なんか最近、立て続けに
「10周年」という文字が目に飛び込んでくる。
SNSの代名詞とも言える「Facebook」が、
今年10周年を迎えたらしい。
日本でのブログの中では、たぶん最も有名な
「アメブロ」も、10周年。
関東圏で電車を乗る時に使うカード
「Suica」も、今年10周年。
ちょっと別のところでは、
「ドラえもん」の声優さんが変わって
もう10周年も経つそうだ。
(個人的には、ドラえもんが一番衝撃だった。
もう10年も経つの?みたいな)
あまりにも目に着くので、他も見てみたら、
六本木ヒルズは、11周年。
ディズニーシーは、13周年。
音楽を聞くipodも、13周年になるそうだ。
あなたの年齢によって
感じ方は違うかもしれないんだけれど、
「ああ、10年経つのかぁ」
と、感慨深くなるものも、あるんじゃないかな?
で、
当たり前の話なんだけれど、
ここに書いたもの、全部10年前
(あるいは11年とか13年前)には、
社会には、まったく存在していなかったものなんだよね。
でも、いつの間にか社会に浸透し、
人によっては
「コレがあるのは、当たり前」
みたいに、意識すらしないものもある。
ということは。
今、影も形もないものが、
10年後には、人々の「当たり前」になっている。
はずだよね?
それが何なのかは分からないけれど。
今、産声をあげた製品やサービスが、
次世代のスタンダードになっている。
あらためてそう思うと、
なんか不思議な気持ちになるし、
ちょっぴりワクワクもする。
そんな「未来のスタンダード」を作りだすのは、
もしかしたら、あなたかもしれないし、
あなたの知っている誰かかもしれないし、
私の可能性もある。
なんか面白いよね。
まぁ、そんな大それた存在に
なっていなかったとしても、
そう考えると、
「10年後にどうなっているかなんて、
個人レベルでも、全然わからないなぁ」
なんて風にも思う。
私たちは(あなたが使っているかは別にして)
日常的にスマホを使い、
Facebookを見て、
アメブロにブログを書き、
ipodで音楽を楽しみ、
Suicaを使って電車に乗る。
そして、たまには
六本木ヒルズに行ったり、
ディズニーシーに行ったりも
するかもしれない。
その全てが、たかが十数年前には
ひとつとして経験できないことだった。
だとするならば、
あなたの中にも、私の中にも、
今は影も形もないような「まだ見ぬ自分」がいて、
10年後には、まったく別の人生を
送っている可能性も、なくはない。
面白いよね。
今、あなた自身が、今のあなたの生活に
満足しきっているかは、わからない。
もしかしたら、
「もっとこうなればいいのに・・・」とか、
「なぜうまくいかないんだろう・・・?」なんて、
頭を悩ませていることもあるかもしれない。
でも、ある時ふと「まだ見ぬ自分」が目覚め、
今までは想像もしていなかった世界に足を踏み入れ、
それが「あなたのスタンダード」になるかもしれない。
今の延長が、未来であるとは限らないし、
今の延長を未来にしなければならない束縛はない。
世間を見渡し、自分をみつめ、
10年後に今を振り返った時に
「ああ、あの頃は、あんなことを大切にして、
あんなことに悩んでいたんだなぁ」
と、愛しく思いだせるようになりたいものだよね。
今回は、あまりオチがないなぁ。
たまには、こんなゆるいのもいいでしょ?(笑)
ではでは。