初めてやること、今までと違うこと。
今までよりも「大きな」こと。
そんなことをやる時は誰だって、こわい。
「私にそんな大したことができるわけがない」
「もし失敗して迷惑をかけてしまったらどうしよう?」
「あの人とは、持ってる才能や運が違う…」
そんな風に考えて、いつの間にか
「無価値感」という病魔に蝕まれ、
いつも以上に、体も心も動けなくなってしまう。
そして、日々のルーティンに逃げ、
実践でなく学びに逃げ、比較に逃げ、
一日が、一カ月が、一年が過ぎてゆく…
でも。
それって、みんな同じなんだぜ?
誰だって、
「私なんかが、そんなことできるわけがない」
と思って、迷って迷って、迷いながら生きている。
少なくとも、私が本音を言い合える友人たちは、
どんなに凄い人でも、そんな葛藤と戦っている。
言うまでもなく、私自身もだ。
ずっとずっと、誰の心の中でも、
「やっぱり、やめておこう」と、
「それでも、やってみよう」は、
1ミリの差で揺れ動いている。
その1ミリを「やる」に傾け、
後戻りできなくした人が、
新しい扉を開いているんだ。
大丈夫。
「私なんかが….」と思い悩むあなたは、
それだけ責任感が強いということ。
後戻りができないところまで状況が進んだら、
絶対にやり遂げる。たとえ多少の失敗をしても。
「しんどい」なんて、言っているヒマはなくなる。
「私なんて…」と悩めるほど、
贅沢な時間の余裕は、おあずけになる。
「やる!」
と決めれば、応援者も現れる。
応援者は、どんどん
アイディアや、人脈や、モノを運んできてくれる。
あなたがやりたいことを実現させるために必要な材料は
外から運んでもらえばいいんだ。
ただ、
「やる!」という意思決定は
あなた自身にしかできない。
応援者は薪(まき)をもたらせるけれど、
火種そのものは、いつだってあなたにしか用意できない。
誰だって、自分に自信なんかない。
初めてやることに自信を持てる人は、
無責任な人か、無謀な人だ。
それは開拓でも、挑戦でも、勇気でもない。
思い出してみなよ。
今までだって、
「私にできるのかな…?」
を、あなたは「できる」にしてきたじゃないか。
あなたには価値がある。
進め、破れ、1ミリ。
ではでは。