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「イメージ力がない」なんてウソ。

先日、仲の良い友人に
「私はアホなんでしょうか。。。?」
と神妙に相談された。
 
 
 
その人は非常に頭の回転が早いので、
 
 
「アンタがアホだったら
 ワタシなんかクルクルパーだわ」
 
 
と思いつつ相談内容を聞いてみると。。。
 
 
 
なんか、とにかく「イメージ」というものが
できないらしい。
 
 
「詳細にイメージして!」
 
 
と言われても、どうやればいいのか見当がつかない。
 
 
 
「イメージして」
 
「は?」
 
「だから、未来の自分の姿とかを詳しく!」
 
「。。。。(真っ白)」
 
 
みたいな状況。
 
 
 
「でも、イメージはできないんだけれど、
 文章とかはそこそこ書けるし」
 
 ↑
 ※相談者は、出版してます。
 
 
「話してても、分かってはもらえますし」
 
 ↑
 ※相談者は、人気講師です。
 
 
「想像力も、普通にあると思うんです」
 
 ↑
 ※相談者の妄想力はとんでもないです。
 
 
 
「でも、イメージが苦手、
 、、、というより出来ないんですけど
 これってどうすれば??」
 
 
というものだった。
 
 
 
 
えー、まさか知らんとは思わなかった。
 
 
「イメージ」には、大きく分けて
3つの方法があることを。
 
 
 
「知ってるよ」という人も多いと思うんだけれど、
相談者さんに
 
 
「それ、絶対に救われる人多いから
 イグさん記事にしなよ!てか、しなさい!」
 
 
と脅さ、、勧められたので、書くことにした。
 
 
 
 
さて。
 
 
人間には五感があることは周知の事実だけれど、
その中でも、
 
 
「どの感覚をメインに使っているか?」
 
「外界の情報に、何を使ってアクセスしているのか?」
 
 
というのは、人によって違う。
 
 
主には、
 
・視覚メインの人
 
・聴覚メインの人
 
・体感覚メインの人
 
という3タイプに分けられる。
 
 
 
どのタイプが優れているといいとか、
コレが上でコレが下、という話ではなく、
主に何に頼っているのか?というだけのハナシ。
 
 
 
ちなみに、
 
視力が悪くても視覚メインの人もいるし
 
「は?なんだって?」と何回も聴きなおす
トンデモネーワシャカミサマダヨ的な人でも
聴覚メインの人もいる。
 
敏感肌だからといって、体感覚メインというわけでもない。
  
 
 
で。
 
 
「イメージ」というと、
なんとなく映像を頭に描かなければいけない
印象があるけれど、
視覚優位の人でないと、映像化は困難だ。
 
 
 
てか、イメージするのに
無理に映像化しないでいい。
 
自分の得意な感覚を使ってイメージすればいい。
 
 
 
たとえば、
 
「車をイメージして!」
 
といった時に、
 
 
視覚メインの人は、車体をイメージすればいいし、
 
聴覚メインの人は、エンジン音とかをイメージしてもいい。
 
体感覚メインの人は、シートの座り心地とか
疾走している時の体にかかる圧をイメージしてもいい。
 
 
 
「人気者になった自分をイメージして!」
 
といったような時も、
 
 
視覚メインの人は、自分を取り囲む人の笑顔を
詳細にイメージしてもいいし、
 
聴覚メインの人は、そこで聞こえてくる称賛や
自分の声をイメージしてもいいし、
 
体感覚メインの人は、そこで感じる温度や
ハグした人の肌のぬくもりをイメージしてもいい。
 
 
もちろん、複合的にイメージできるのなら
それも素敵だ。
 
 
 
相談者さんは、イメージ力がないのではなく
視覚メインじゃないのに、
視覚でイメージしようとしていただけ。
 
 
なので、本来鋭敏な体感覚を使ってイメージすれば
トントンとイメージができるようになった。
 
 
 
 
 
そう。
 
 
自分がアクセスしやすい感覚を使ってイメージする。
 
 
 
自分がアクセスしやすい感覚で記憶する。
 
 
 
そうすることによって、
あなたのパフォーマンスはグン!と伸びるはず。
 
 
 
社会的には、視覚メインのイメージが
なんとなく当然視されているけれど、
人間には視覚以外の感覚もある。
 
 
それは、知っておいて損はないと思うんだよね。
 
 
 
 
 
人はそれぞれ違う。
 
でもそれは優劣ではない。
 
 
自分の持っている能力の使い方を
知って使っているのかいないのか?
 
それを現在の自分の環境に合わせて
発揮しているのかいないのか?
 
 
それだけの話だ。
 
  
 
 
イメージに限らず
 
「○○できない」
 
というのは、あなたの持っている能力を使わずに、
それ以外でやろうとしているからだけなのかもしれないよ?
 
 
参考になれば幸いです。
 
 
 
あ!
 
「もっと詳しく知りたい!」
 
「じゃあ、私はどんな感覚が優位なんだろう?」
 
と思った方は
 
 
「VAK」
「VAK 診断」
 
とかでググれば、いろいろと出てくると思います。
 
 
 
ではでは。

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