今回の記事は、
あまりひねらずにお届けした方が伝わると思うので、
ダイレクトに書かせてもらいますわ。
２か月前に出させてもらった新刊
『チャンネル・ゼロ』
ですが、おかげさまで多くの方の応援をいただきながら
育ててもらっています。
その中で、うれしいamazonの
レビューも頂戴しているのだけれど、
クリスマスイブの日に
とってもうれしいレビューをいただいた。
もちろん、他の方が書いてくれたレビューも
大変ありがたい上で、
「ああ、本を出させてもらってよかった」
と、こちらの方が大きなプレゼントを
もらった感じがしたレビュー。
どなたが書いてくれたのかは分からないのだけれど、
amazonに書いてくれた、ということで、
ここで公表しても大丈夫だろう。
—————-（以下、引用）———————-
レビュータイトル：生まれて二冊目に読んだ本です。
良いか良くないかは読んだ人次第だと思いますが、
私は作者の考え方に魅力を感じます。
私は平凡とはとてもかけ離れた人生を送ってきました。
そして、本がとても嫌いです。
一度だけ、読んだことがある本は
とても薄っぺらく、それも押し付けられたので
仕方なくという感じでした。
1ページ目を開くのに何年もかかりました。
ところが初めて、読んでみたいという本に巡り会ったのです。
とある人の書き込みで紹介されていた本と作者について。
何故か気になり、作者のブログにたどり着きました。
少しだけ見て、買ってみようと決めました。
それだけでビッグニュースだったので、周りの人に報告すると、
買ったってどうせ読まずに放置されるわ、などと言われました。
ムキになった私は届いたその日から3話ずつ読みました。
読み終えた私の中は、何かが良い方向に変わった気がします。
色々な意味でとにかく貴重な本です。
一生大切にしたいと思います。
—————-（引用おわり）———————-
このレビューを書いてくださった方が、
一体どんな人生を送られてきたのか？
また、現在どのような生活を送っておられる方なのか？
私には、まるで見当がつかない。
でも。
このレビューを読ませていただいたあと、
「ああ、たとえどんなに売れなかったとしても、
この方のために本を出させてもらってよかった」
と、心から感謝をした。
当然の話なんだけれど、
出版社の方や多くの方々の力を借りて
本を出させてもらった時には、この方に
「この本を届けよう」
なんてことは、思っても見ていなかったわけだ。
でも、本を出すことができた結果、
この方に読書の機会を提供することができた。
自分が何かをやり、
それに協力して下さる方々があらわれ、
そして何かが生みだされると、
はじめは予想もしていなかったような
「意味」
が生まれるんだ、ということを、私も
あらためて感じさせていただけた。
そして。
これは、今回の出版の話だけじゃなく、
もちろん、私にだけ起こることでもない。
自分が一生懸命やった何かで、
いつも思い通りの成果が出る、なんてことはありえない。
たいていは、
「まぁ、予想していた半分くらい？」
「予想よりも、ぜんぜんだわ」
みたいな感じになることも多い。
でも、
きっとそれは、予想をしていたものではなかったとしても
自分のエネルギーは、
どこかに、
誰かに、
今じゃないいつかに、
届くのじゃないかな？
なんて思ったりもする。
この方が拙著を読んでくれたエネルギーも、
そしてレビューを書いてくれたエネルギーも、
きっとなにか大いなるものを引き寄せるように思う。
狙い通りの「意味」が出るのもうれしいけれど、
「意味は、あとからついてくる」
と思いながら、今できることをやるのが
いいのかもしれないよね。
レビューを書いてくださった方。
そしてこの記事を読んで下さった方。
みんなにいいことが起こりますように！
（まだ年内にも記事書くかもしれないけれど（笑））
ではでは。