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特急券依存症。

今回はワタクシの完全なる好みの話。
 
えと、誰か特定の人の誹謗中傷ではございませんし、
これを読んでいるアナタは、まったく当てはまりません!
 
 
ので!!!
 
いいな?わかったな?
 
「これ私の事?」
 
とか、1ミリでも思うなよ?
誰も攻撃してないからな!?
 
 
 
 
ってなワケで、さて。
 
 
いつも言っていることだけれど、
人はどう生きてもいいと思ってるし、
その中で馬の合う人と楽しい時間を送ればいい。
 
 
、、、んだけれど、その中で、ワタクシが
どうしても馬が合わないのが、
「特急券依存症」の人でございます。
 
 
 
え?
 
何それ?
 
他にもグリーン車依存症とかあるの?
 
 
 
 
いや、そうじゃなくてさ。
 
 
 
 
特急券依存症ってのは、ワタシが今作った言葉だから
読み終わったら記憶から消去していいよ。
 
 
 
で、特急券依存症。
 
 
それは、コツコツの努力という「種」をまかずに、
成功や賞賛という「果実」を得ようとする気質。
 
 
 
 
いやね。
 
 
誰だって面倒なことをするよりも
手っ取り早く成果が欲しいから、
度が過ぎてなければいいと思う。
 
 
 
今回言っているのは、
そんな「特急券」にバリバリ依存している人のこと。
 
 
 
具体的には、
 
「特急券」を使って、他の人へマウント取ろうとする人。
 
あるいは、そのような「果実」をぶらさげて
逆に食い物にするような人。
 
そんな人は苦手、ってハナシ。
 
 
 
 
この「特急券」の具体例としては、
 
 
・「安全空間での特別体験」
 
・「有名人や権力者とのコネクション」
 
・「安易なスピリチュアル」
 
 
などが挙げられる。
 
 
 
 
「安全空間での特別体験」ってのは、
たとえばセミナーとか、断食とかお寺の修行体験とか
普通は行けない場所に行ったりとか?
 
まぁ、セミナーを開催しているワタクシとしては
ブーメランにもなりかねないんだけれど。笑。
 
 
 
そういった特別体験は、もちろん素晴らしい。
自分にとって、多くのきっかけになるだろう。
 
ただ、それはあくまで「きっかけ」であって、
そこから現実に活かさなければ、
観光旅行と変わらない。
 
 
お金を払ってできることで、
「私は特別な人間になった!」なんて思うのは
勘違いだからやめた方がいい。
 
人にマウントを取る材料にするのではなく、
現実世界で自分が欲しい成果を出すことに注力しませう。
 
 
 
 
また「有名人や権力者とのコネクション」
も特急券になりがち。
 
 
もちろん、普通に仲良しな人が
たまたま有名だったり、社会的影響力がある場合は
まったく問題ないと思う。
 
 
でもそうじゃなくて、
自分からそう言った人たちに擦り寄り、
そこでの仲を他の人にことさらにアピールして
マウントを取ろうとする。
 
そんな特急券依存症は
正直、「アンタがすごいわけじゃないやん」と
冷めてしまう。
 
 
ミーハー気分で、ついワイキャイしちゃうのは分かる。
ワタシだってそうだ。
 
ただ、それを計画的に、継続的にやるのは
「自分を大きく見せたいシンドローム」
なんじゃないかな?なんて思ったりもする。
 
 
 
 
そして、「安易なスピリチュアル」。
 
 
これが一番誤解されやすいと思うけれど、
個人的にはスピリチュアル的なことは素晴らしいと思う。
 
人の営みに切っても切り離せないほど
密接に関わっているとも思っている。
 
 
なので、ここで言っているのは
「安易な」というもの。コレを強調しておきたい。
 
 
 
スピリチュアルは、本来はピュアなもの。
 
 
 
ただ、使い方をねじ曲げると
 
「いきなり特別な人」
 
へ変身できる道具にも、なり得る。
 
なぜなら、実体がないから。証拠がないから。
(今回はあえてそう表現)
 
 
 
何者でもなかった人が、
 
「私は特別な霊的存在から認められた!」
 
と自己申告してしまえば、
インスタントに特別な人になれてしまう。
 
 
もちろん、その化けの皮は
たいてい見透かされるのだけれど
コツコツがなくてもマウントを取れたり、
さらに病んでいる人からお金を取れたりもする。
 
 
そんな、ごくごくごく一部の人たちのせいで
スピリチュアル = あやしい
みたいになっているので、
スピリチュアリストさんたちは、怒っていい案件だと思う。
 
 
みんなで訴えようぜ!レッツ団結!(嘘)
 
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
他にも「特急券」になり得るものは
いくつもあるだろう。
 
 
そのいずれも、無価値感や劣等感が
心にべっとりと貼り着いている人には
甘美な誘惑となる。
 
 
非日常体験も、有名人も、スピリチュアルも、
それそのものには、なんの悪意もない。
 
 
 
ただそこに近づく人の心に
 
 
「みんなに認めてもらわなきゃ!」
 
「あいつらを見返してやる!」
 
「早く!一刻も早く!努力している暇なんてない!」
 
「私は無価値なんかじゃない!それを証明しなきゃ!」
 
 
という闇のささやきがあるから、
それらを「特急券」として活用したくなるだけだ。
 
 
 
そして、そんな特急券依存症だった人が、
また自分のコピーを作るために
自分自身を「特急券」として商売にしたりもする。
 
大変ですね。世の中。
 
 
 
 
、、、っと、まあ。
 
 
ここまで書いておいてなんだけれど、
私がそんな「特急券依存症」の人が苦手なのは、
私自身が「特急券」に魅せられている一面があるからだろう。
 
そして、自分よりも上手に特急券を使っている人に
針で刺されるようなチクリとした痛みを
感じているのだと思う。
 
 
 
人はどんな生き方をしてもいい。
 
そして、ワタシが苦手意識を持つのは、
自分の生き方の投影を、そこに見る人たちなんだろうね。
 
 
 
お前はどうしたい?返事はいらない 。
by 米津玄師
 
 
 
ではでは。
 

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