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思い出には重力がある。

先日、電車に乗っていると、
小学生のグループや高校生の人、
そして大人の方やシルバー世代の方が
次々と乗り込んできた。
 
 
小学生は、キャッキャとはしゃぎながら。
 
高校生は、軽やかに。
 
大人の方は、ゆっくりと。
 
シルバー世代の方は、じっくりと。
 
 
 
そんな電車での、なにげない一風景の中で、ふと、
 
 
「思い出には、重力があるのかもな」
 
 
なんて妄想を膨らませていた。
 
 
 
もちろん、実際には
思い出には物質的な重さはないのだろう。
 
 
でも、電車に乗り込んでくる人を見ていると、
 
「年とともに動きがゆっくりになってゆくのは
 過去や思い出を背中に負っているからかも?」
 
なんて思えちゃったんだよね。
 
 
 
子供たちは、過去の思い出は少なく、
未来への希望が多い。
 
だから、キャッキャとはしゃぎまわっても
いつまでも疲れない。
 
大人たちから見たら、
月の上で遊んでいるような軽やかさなのかもしれない。
 
 
 
そして、老いてゆくごとに
背中に過去を背負い、それが実際の重さとして
身体の動きを緩慢にさせる。
 
過去の重みに耐え切れない人は、
足を引きずるように生きているのかもしれない。
 
 
 
そう。過去には重力があり、
未来には浮力があるのかもしれない。
 
 
 
私たちは、過去や未来に思いを馳せる時がある。
 
 
考えてみると、
 
楽しい過去に思いを馳せている時は、
 
「また、あんな楽しいことがあったらいいな」
 
と、未来にも目を向けていることが多く、
 
 
未来に不安を覚える時は、
 
「以前に経験したような辛いことが
 また起こるかもしれない」
 
と、過去の自分の経験に
なにかしらのリンクをしていることも多い。
 
 
 
いずれにしても、思い出に対して
無意識なところで
 
「重さ」
 
を感じているからこそ、
実際の動きも、思考も、その重さの影響を
受けていることがあるのかもね。
 
 
 
そして、
 
 
おそらく、そんな過去の重さに負けないくらいの
心の筋力を持っている人が、
いわゆる「オーラ」を持っている人なんじゃないかな?
と思う。
 
 
誰にだって、過去はある。
 
楽しい時ばかりで過ごしてきた人はいないだろう。
 
たとえ仮にそんな人がいたとしても、
その人に私たちはオーラを感じない。
 
 
 
押しつぶされそうな過去の重力も背負い、
 
それでも未来への浮力も味方につけ、
 
はつらつと生きる人。
 
 
 
そんな人が、「魅力」を秘めている人なんだと思う。
 
 
個人的には、さまざまな過去を背負っていながら
軽やかに生きる人が好きだ。
 
 
それは、思い出の重力に負けない
しなやかに鍛えられた心があるからなのだろう。
 
 
自分自身が、どれだけの過去を持ち、
今、どれだけの「心の筋力」を持っているかはわからない。
 
 
けれど、
 
これからも、
 
「カモン、未来!」 
 
と、起こるべきことに手を広げ、
 
 
「ウェルカム、重力!」
 
と、さまざまな過去を自分の心の筋力に
変えられる人になってゆきたいな、と思う。
 
 
どんな過去であれ、
今の自分を大地に根付かせてくれている
大切な一要素なのだろうから。
 
 
ではでは。

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