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握手する人の選び方。

今まで仕事のプロジェクトの中で
たくさんの人と出会ってきたんだけれど、
もちろん、大成功するプロジェクトもあれば、
 
「あら~」
 
と、目を覆いたくなるような惨敗もしてきた。
(それは、売上げに限らずね)
 
 
 
そんな経験の中で、
 
 
「ああ、こういう人と組むと上手く行って、
 こういう人と組むと、お互いに徒労に終わるな」
 
 
ということが、自分なりには分かりかけてきたので
今回はそれをシェアしようと思う。 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
今回披露するポイントも、
 
「まぁ、考えてみれば当たり前だよね」
 
という内容かもしれない。
 
でも、プロジェクトを進めるにあたって
これをどれだけ咀嚼できているのかは
かなり大切なような気がする。
 
 
こういう人と組むと、うまく行きやすい。
というポイント。それは、
 
 
「目指す方向が同じ。道具が違う」
 
 
という人。
 
 
 
 
 
ちょい詳しく説明をすると。
 
 
プロジェクトにしても、コラボで何かするにしても、
何かを仕掛けて成果を出そうとするのは、
けっこうなエネルギーを使う。
 
 
 
その時にもっとも大切だなぁ、と思うのが、
 
「私は、こうなりたい!」
 
「こういう未来を味わいたい!」
 
という方向性が近い、という事のように痛感する。
 
 
 
 
 
どちら方向のバスに乗るか?
 
「変化と成長」のバスに乗るのもいいし、
 
「安定と安心」のバスに乗るのもいい。
 
 
「探究」のバスもあるだろうし、
 
「エゴを満たす」というバスもあるだろう。
 
 
もちろん、方向性はひとつとは限らないし、
1ミリもずれてない人というのは、なかなかいないとは思う。
 
 
ただ、
 
「私は変化と成長をして、
 今まで見たことのない未来を見に行くのだ!」
 
という人と、
 
「私はなるべく今のままでいたい」
 
という人だと、なかなか意見が合わない。
 
 
プロジェクトなんて、意見が合わない事は
日常茶飯事なんだけれど、
 
「方向性の違い」
 
は、プロジェクトの成否を決定付けるほど重要だと思う。
 
 
だって、東京から北海道に行きたい人と
東京から九州に行きたい人がいたら、
 
北海道に行きたい人にとっては
九州に向かおうとする力は「ブレーキ」だし、
 
九州に向かおうとしている人にとっては
北海道へのエネルギーは「障害」以外の何ものでもない。
 
そうでしょう?
 
 
 
で。
 
 
たぶん私の記事を読んでくれている人は、
 
「私は変化。成長したいです!」
 
みたいに言う人が多いかもしれないんだけれど、
それも、細かく分けていくと色々ある。
 
 
「たくさんの仲間に囲まれて、幸せな気持ちを分かち合う」
 
ために変化成長する人もいるし、
 
「ガッツリ稼ぐ」
 
ために変化成長する人もいるし、
 
「なんかスゴくなる!!!!!」
 
っていう人もいるだろう。
 
 
 
なので、「方向性」というよりは、
大げさに言うと
 
その人のセルフステータスとか、
魂が近い人と組むのがいいかな?なんて思う。
 
抽象的すぎ?(笑)
 
 
 
そして、できることならば、
 
「持っている道具」
 
が違うと、相乗効果を発揮する。
 
 
ここでいう道具というのは、文字通りの道具かもしれないし、
 
・スキル
・経験
・思考回路
・アプローチできる人
 
など、さまざまな要素でもある。
 
 
 
この「持っている道具」が近いと、
特に男性同士の場合は
 
「どっちがイニシアチブを取るか?」
 
みたいな競争になってしまって、
一緒に組む意味合いが薄れてしまったりする。
 
 
なので、できるかぎり「違う道具」を持っている人がいいし、
器用な人だったら、プロジェクトによって
 
「今回は、この道具をメインで提供しよう」
 
と、使い分ければいいんじゃないかな?と思う。
 
 
 
 
 
同じような方向性、同じようなセルフイメージ、魂を持っていて、
 
 
ある人は、セールスが得意
 
ある人は、経理が得意
 
ある人は、顧客対応が得意
 
ある人は、ウェブがらみが得意
 
 
みたいになると、それだけでうまく行くイメージが湧くよね?
 
 
 
私自身の振り返りとして、今までは、
 
「私とは真逆の考え方の人が、
 私の足りない部分を補完してくれるんだろう」
 
とか、
 
「違う方向性の人だと、
 成果として受け取るものが変えられるかも?」
 
とか思ってやってみたこともあるんだけれど、
まぁ、うまく行かなかった(笑)
 
 
 
もちろん、私がやってきているのは
小規模のプロジェクトなので、
 
もっと巨大な、上場企業を目指すようなプロジェクトだと
話が変わってくるのだとは思う。
 
 
 
「多種多様な考えの中で推進していく」
 
という巨大なものだと違うだろうけれど、
少なくとも、はじめの小さなプロジェクトは
 
「一枚岩」
 
じゃないと、なかなか難しいんだなぁ、
と、あらためて思っている次第。
 
 
 
なので、
 
仕事のプロジェクトにしても、
趣味のサークルにしても
パートナー選びにしても(?)
 
継続して人と付き合うコミュニティの場合は
 
 
「方向性が同じ。道具が違う」
 
 
を意識するといいかもしれないなぁ、
と提案させていただきますわ。
 
 
 
今回の話は、当たり前だけれど、
 
「方向性が違う人を、あなたの生活から排除せよ!」
 
って話じゃない。
 
 
そういう人がいてくれるからこそ
目に見えないところで自分が
助けられていることもあるんだから
 
「ああいう生き方も、あるよねー」
 
「ありがとねー」
 
と思っているのは大事だろう。
 
 
 
その上で、
 
「自分がなすこと」
 
を作り上げる時には、
じっくりとコミュニケーションをとって
相手の「魂」に触れてから、
お互いに持ち寄れる「道具」を知った方がいいのかなー?
 
 
と思いまする。
 
 
 
 
さてさて。
 
 
今は、個人事業主だけにかぎらず、
色んなコミュニティが毎日できているし、
あなたが作るコミュニティもいろいろあるだろう。
 
 
せっかく作ったコミュニティで
不必要なストレスをためこまないためにも、
 
 
「ああ、そんな考えもあるのかな?」
 
「じゃあ、今度あの人と
 じっくりコミュニケーションとってみるか」
 
 
と思ってもらえたら幸いです。
 
ではでは。

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