先日、福岡でセミナーをやらせていただいたんだけれど、
その中で
「イグゼロに何でも、ノージャンルで
質問しまくるトークライブ」
っていうのがあったのね。
とにかく参加者は、私に何でも聞いていいぜ！
分かる限り、なんでも答える！
という、とてつもなく無謀な企画。
そうしたら、
イグゼロの中学時代は？とか
イグゼロが一番、経済的に人間関係的に
どうしようもなかった時からの復活法は？
みたいな話から始まり、
メガネの販売促進をするためには？
今後、発展するメディアは？
人類の歴史推移を大局的に見ると？
地球に調和が生まれるためには？
とか、
「おいおい、ホンマにノージャンルやな」
と、驚くほどの幅の広さでトークが繰り広げられた。
付き合って下さったみなさま、ありがとう！
で、
その中で、
「お金と時間を味方につける方法」
っていう話をしたので、今回はそれをシェアしたいと思う。
さてさて。
お金も時間も、使い方を誤ってしまうと
すぐに足りなくなってしまう大切な資源だ。
無駄遣いをしてしまったら、
いざ必要な使い道が出てきた時にお金がない！
なんてこともある。
また、やるべきことがあるのに、
ついついネットやテレビや趣味に時間を使ってしまい、
「しまったぁぁぁぁ～～～！！！！」
みたいになることもあるよね？
「今までそんなこと、体験したことないわ」
とは、言わせませんぜ？（笑）
お金も時間も、出来る限り味方につけて
大切なことに投下できるようにしたいもの。
そんな風に思った時にキーワードとなるのが、
「不便さ」と「便利さ」
なんだよね。
普通は
「なんでも、なるべく便利な方がいい」
と思うし、
「不便なものは、できるかぎり排除したい」
みたいに考えてしまうだろう。
でも、
お金と時間を味方につける時には、
「あえて不便にする」
「このポイントでは便利にする」
ということを意識すると、とってもスムーズに行くこともある。
例を出してみよう。
前も書いたかもしれないけれど、私は
札入れと小銭入れを分けて使っているのね。
これが、実にいい！
なにしろ、不便、面倒くさい！（笑）
なるべく
「小銭入れだけで、なんとかならんか」
「札を出さないでどうにか」
みたいに思うのが、結果として
衝動買いを防いでいるように感じる。
また、ポイントとかはつくのかもしれないけれど
基本、クレジットカードは使わない。
「お金を払っている」
という実感を持っていたいし、
お金が財布から減っていったら補充するという
不便さ、面倒くささを大切にしている。
同じような理由で、
あえて自動引き落としにしていない支払いもある。
無駄遣いを避けるためには、
なるべく不便に、面倒くさく！
を意識すると良いだろう。
時間に関しても同じだ。
集中して仕事をしなければならない時ほど、
ついついネットを見たくなったりするものだ。
これは
「期末テスト時期になると
掃除したり卒業アルバム見ちゃう症候群」
として、学会にも発表されている（笑）
なので、
集中したい時は、私はあえてネットの回線を切る。
ＬＡＮケーブルを外しちゃったり、
モデムの電源を切ったりする。
すると、つい見たくなった時にも
「あ、そうか、今ネットにつながってないんだった」
と、一度ネットの誘惑を思いとどまるクッションができる。
それだけのことでも、けっこう仕事がはかどるから
面白いものだ。
そして。
逆にハラグロく言うと。
自分にお金を支払って欲しい場合は、
なるべくお客様に便利にした方が、
お客様は支払う頻度や金額を多くしてくれる。
たとえば、現金だけじゃなくて
銀行振り込みやクレジットカードも対応して、
しかも後払いもＯＫ！みたいにするとかだね。
大手企業などがやっていることも、同じだ。
いたるところに自動販売機が置いてあるのも、
パチンコが、指ではじくタイプから
ダイヤルをひねれば球がジャンジャン
消費されるようになったのも、
ワンクリックでネットショッピングが
完了するようになったのも、
できるかぎり「便利」を提供することで
お金を使う心理的ブロックを通さないようにしている
ということになる。
（企業努力として、素晴らしいとは思うけれどね）。
時間に関しても、
スイッチを入れるだけで面白いテレビ番組がやっていたり、
クリックひとつでメインページが表示されたりするのは、
それだけお客様の時間を、
自分の方に使ってもらうようにするための工夫だ。
「えええーーーっ！！！？
そんなにハラグロいの、イヤーーーっ！！！」
って思うかもしれないけれど、
お客様のニーズに応えているうちに、
自然にそうなった（部分もある）ので、そんなに悪いわけじゃない。
ただ、
私たち個人としては、何も意識しないままでいると、
誰かが作ったレールに従って、お金も時間も使っているうちに
人生が終わっていましたよ、なんてことにもなるから
お互い気をつけたいものだよね。
さてさて。
あえて不便にしてみる。
徹底的に便利を追求してみる。
それを上手にコントロールすると、
お金も時間も、あなたに味方するようになっていくと思うよ。
私もがんばります。
この記事を読むのに時間を使ってくれてありがとう！
ではでは。
YouTubeでも話しました。