先日、
『デキない人のお金の使い方 デキる人のお金の使い方』
の著者である竹松さんと飲んで来たのね。
彼とは10年くらい前から、お互いに
「もっと、世の中をアッと言わせようー!」
と、ビジネスで苦楽を共にしてきた仲なので、
会うのは久しぶりだったんだけれど、会った時から
まるで昨日も会っていたかのようにフラットに話すことができた。
10年前は
「ビッグマウスだけど、いつか何かやりそう」
な人だったのが、今では東京、大阪と
それぞれ1,000人近い人たちに講演会をするほどの
本当に「ビッグ」な人になった。
彼から言わせると、
それも「まだまだ」なのかもしれないけれどね。笑。
で、
そんな彼との会話の中で出てきたのが
「豊かな人がやっているゲーム」
の話だった。
彼の言葉をそのまま伝えると、
「豊かな人は、
人の欲求を満たすゲームをしている」
という表現をしていた。
ビジネスの根幹の部分なんだろうけれど、
人が求めているものを研究し、リサーチし、
そこを満たすことに情熱を注ぎ続け、
そして、その人の欲求を満たすことによって対価を得る。
そんな「ゲーム」をしているんだ。
と言う事だった。
陰で、ものすごい努力をしているのを知っているからこそ
その過程を「ゲーム」と表現しているところに、
彼の美学を感じてしまったわ。
そして。
彼とそんなやり取りをしている中で、
「ああ、私が好きなタイプのお金持ちと、
そうでないお金持ちがわかったぞ」
と気づいて来た。
世の中にはお金持ちもいて、
その中の何人かとは、私も交流がある。
でも、その中で
「この人、好きだわー!」
と言う人と、
「あの、もう会わないでいいですか?」
と心の中で、ザ・グッバイを告げる人がいる。
その違いは、おそらく
「誰かを満たそう」
としているかどうか?
というポイントなんじゃないかな?なんて思った。
もちろん、ビジネスなので対価を受け取ることは
なんの問題もないと思う。
その上で、
「相手の欲求を刺激して、
相手からお金を奪おう」
としている人は、あまり好きになれない。
まぁ、その方が
てっとり早くお金持ちにはなれるし、
世の中には
「私を満たして!」
と言いながら、実は
「私から奪ってください」
と行動している人も多いので、
需要と供給という意味でも、
「奪う人」
に、文句を言うつもりはない。
ただ、私は好かん、というだけだ。
そうではなく。
相手を満たし、
相手の感情のコップからあふれた分だけ
対価をいただく。
そんなスタンスでやっている人は、
やはりステキだと思うし、なんとなく
会った時から
「豊かさオーラ」
が出ているような気がする。
相手の欲求を刺激して、
「喉が渇いているのか?
それなら、ここにあるぞ」
と、お金や権力、お得というエサをチラつかせて、
相手が感情のバランスを崩したところで、
感情のコップからこぼれたエネルギーを
対価としてかっさらってゆく。
そんな人は、あまり好きになれないし、
その人がどんなにお金持ちだろうと
人脈をもっていようと
「バイナラ」
と、離れて行きたくなる。
お客さまを豊かにして、お客さまに
「ひとりトリクルダウン」
みたいなものを起こさせて、対価をもらう。
そんな方が、長くお付き合いできるし、
いいなぁ、と思う。
そして、それを「いいなぁ」と思っている私が
どれだけ目指す形をできているのかを、
また、あらためてチェックしたいと思う。
竹松さん、ありがとう!
また、ガツッと飲みましょう~~!!
ではでは。