引き寄られの法則。
色んな人と接していると、
「この人は本当に魅力的だなぁ」
という人もいれば、そうでない人もいる。
その人がいるだけで
パッと場が華やかになる人。
話が興味深くて、ついつい聴き惚れてしまう人。
なにかわからない「強さ」を感じて
そばにいたくなってしまう人。
あらわれ方は様々だけれど、
それぞれの人が強い「引力」「磁力」を
持っているような気がするんだよね。
みんなが実体験としてわかりやすいのは、
恋愛においてじゃないかな？
なんか分からないけれど、
抵抗できない「引力」を感じて恋に落ちる。
そもそも恋に「落ちる」わけだから、
そこには引力、重力が働いているわけだ。
異性にモテる人は、このような
「引力」「磁力」を持っていると言っていいんだろうね。
さて。
「そんな“引力”を持った人間になりたいんですけれど、
どうすればなれるんですか？」
と、思った人もいるかもしれない。
私だって、できれば老若男女を惹きつける
「引力」「磁力」を持った人間でありたいので、
ちょっと考えてみよう。
まず、はじめは誰もが持っている引力は
「若さ」
だと思う。
ニコニコしている赤ちゃんには、
誰もが引き寄せられる。
パワフルに遊ぶ少年少女は、
それだけで強い引力を持っている。
恋愛においても、男女問わず
「若さ」
というのは、抵抗しがたい引力を持っていると
言っていいだろう。
あとは、
「肉体的な美」
というものも、強い引力を持っている。
美しい容姿、顔、スタイル。
均整のとれた肉体。
これは、圧倒的に強い引力を持っていると言えよう。
が。
「若さ」も「肉体的な美」も、
基本的には、ピークがある。
もちろん、努力によって
ある程度はピークを遅らせることはできるが、
自然の法則を完全に無視することはできない。
「若さ」や「肉体的な美」は、
エネルギーがあるうちは強力な磁力を発するが
エネルギーが切れたら終わりの
「電磁石」
みたいなものだ。
いつか、エネルギーは弱くなるし、
最終的には、エネルギーは尽きる。
とは言っても、
“引力”は、「若さ」「肉体的な美」
だけではない。
他にも様々な“引力”が存在する。
ファッションのセンスを磨くのも、引力になるだろう。
場を明るくする力も、間違いなく引力だ。
話が面白いのも引力だし、
いざという時に頼れる雰囲気、というのも引力だ。
そして、
今話したような、後天的な引力は、
一度身につければ、そうそうは なくならない。
電磁石に比べれば、
一時的な磁力は及ばないかもしれないが
いつまでも磁力を保ち続けることのできる
「永久磁石」
になることができるだろう。
我々は、遅かれ早かれ年齢を重ねていく。
そのとき「若さ」「肉体的な美」だけで
引力を保とうとするのは、なかなか難しいだろう。
出来得るならば、
「電磁石」のエネルギーが残っているうちに
「永久磁石」に生まれ変わる方が良いんだろうね。
「じゃあ、どうやって永久磁石になるの？」
というのは、話せば長くなるけれど、
方法の一つとしては
本物の永久磁石が参考になるように思う。
磁力の強い永久磁石が生まれるためには、
「強い磁力を持ったもののそばにいること」
で、
「原子レベルが、同じ方向を向くこと」
によって作られる。
なので。
強い引力を持った人から影響を受けて、
「私は、こういう人間である」
という意志がバラバラではなく、
自分の中で一貫性を持ち始めると
それが「磁力」「引力」となる。
そんな風に思うんだよね。
「引力」「磁力」を持たなくなった人間は、
誰かに吸いついて生きていくことになる。
それはそれで悪くない行き方かもしれない。
ただ、
もしあなたが「いつまでも人を引きつけていたい」
という「引き寄られの法則」を手に入れたいのであれば、
「若さ」「肉体的な美」というエネルギーが
少しでも残っている間に
永久磁石になる努力をしなければならないのかもしれないね。
永久磁石になる事で、残念ながら
同じように磁力を持っている人とは
「反発」
する時もあるかもしれない。
でも、それはお互いが強い磁力を持っているからであり、
相手の逆の側面を見ることが出来れば、
「くっつく」
こともできるかもしれないよね。
引力、磁力を持った人間にならなきゃなぁ、
という自戒をこめて。
ではでは。
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