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心理操作ってすごいよねー(棒読み)

にわか心理操作は、ダサい。
 
 
最近は、
 
「他人の心をコントロールする方法」
 
やら、
 
「相手を思うままに操る技術」
 
といったテクニックが流行っているよね。
 
 
 
と、いうか、流行り過ぎていて
コンビニで数百円で買える本にまで
いろんなテクニックが載っている。
 
 
 
まぁ、それで誰かが幸せになったり、
 
「これで明日から、私もモテモテ!」
 
なんて夢を買えるんなら、それもそれで良いと思う。
 
 
 
 
 
ただ、
 
 
正直にいえば、
 
そんな覚えたてのテクニックで、
あなたがコントロールしたいと思っているような人を
操縦できるとは、思わない方がいい。
 
 
 
 
私がたまに会う人の中に、
あからさまに「心理操作テクニック」を
使ってくる人がいると、つい心の中で苦笑いをしてしまう。
 
 
たとえば、
 
「相手の言葉を、そのままオウム返ししてみる」
 
とか、
 
「相手と同じポーズを取って、共感の態度を示す」
 
とか、
 
「特定の質問の仕方をしてみる」
 
といったテクニックたち。
 
 
それを多用してくる人が、
たまにいるんだよね。
 
 
 
 
その人が、私のためを思って
愛情を持ってやってくれているのであったり、
 
一生懸命に習得しようと思って
私を「練習台」にしてやっているのであれば
あえてテクニックに乗る。
 
 
 
 
 
 
けれど、
 
「こいつを操って、自分の意のままにしてやる」
 
とか、
 
「自分がスゴイと思われたいから、
 テクニックでなんとかしてやろう」
 
という意図が感じられた瞬間に、
相手のテクニックの「薄さ」に気付いて
警戒モードに入る。
 
 
私が警戒モードに入ると、
逆に心理操作テクニックをフル活用して
“返し技”に打って出るから、気をつけてね(笑)
 
 
 
 
 
 
で。
 
 
 
中でも、
 
極めつけに分かりやすいのが「ダブル・バインド」。
 
 
 
 
「ダブル・バインド」っていうのは、
質問技法のひとつで、たとえば、
 
「僕とデートに行くなら、
 映画がいい?それとも遊園地がいい?」
 
と「2つに絞って」聞く事で、
「デートに行かない」という選択肢を除外させてしまう
というテクニック。
 
 
 
 
これを、そのまま使ってくる人がいる。
 
 
私はデートには誘われないけれど、
 
「当社の商品、買うとしたら
 AプランとBプラン、どちらになさいますか?」
 
みたいな感じでセールストークしてくる。
 
 
 
 
もちろん、そのセールストークの前には
 
「オウム返し」
 
「同じポーズをとる」
 
「特定の質問をする」
 
といった、コンビニのマメ知識本にも出ている
テクニックで接されているのは、言うまでもない。
 
 
 
ちなみに、過去そのようなテクニックを私に使ってきた人は、
最終的に私に商品を買わせることには失敗し、代わりに
私の本をお買い上げになって帰って行った(笑)
 
 
 
 
 
 
「ダブル・バインド」は、
相当有名になってしまったテクニックなので、
もう、そのままではなかなか日常では使いにくくなっている。
 
 
(企業の広告とかでは、効果があるみたいだね。
 「AとB、どっちのコーヒーが好き?」とかいう
 キャンペーンをしていた会社もあったよね)
 
 
 
だからと言って、
 
「ダブル・バインド」が、
もう完全にゴミ箱行きの手法かと言うと
そうでもない。
 
 
 
ひとひねりを加えれば、まだまだ使える方法だ。
 
 
 
たとえば、デートに誘う時には、
雑談の中に 
 
 
「初めてのデートで、デパートの屋上って
 ありえないよねー?」
 
 
と聞く。
 
 
 
これは、実は立派な「ダブル・バインド」だ。
 
 
全然「ダブル~」じゃないように感じるかもしれないけれど
実は無意識を2つに縛っている。
 
 
 
相手に、
 
「デートをする」シーンを思い浮かべさせたうえで
 
「デパートの屋上」と「それ以外のデート」
 
をイメージさせているんだよね。
 
 
 
 
 
 
他には、商談で、
相手がまず選ばない商品を提示して、
 
「御社は、弊社のこのような商品は
 まず選ばないですよねー?」
 
と冗談めかして言うのも、ダブル・バインド。
 
 
 
商談相手に
 
「商品を選んで買う」というイメージをさせて、
「今提示された商品」と「それ以外」を
可能性として刷り込んでいる。
 
 
 
 
 
もちろん、いま例に挙げたようなダブル・バインドは
決定打にはならないかもしれない。
 
 
でも、
 
 
そこから、
 
「じゃあ、デート行くなら、どこ?」
 
「じゃあ、商品を買うなら、どれ?」
 
ということを、ちょっとずつ
ダブル・バインドのジャブを繰り返して
刷り込んで行くことは、可能だ。
 
 
 
1発でOK(K.O?)に持っていくのではなく、
ジャブを繰り返して、相手の
「断るスタミナ」を奪っていく。
 
 
そんな形ならば、ダブル・バインドは
今でも効果を発揮するかもしれないね。
 
 
 
 
 
 
でも、その方法も、知っている人が増えると
どんどんすたれてしまうんだろうけれど。
 
 
この記事を読んでいる人同士には
通用しなくなってくるので、どうぞご注意を!(笑)
 
 
 
 
 
 
 
こういった心理テクニックのマスターたちは、
より洗練された技法を編み出し、実践し、
習得していくので、注意してね~
 
 
 
なんて言っている私自身は、人の心理を読むのは、
飽きてしまったので、全然磨いていないんだけれど(笑)
 
 
 
興味のある人は、ちゃんと「活きた」テクニックで
相手を幸せにするテクニックを学ぶといいと思います。
 
ではでは。
 

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