよね。
(ちなみに、「お金持ち」も「モテる」も
私なりの回答は見つけているけれど、
今回は書かずにおこう。
ただでさえ、ネタをさらし過ぎなので(笑))
あなたも、なにかネタを見つけたい時。
もしくは、あなたにとって必要なものがある時、
「□□ならば、例外なくAを手に入れている」
みたいに考えて見て、その通りに
行動してみるのもいいかもしれないね。
ではでは。