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ダブルキャラ・スタンダード

前回、ユダヤの方々の知恵である
 
 
 
【あなたが持っているものを、
 それを必要としている人に売るのはビジネスではない。
 
 あなたが持っていないものを、
 それを必要としない人に売るのがビジネスである】
 
 
 
という格言に、様々な反応を頂くことができました。
 
 
 
すでにこの格言を意識してビジネスしている人もいれば、
 
 
「ええー!!そんなのヤダ!反対!」
 
 
みたいな意見もうかがえて、とっても嬉しかった。
 
 
 
まぁ、賛成だとしても反対だとしても、
 
 
「このような考え方もある」
 
「この考えのもと行動している人もいれば
 拒絶反応を示す人もいる」
 
 
というのは、知っておいても無駄じゃないかもしれないね。
 
 
 
 
 
その上で。
 
 
個人的には、さまざまなバランスをとるために、自然と、
 
 
【ふたつのキャラクター】
 
 
を、頭の中で使い分けていたな、ということに
あらためて気がつかされたんだよね。
 
 
 
この
 
「キャラクター使い分け」
 
という件に関して詳しく話し出すと、
たぶん日本有数のマニアな会話が出来る自信があるんだけれど
今回は、話を絞って書かせてもらうね。笑。
 
 
 
 
さて。
 
 
 
【ふたつのキャラクター】
 
 
というのは、いうなれば
 
 
「熱血キャラ」
 
と、
 
「クールキャラ」。
 
 
この二つのキャラクターを
自分が何かをする際に、
同時に自分の中に存在させておく、みたいな感覚。
 
 
 
少年漫画の主人公と、
そのライバルとか参謀役みたいなイメージかな?
 
 
 
特徴を挙げてみると
 
 
【熱血キャラ】
 
・ハートに従う
 
・行動派
 
・感情の浮き沈みが激しい
 
・楽観的
 
・お人よしで、仲間を大切にする
 
・精神論を大切にする
 
・自分が先頭に立って動く
 
 
 
みたいな感じで、
 
 
 
【クールキャラ】
 
・理論に従う
 
・頭脳派
 
・冷静で客観的
 
・心配性
 
・必要であれば、人を切り捨てる
 
・過去実績やデータを大切にする
 
・自分は表に出ない
 
 
というイメージかな?
 
 
たぶん、言わんとしているイメージは
あなたには理解してもらえると思う。
 
 
 
あなたの中で、代表的なキャラクターを
イメージしてみるのも、いいかもしれないね。
 
 
 
 
で、
 
この両者を、自分の中で両方存在させてみる。
 
 
 
 
たとえば、何か仕事でトラブルがあった時には、
 
 
「ぬぅおおおおっ!!!!
 この状況!真ッ正面から突破してやるぜ!!!
 ドッッッ根性ぅぅ~~~~~っ!!!!!!!」
 
 
みたいな勢いと、
 
 
「なるほど。客観的にみて、
 このポイントが問題の核ですね。
 ならば、プランBとして候補に挙げられるのは。。。」
 
 
みたいな分析。
 
極端すぎ?(笑)
 
 
 
  
完璧には難しいんだけれど、
自分の中で両方のキャラクターを存在させてみて、
その上でベストを尽くす、っていうのが、とてもいいバランスだと思う。
 
ダブルキャラを、自分のスタンダードにしちゃうわけだ。
 
 
 
 
とはいえ、
 
 
「そんなこと言われても、
 私は、真っ正面から突っ込んで行く
 燃え上がる情熱大陸ヒューマンなんです!」
 
 
みたいな人もいるだろうし、
 
 
「いえ、私は生まれてから今まで、
 感情なんてピクリとも動いたことはありませんので、
 そんな提案を聞くと、イラッとしますね」
 
 
みたいな人もいるだろう( ↑ てか、イラッと感情動いてるやん)
 
 
 
 
なので、得意不得意は、もちろんあっていいと思うんだけれど、
少なくとも、
 
 
「自分の中に、熱血キャラとクールキャラの
 両方がいても良い、ということを受け入れ、認める」
 
 
と、ずいぶんと楽になると思う。
 
 
 
なにか問題が起こった時に、
冷静に考えている自分に対して
 
 
「私って、冷たい人間なのかな?
 今、ものすごくヒドいこと考えた」
 
 
なんて自分を責める必要はないし、逆に
 
 
「いや、冷静に冷静に。
 どう考えても、この選択は何のメリットもない。
 この感情の高鳴りは、一時の気の迷いだ」
 
 
なんて、自分の情熱を否定することもない。
 
 
 
どっちが得意か?どっちがメインか?
みたいのは、当然あると思うけれど、いつでも
 
 
「オッケー。
 じゃあ、私の中の二人の意見、両方とも聞いてみよう」
 
 
というスタンスをとっておいた方が、
いろいろな選択肢が増えるし、何より楽だと思う。
 
 
 
 
さてさて。
 
 
「私は、こういう性格だから」
 
 
「立場上、こういう役割が期待されているから」
 
 
なんていう「枠」は、実はほとんどの場合、
自分一人で作り上げているものだ。
 
 
他の人から見たら、
 
 
「へぇ~、そんな一面もあるんだ!?魅力的!」
 
 
となることも多いので、あまりガチガチに
 
 
自分らしさの檻の中で、もがいてるんだろう~~ぅ!!
 
 
なんてならなくていいと思う。
 
 
冷静と情熱の間に、
たくさんの豊かさが降り注ぐといいよね。
 
 
ではでは。

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