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「存在給」とか軽々しく言うな。

今回の話は、特に私見というか
「ところにより敵を作るでしょう」的な。
「ところにより血の雨がパラつくでしょう」的な。
 
でも書くけどな。
 
 
えー、前回「ビジネスの6つの要素」として
 
・マネージメント
・セールス
・集客
・コンテンツ
・サポート
・資金提供調達
 
があって、
 
「それがバランス取れてないと
 ビジネス難しいで」
 
「あとな、上に書いた順で
 発言権ないと崩壊するで」
 
と書かせていただきやした。
 
これね↓

「イグさん、私ビジネスがんばってるのに  あまり成果が出ないんです」   「チームでビジネスやっているんですけど  私ばっかり仕事し...
 
 
で、
 
ビジネスプロジェクトがぶっ壊れたり、
停滞するのを100件以上は見てきたけど、
つまるところの原因は、
 
「マネージメントが機能しなくなった」
 
に尽きる。
 
 
 
いやね。
 
 
お金の配分トラブルが直接原因第1位だし、
 
個人事業から発展したものの
その個人がマネージメントできなかったり、
 
サポート役がないがしろにされたり、
逆にサポート役が強大権力を握ったり、
 
資金がいきなりはがされたり、
 
集客担当が実力不足で
お金ばっかり使って成果出さなかったり、
 
セールスがふんぞり返ったり
(あれ?これでダメになることあんまりないな)
 
コンテンツメーカーが
自分の力だけで食わせてると錯覚したり、
 
主要なメンバーが分裂したり、
 
 
と、いろいろと原因はある。
 
 
 
ただ、それら全部をひっくるめて、
結局は、
 
「マネージメントができてなかった」
 
というのが、すべての原因。
 
 
 
マネージメント役が、
 
そのプロジェクトのコンセプトをしっかり見極め、
 
お客様が欲しがる商品サービスにし、
 
チームのコミュニケーションを最大化し、
 
ひとりひとりのやりがいを引き出し、
 
適材適所に持って行き、
 
実力不足の人を排除し、
 
お金の配分を可能な限りみんなに納得してもらい、
 
聞く耳を持ち、
 
そして、内外の信頼を得る。
 
 
 
それができていれば、
そのビジネスはうまくいく。
 
(ま、言うは易し行うは難しだけど)
 
なので、ビジネスのすべては
マネージメント役という指揮官がどう在るのか?
という話で決着する。
 
 
 
ダメな人が指揮を取ったら
そのビジネスは停滞する。
 
ビジネスの規模は、
指揮官の器で決まるといっていい。
 
 
 
 
でだ。
 
ここからが、非常にひねくれた
ワタシの私見なのだが。
 
 
 
ちまたに「存在給」みたいな話ってあるやん?
 
 
「存在しているだけで価値がある」
 
「だから、お金が受け取れる」
 
 
みたいな?
 
 
 
個人的には、その考え方は、
 
「は?よくわからん」
 
である。
 
(もちろん、そう考えている人は
 そのままでいいとも思うが)
 
 
 
「存在しているだけで価値がある」
 
 
それはその通りだ。
 
人は、どんな人であろうと
その在り方において価値がある。
 
それがたとえ、
多くの人類が顔をしかめるような
生き方であったとしても。
 
 
 
ただ、
 
「だから、お金が受け取れる」
 
は、飛躍しすぎだ。
 
 
 
なぜなら、お金は社会的な存在だからだ。
 
 
お金は、ある一定の場において
 
「さまざまな価値と交換できるもの」
 
と、双方が理解している時に機能するツールだ。
 
 
なので、交換できる社会的な価値がないかぎり、
お金は回ってこない。
 
 
 
もちろん、誰かが誰かに
何もしてもらってないのにお金を払うこともあるだろう。
 
 
家族とか、
 
惚れた異性とか、
 
あなたが「信仰」する存在とか。
(これは宗教に限らない)
 
 
ただそれは、その本人が
 
そこに至る関係性や下心や希望、期待といった
 
「ストーリー」
 
に価値を見出したからで、決して
 
「何もしなくなったからお金が増えた」
 
わけではない。
 
 
 
「存在しているだけで価値がある」
 
 ↓
 
「だから、お金が受け取れる」
 
 
の間には、
 
「誰かがあなたにストーリーを見出した」
 
があるから起こることなんじゃよ(私見)
 
 
「いえ、私はその人に何のストーリーも
 見出していないですけど、お金払ってます」
 
という人は、たぶん菩薩です。
 
 
 
 
 
で、だ。
 
話がとんでもなく長くなっているが。
 
 
 
個人的には、この「存在給」を支払いたい!
と思う第1位は、
 
 
「偉大なマネージメント役」
 
 
である。
 
 
 
その人がいないと、
マジでプロジェクトがぶっ壊れる。
 
 
ふだんは何も実作業はしていないけど、
「あの人がいる」とみんなが思っているから
チームがまとまっている。
 
 
なんの発言がなくても、
その人の「その人イズム」で
ビジネスが進んでいく。
 
 
 
そんな偉大なマネージメント役には
こちらからお願いしてでもお金を払いたい。
 
 
今のところ、そんな存在給の人は、
4人くらいしか会ったことがないけど。
 
 
そんな人は、
ビジネスマンというくくりで見た時にも、
純粋に人としても本当にスゲェなぁ、と思う。
 
 
 
、、、ってことで、
何を伝えたいのかがブレてるかもだけれど、
 
 
それだけマネージメントというか指揮官ってむずかしくて、
究極的にはそれは「王」みたいな存在だと思っているよ、
という話。
 
 
なので、家族などの特別な関係か、
友達の一時的なピンチとかは別として、
 
「存在給」を得るのって、
そんな生半可にフワフワ言えるもんじゃなくね?
 
と、個人的には思ってまする。ってこと。
 
 
 
ワタクシは、3次元という大地で生きていたい!
と心から思っている人なので、
また違う意見や実体験を持っている人もいると思います。
 
 
なので、異論は認めまくる。
 
戦うつもりはないので、ワタクシという
いち個人の狭い視野だととらえていただければ。
 
 
そんなわけで、ではでは。
 
 
 
 

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