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やりたいことと現実のチグハグは。。。

今回は、先日友人と話をしている中で、
その場で「降ってきた」話をシェアしたいと思う。
 
 
 
その時に話していた友人は、
複数の部下を率いて自分で事業をやっている人。
 
 
ビジネスの面でも相当レベルが高いし、
個人のレベルでも、相当ストイックな人物だ。
 
 
日々、知識の向上に努めているし、
肉体的にも日常的に山をかけのぼったりしている。
 
 
もちろん、対人関係、コミュニケーションにおいても
優れているし、愛情深い。
 
 
  
そんな人だから、
 
「いつも考えている事も、普通の人とは違うのかな?」
 
と思っていたところ、やはりレベルの高い話が
飛び込んできた。
 
 
 
 
 
 
彼が話してくれた話を要約すると、こんな感じだ。
 
 
「イグゼロさん。
 私には、やりたいことと言うかビジョンはあるんです。
 
 ただ、普段やっていることが
 いつもビジョンにマッチしているのか?というと
 そうでもないんですよ」
 
 
 
「ふとした時に
 
 “あ!今はビジョンにマッチしている!”
 
 と思う時もあるのですが、その次の瞬間には
 また外れてしまうような感覚なんです」
 
 
 
「どうすればいいと思います?」
 
 
 
 
さて。
 
 
あなただったら、そんな質問をされたら
どう返答するだろう?
 
 
 
 
 
 
 
 
けっこう、レベル高くね?
 
 
答えるの、むずかしくね?
 
 
 
 
 
 
 
その中で、その時たまたま私に「降ってきた」答えは、
こんな感じだった。
 
 
 
合っているかもしれないし、間違っているかもしれない。
 
 
でも、何かのインスピレーションにはなるかな?
と思うので、その時、私が彼に返答した話をしておくね。
 
 
 
 
 
 
 
 
その時に、私が彼にした話は、2つだった。
 
彼に話しかけたように、ちょっと書いてみる。
 
 
 
 ・
 ・
 ・
 
 
もし、普段自分がやっている事が
自分のビジョンと言うか、本当にやりたいこととズレていても、
それほど気にしなくていいじゃないかな?
 
 
 
たぶんあなたが本当にやりたいことって、
抽象度も高いし、けっこう大がかりなもののはず。
 
 
そんな「本当にやりたいこと」という壮大なものから見れば
日常生活でのズレなんて、実は大したことないんじゃないか?

 
 
 
 
たとえば、夜空に北極星ってあるじゃない?
 
 
北極星から見たら、
今の自分が右に行こうが左に行こうが
ほんの少し立ち止まっていようが、
 
 
そんなささいな動きは、
もう「誤差」の範囲なんじゃないかなぁ?
 
 
 
 
もちろん、ずーっと違う方向に進み続けたら
行きつく先は全然違うものになる。
 
 
 
 
でも、
 
「自分は、こうやりたい」
 
という思いがある時点で、
ずっと違う方向に進み続けるなんてことは、ありえない。
 
 
 
だから、そんな「誤差」は気にしないで、
日々やれることをやって、ジグザグにでも進むのが
やっぱりいいと思うなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
別のたとえで、もう1つ。
 
 
 
メトロノームって、あるじゃん?
 

 
私たちは、メトロノームみたいな感じなんじゃないかな?
 
 
 
たとえば、メトロノームのど真ん中が
自分のビジョンなり、ミッションなり、
本当にやりたいことだとする。
 
 
 
でも、私たちは日々動いている
メトロノームみたいなものだから、
 
ど真ん中に来たかと思うと、
すぐに真ん中を通り過ぎて、行きすぎてしまう。
 
 
 
そして、またど真ん中に来たかと思うと、
今度は反対側に行きすぎてしまう。
 
 
そんな感じで、カッチカッチと
ふらふらしているんじゃないのかな?
 
 
 
 
 
でも、
 
 
 
たぶんはじめは大きくゆれていたメトロノームでも、
どんどん経験を積むことによって、
その「振れ幅」が小さくなってゆく。
 
 
はじめは、大きく大きくゆれていて、
たまにしか、ど真ん中に行かない。
 
 
 
 
それでも、
 
 
「これが本当にやりたいことなんだ」
 
「これは、たぶん違うんだ」
 
 
ということが分かってくれば来るほど、
どんどんとゆれる幅が小さくなってゆく。
 
 
大きくゆれていたメトロノームの針が
どんどん小刻みにゆれるようになってゆく。
 
 
 
そして、ど真ん中を通ることが多くなってゆき、
最終的に「ピタリ」と、ど真ん中を
まっすぐ指すようになる。
 
 
 
そんな感じだと思うんだよね。
 
 
  
 
 
 
さらに。
 
 
たぶん、はじめから「ど真ん中」しか通らないのは
一貫性があるし、素晴らしいことのようにも思うけれど
人間的魅力としては、どうなんだろう?
 
 
 
 
 
いろんな体験をし、
 
自分の本当にやりたいこととは違う事もたくさん経験し、
 
失敗もして、自分にいらだち、悩む。
 
 
 
 
そんな経験をふまえた上で、
 
「やっぱり、自分はこういうことをやりたいんだ」
 
と向き合える人間の方が、魅力的だな、とも思う。
 
 
 
 
 
「はじめから、寄り道なし」
 
という人間も、素晴らしい。
 
 
 
でも、応援したくなるのは
 
「寄り道で、コケてばかりの人間」
 
な気がするわ。
 
 
 
 
 
 
たぶん、長い人生を考えると、
私たちは、まだまだ若い。
 
 
 
自分のやりたいことのままに歩けるようになるのは
もう少し年齢を重ねてからでも、いいのかもしれないなぁ
なんて思うんだよね。
 
 
 
 
そんなことを言う私自身、ブレブレだし、
私よりも年齢が高い人たちだって、
やっぱり模索している人も多いと思う。
 
 
 
ブレブレ同士、いろんな寄り道をしながら
それでも最後に
 
 
「これは、やった」
 
 
と言って、笑い合えると良いよね。
 
 
 ・
 ・
 ・
  
 
そんな話をした。
 
 
あなたのインスピレーションになったら
うれしいです。
 
 
 
ではでは。
 

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