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効果が出やすいビジネス書の読み方。

今回の話は、
 
「そんなのすでにやっているよ」
 
という人も多いと思うんだけれど、
昨日、あらためて自分がやってみて
 
「おおお!」
 
と効果を再認識したので、
感激のあまりシェア(笑)
 
 
 
さてさて。
 
 
昨日、最近友達になった方が書いた本を
読んでいたのね。
 
 
著書名は
 
『ガーバー流「仕組み」経営』
(堀越 吉太郎:著 KADOKAWA/中経出版)
 
 
最近は、いわゆるビジネス書から離れていたんだけれど、
リアルでお知り合いになり、
著者のクールな頭脳とホットなハートに
一発でファンになったので、読ませてもらうことにしたわけ。
 
 
 
実際これが、かなりすごかった。
 
 
私も「仕組み」っていう思考法はとっても好きで、
自分の本にも書いているんだけれど、
それがさらに具体的にかつ洗練された形でまとまっていたんだよね。
 
 
そもそもの発想として
 
「人に仕事をつける」
 
という「人材だより」の方法をよしとせず、
仕組みにのっとって
 
「仕事に人をつけてゆく」
 
という発想。
 
 
その基盤をきちんと作りさえすれば、
平凡な能力を持った従業員であったとしても
非凡な力を発揮してくれる、というわけだ。
 
 
その「仕組み化」の具体的方法が、
本の中にギュギュっと、惜しげもなく詰め込まれている。
 
 
そして、その「仕組み化」の思考と方法は、
従業員が自分しかいない個人経営者にも適応できるし、
 
さらに言えば、自分で会社経営をしていない個人であっても
ものすごく参考になるように書かれている。
 
 
 
仕組み、と言うと、
 
 
「人を仕組み化の一部にするなんて、
 なんだか抵抗があります」
 
「歯車みたいになって、やりがいはどこに行くんだ!?」
 
 
みたいに捉える人もいるかもしれないけれど、大丈夫。
 
 
本人を知っているから断言できるんだけれど、
人を儲けの歯車にするような考えはまったくなく、
むしろその根っこに人間愛があるからこその発想なので
ぜひ一読してみてほしいんだよね。
 
 
 
で、だ。
 
 
今回、きちんと中身の濃いビジネス書を読んでいる時に
気をつけていた読み方がある。
 
 
みんなもやっているかもしれないけれど、
私なんかは、意識しないとついつい忘れてしまう。
 
 
それが、
 
「立ち止まりながら読む」
 
ということ。
 
 
 
小説や漫画なんかは、できるだけ書かれている世界に
「没入」して、一気に読んでしまうという方が
楽しめるかもしれない。
 
面白い作品であればあるほど、
それこそ寝るのも忘れて、トイレに行くのも惜しんで
 
グググーーーッ!!!
 
っと、魅せられて惹きこまれた方がドキドキ楽しめる。
 
 
 
ただ、ビジネス書の場合は、
そういう読み方も悪くないかもしれないけれど、
一節を読み終わったら、少し本から目を離して
 
 
「さて、私の場合はどうかな?」
 
「ええと、今の自分に置き換えると。。。」
 
 
と、ちょっと読んだら立ち止まって考える、
というのを繰り返すと、そこにヒントが隠されていることが多い。
 
 
 
がっつりとしたビジネス書でも、
 
健康について書いてある本でも、
 
モテ本でも、
 
 
いわゆるストーリーものでもエッセイでもない本の場合は
効果が高いと思う。
 
 
 
「イグゼロさん、
 そんなこと言われなくてもやっていますよ」
 
という場合は、さすが!
 
 
ただ、けっこう意識してやっている人も
本を読み進めるうちに
 
「あー、なるほどなるほどねー」
 
と、流れに乗って読み切ってしまうこともあるかもしれない。
 
 
もちろん、本はどんな楽しみ方をしても良いんだけれど、
 
「1節ごとに、3分は立ち止まってみる」
 
ということを実践してみると、
かなーり、面白い読書体験を、あらためてできるかもしれない。
 
 
 
なんで今回、この事をあらためて書いたのかというと、
今回の本を読んで、いま現在わたしが関わっているビジネスが
大きく転換しそうだから。
 
 
今回読んだ本に書かれている、ある言葉を
じっくり咀嚼した結果、
 
 
「あ!
 今のプロジェクトを、もっとバカでかいものにできるやん!」
 
ということに気がついたから。
 
 
 
いかに情報を早くインプットして処理するか?
も大切だけれど、
 
カメみたいに、カタツムリみたいに
ゆっくりと沈思黙考することでしか見えてこないひらめきも
あるのかもしれないよね。
 
 
自分の好きな本とかでやってみるのも
いいかもしれない。
 
 
今回の気づきを提供してくださいました
堀越 吉太郎さん、ありがとうございました!
 
これからも、仲良くしてくださいねー
 
 
今回私が読んだ、堀越さんの本はコチラ!
 
http://www.amazon.co.jp/dp/4046001828/
 
 
  
ではでは。

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