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本当にやりたいことを見つける方法。

セミナー講師とかをやっているからなんだろうけれど
 
「本当にやりたいことをみつけられないんです」
 
と、相談を受けることも多い。
 
 
個人的には、本当にやりたいことは
けっこう目の前に普通に転がりすぎていて
かえって見えないことも多いと思うんだけれど。
 
私の場合「書く」というのが日常にありすぎて、
これこそ自分が本当にやりたいことなのだ!
ということに、長年 気が付かなかったように。
 
 
ただ、
 
本当にやりたいことをみつけるのに、
最もしてはいけない質問があるなぁ、というのは
間違いないように思う。
 
 
 
その質問とは、
 
「コレは、本当に私のやりたいことなのだろうか?」
 
というもの。 
 
 
 
何かに対して、好奇心を抱いたり、好意を持ったりする。
 
ちょうど、自分が本当にやりたいことを
みつけようともしていた時だ。
 
 
そんな時、ついつい
 
 
「ちょ待てよ。
 コレって、本当に私がやりたいことなのかな?」
 
「コレに、自分の情熱を100%傾けられるのかな?」
 
 
なんて、躊躇してしまったりする。
 
 
 
悪いこと言わないから、
その躊躇こそ、やめた方がいいと思う。
 
 
本当にやりたいことなのかどうかは、
やってみないと分からない。
 
 
たまに運命的な出会いで
 
「これこそ、私の生涯をささげるものだーーー!!」
 
みたいなことはあるかもしれないけれど、
基本的には、半信半疑で続けていたものが
本当にやりたいことだった、ということの方が多い。
 
 
現実は小説よりも奇なりだけれど、
ドラマチックではないことの方が多いのだから。
 
 
 
自分が本当にやりたいことなのか?
 
 
その自問には、ほとんどの場合、答えが出ない。
 
 
答えが出ないと、どうなるのか?
 
やってみる前に、試すこともやめてしまう。
 
 
不確実なことに対しては、
肯定よりも否定の方が力が強い。
 
 
「宇宙人は存在するのか?」
 
という問いに対して、
 
「存在しない、会ったことないから」
 
という論の方が強いのにも似ている気がする。
 
 
 
なので、
 
 
まずは心が動いたのならば
やってみるのがいいんじゃないかな?と思う。
 
 
心が動いた対象そのものが、
あなたが本当にやりたいことなのかどうかは分からない。
 
 
でも、間違いなく心は動いたのだから、
その中に、やりたいことのタネやエッセンスは
含まれているはずだ。
 
 
やりたいことは、きっと
心のド真ん中を打ち抜くように出会うのではなく、
 
「この辺かな?」
 
「もうちょい違うかな?」
 
と手探りをしていくうちに周囲が削られてゆき、
 
「ああ、これだったんだ」
 
と、浮き彫りになってゆくようなものだと思うから。
 
 
 
もしあなたが、
 
「私って、本当はなにをやりたいのだろう?」
 
「本当は?」
 
と思っているのであったら、
 
まずは、その問いかけを自分にするのをやめて、
心のままに、心が動いたことをやってみるのがいいかなー
と思います。
 
それがドンピシャじゃなかったとしても、
浮き彫りするための1アクションであったのは
間違いないのだから。
 
 
ではでは。

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