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この世で最も難しく、大切なパラダイム

なぜかはよく分からないけれど
おかげさまで、人様の相談ごとを
請け負わせてもらうことが多い。
 
 
相談する人も様々で、
相談の内容も様々なんだけれど、
 
相談に乗っている中で、
 
 
「あー、この考え方を変えれば、
 相当ハッピーになれるのに」
 
 
「持っているパラダイムの
 たったひとつを変えるだけで、
 相当、世界は広がるのに」
 
 
と思うポイントがあるんだよね。
 
 
 
 
 
 
まぁ、私も偉そうなことは言えないんだけれど、
私の周りにいる、自分なりの幸せをつかんでいる人は
何らかの形で、必ず持っている考え方(パラダイム)で、
 
 
「なんでうまく行かないの!?」
 
 
と、いつも頭を抱えている人には、
どうやっても伝わらないパラダイムがある。
 
 
 
 
私も、そんな大層な人生を送ってきたわけじゃないんだけれど、
 
 
どうやら、今まで自分が触れてきたパラダイムの中で、
最も変化させるのが難しいパラダイムのひとつが、
これから紹介する考え方のようだ。
 
 
 
 
たしかに、
 
私自身、なかなか受け入れるのに
時間がかかったパラダイムだし、
 
ジャンルによっては、
いまだに受け入れることのできない考え方なので、
たくさんの人が拒否をするのも、痛いほどわかる。
 
 
 

 
 
ただ、
 
 
このパラダイムを手に入れない限りは、
よほどの強運に恵まれない限り、
なかなか満足のいく状態には、なりにくい。
 
 
 
そんな風に、強く感じるパラダイムがあるので
今回は、それをシェアしようと思う。

 
 
 
 
 
 
ずいぶんと引っ張ったけれど、
言葉に表すと、とてもシンプルだ。
 
 
 
それは、
 
 
リソース(resource、資源)と
リザルト(result、結果)との関係のパラダイムだ。
 
 
 
 
相談に乗っていて、いつも何かでうまく行かない人は
 
 
「 resource & result 」
 
  
を求めている。
 
 
 
 
どういうことかと言うと、
 
「わたしは、コレ(resource)を使って
 幸せになりたい(result)んです」
 
 
と、「使う資源」と「得たい結果」の両方に
こだわるというパラダイムだ。
 
 
 
 
ここで言っている「resource」は、
とても広い意味なので、
 
「資源」の他に、「ツール」「手段」「状態」と
言いかえてもいい。
 
 
 
 
用いる資源、ツール、手段、状態にこだわり、
かつ結果にもこだわる。
 
 
これが、あまりうまく行かない人が手放すことができない
とても根強いパラダイムだ。
 
 
 
これは、健康でも、ビジネスでも、
恋愛でもあてはまる。
 
 
 
つまり、
 
 
「私は、ポテトチップを食べ続けてダイエットしたい」
 
 
とか、
 
 
「私は、指人形ビジネスで、巨額の富を手に入れたい」
 
 
とか、
 
 
「今のままの私で、モテモテになりたい」
 
 
といった感じ。
 
 
 
 
 
 
たとえば、
 
「ポテトチップの代わりに、サラダを食べれば?」
 
「指人形ビジネスよりも、こちらのビジネスはどう?」
 
「異性について、ちょっと学んでみるのはどう?」
 
 
とこちらが提案しても、
 
 
 
「いや、ポテトチップを食べ続けるのは変えられません。
 他の食生活も、生活習慣も変えるなんて考えていません。
 それでもダイエットする方法を教えて下さいよ」
 
 
「いや、指人形ビジネス以外のビジネスは、
 やるつもりはありません。
 これで億万長者になる方法を教えてください」
 
 
「異性について学んだら、私が私じゃなくなっちゃいます。
 おしゃれとか、コミュニケーションとかもやったら
 私じゃない。
 それでも、異性が私を好きになる方法を知りませんか?」
 
 
 
と、頑として譲らないわけだ。
 
 
 
 
まぁ、ここで例を出したのは、極端な例だから
 
 
「そんなことにこだわっても、しょうがないでしょう?」
 
 
と、思うかもしれない。
 
 
 
 
でも、けっこう多くの人が、
 
 
「資源にも、結果にもこだわる」
 
 
という“罠”にはまっているように感じるんだけれど、
あなたはどう思うだろう?
 
