いや、ソフトバンク孫さんじゃなくて
そのまんまジャスティスの意味だ。
さて、世の中には様々な正義がある。
大きくは国家間の正義のぶつかり合いもあるし、
小さくはバナナはおやつに入るのか?問題もある。
「正義の味方」代表と言えるウルト〇ラマンも、
実のところは「地球人の味方」であって、
ザラブにはザラブの、
メフィラスにはメフィラスの正義がある。
ガンダムだって連邦から見れば英雄だが
ジオン軍からみたら白い悪魔だし、
鬼滅の刃の鬼舞辻無惨さまにだって
本人なりの正義がある。
なので、
高々と「これぞ正義!」と謳っても
必ずといっていいほど、ぶつかる何かが現れてしまう。
正義!というと
「何か神聖で不可侵なもの」
みたいな響きがあるけれど、
ちょい言葉を変えると、もう少しマイルドに
ぶつかりが和らぐような気もする。
正義とは何か?
もちろん色々な考え方があるけれど、
そのひとつの定義としては、
「目的」
ってなるんじゃないかな?
ウル〇トラマンは正義の味方。
そして「人間を守る」が目的なので、
彼にとってはそれが「正義」となる。
仮面ラ〇イダーは、
「ショッカーをぶっ潰す」という
考えてみれば物騒な目的が「正義」。
快傑ズバットに至っては
「親友の復讐を果たす」という「正義」のために
ほとんど無関係な、自分よりも格下の相手を
コテンパンにしてゆくというストーリーだ。
(だってズバットが冒頭で
相手との実力の差を見せつけるところから
物語が始まるからな。やさしさはないよな)
そんなわけだから、
「私には私の正義がある!」
「正義のために、この命を捧げる!」
なんていうとカッコいいが、これを「目的」に言いかえると、
しごく当たり前のことを言っていることがわかる。
「私には私の目的がある!」 ← そらそうやろ
「目的のために、この命を捧げる!」 ← がんばってね
正義!っていうと、なんとなく公的な感じで、
目的!っていうと、なんか私的なニホイになるのかもね。
さてさて。
正義を声高らかに言う人は、
たいていは自分自身の目的を持っている。
その目的に多くの人を巻き込みたい時に
「正義」というフレーズを持ってくるのかもね。
すべてには当てはまらないけれど、
「正義」を「目的」に言いかえると、
けっこうな確率で、その本人の
エゴが見えてくるかもしれないね。
まぁ、
「カワイイは正義!」
ってのは、目的じゃないような気もする、、、か(笑)
特にオチはない。書きたかっただけ(笑)
ではでは。