 
 
 
 
もちろん、あなた自身が
 
 
「これだけは、本当にゆずれない」
 
 
「どんなに時間がかかってもいいから、
 私の全生涯をかけて、資源にも結果にもこだわりたい」
 
 
というものが1つ2つあってもいいと思う。
 
 
 
ただ、この
 
 
「 resource & result 」
 
 
のパラダイムは、相当苦痛を伴うパラダイムだということは
知っておいても損はないと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
対して。
 
 
 
 
自分なりの幸せをつかんでいる人のパラダイムは、
 
 
「 resource or result 」
 
 
のパラダイムで生きている人が多い。
 
 
 
「得たい結果のためには、資源や手段は柔軟に考える」
 
もしくは、
 
「資源や手段にこだわりたいから、結果はどうでもいい」
 
 
と、リソースかリザルトの、
どちらかを手放すというパラダイムだ。
 
 
 
 
これは、相当ハッピーになる可能性が高い。
 
 
たとえば結果にこだわるのであれば、
 
 

「健康になりたいから、
 今までやったことのない生活習慣を始めよう」
 
 
とか、
 
 
「お金持ちになりたいから、
 手段はできるかぎり柔軟に取り入れよう」
 
 
とか、
 
 
「異性に振り向いてもらうために、
 まずは自分にできるところから変えていこう」
 
 
という場合。
 
 
 
 
 
 
 
あるいは。
 
 
資源や手段にこだわるのであれば、
 
 
 
「ポテトチップは手放せないから
 ある程度太ってしまうのは受け入れよう。
 ああ、おいしい。幸せ」
 
 
とか、
 
 
「指人形は、私のすべてと言っていい。
 お金はどうでもいいから、
 指人形の世界に、どっぷりハマろう」
 
 
とか、
 
 
「私は私のままでいい。
 異性には振り向かれないかもしれないけれど、
 今の自分で、充分に幸せ」
 
 
と、結果を手放せた人は、それはそれで幸せだ。
 
 
 
 
 
そして、
 
 
「 resource or result 」
 
 
の人は、最終的に、両方を手にすることも多い。
 
 
まずは結果を手に入れたあと、
視野が広がった状態で、自分の好きな資源・手段に
こだわることができるようになる場合も多く、
 
 
また、結果をあまり意識しなかったけれど、
いつのまにか、資源や手段に対する情熱が
結果を呼び込むことも、なくはない。
 
 
(さすがに、ポテトチップスダイエットは、
 現時点では難しいようにも思うけれど(笑))
 
 
 
 
 
なので、
 
 
資源と結果の両方にこだわると
 
「二兎追うもの、一兎も得ず」
 
という状態になりやすく、さらにストレスもためやすいので、
 
 
 
はじめは、リソースかリザルトの
どちらかにフォーカスすると
満足を得やすいのは、まず間違いがない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、ここまでの話を聞いて、
 
 
「ああ、なるほどなぁ、
 自分も両方を望んでしまっているなぁ」
 
 
「できるかぎり意識して、頑張れる範囲で
 まずどちらかに力を入れるようにしよう」
 
 
と思える人は、すでに
 
 
「 resource or result 」
 
 
のパラダイムを(なんらかのジャンルでは)
手に入れている人なんだよね。
 
 
 
 
たいていの人は、 
 
 
「ああ私には関係ない話だな」
 
 
「私は大丈夫」
 
 
という感想を抱いてしまうのが、
このパラダイムを伝える際の、
最大の難所なんだけれどね(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
かく言う私自身も、
 
まだまだたくさんのジャンルで
 
 
「 resource & result 」
 
 
のパラダイムを持ってしまって、
うまく行かなかったり、ストレスを抱えてしまうことも多い。
 
 
 
できるかぎり、柔軟なパラダイムを持っていけるよう
がんばっていきたいと思っております(笑)
 
 
ではでは。
 

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