覚えておくと、人づきあいが楽になる１つのこと。
人づきあいって、楽しい面もあるけれど、
辛かったりする時もあるよね。
相手が言った、何気ない一言にグサッと来て、
しばらく忘れられなかったり、
相手のとった態度にカチンときて
ついついケンカみたいになっちゃったり。
ケンカまで行かなくても、
「なんで、あんなこと言うんだろう？」
「どうして、あんな態度なの？」
と、ムカムカきたり、逆に寂しくなったり。
でも、完全に人づきあいから離れて生きていくなんて
現代社会では不可能に近いんだから、
なるべくスムーズに付き合っていきたいよね。
そんな中で、ひとつ覚えておくと
気持ちが楽になることがある。
言われてみれば当たり前だし、
自分を振り返ると
「そんなの、当然でしょ？」
と思っている事なんだけれど、
他の人に対しては、つい忘れがちな事。
それは、
「人の気持ちは、変わる」
ということ。
その時にムカーッときても、
しばらく時間が経つと
「あれ？なんで怒っていたんだっけ？」
なんて忘れてしまう。
その時は、
「これからは、後輩を育てるために
自分は意見を言わないでおこう」
なんて誓っていても、数日経ったら
また今までみたいに率先して後輩に
アドバイスする。
その時は、
「あの人とは、ちょっと距離をおいて
付き合っていくことにしよう」
なんて思っていても、
やっぱりいつのまにか前と変わらない
付き合いをしたくなる。
その時は、
「あの人のやっていることが
信じられない！！！もうヤダ！」
なんて思っているのに、
似たようなことを自分もやっちゃって
「あれ？しまった」なんて思う。
そんなもんだよね。
あなた自身も、
「生まれてこの方、自分の気持ちが
変わったことなんてない！」
「誰かに対して言ったことは、
その後も一生、１００％くつがえらなかった」
なんてこと、ないよね？
私なんかは、その場の思いつきで
話している事が多いから、
数秒後には変わっている事がしょっちゅうある。
（まぁ、それはそれで問題あるけど）
そして。
あなたや私がそうなんだから、
あなたが日々付き合っている人たちだって、
同じなんだと思うんだよね。
だからもし、誰かがあなたに向かって
あなたが悲しくなるような事を言った時も、
「ああ、たった今、この瞬間だけは
この人は、そう思っているんだ」
「でも、またすぐ変わっちゃうよね」
なんて思うと、楽になると思う。
少なくとも、あなたと付き合いの深い友達とか、
仕事仲間とか、パートナーとか、家族とかは、
あなたに対して心を開いているので
つい、言い過ぎてしまうこともあるだろう。
そんな時に、すぐに反論したりするんじゃなく、
相手を信頼してあげて
「ま、もうちょっとしたら、
気持ちが変わって、逆に私に謝ってくるかも」
なんて風に、待ってあげるのも素敵かもしれないね。
あなたの目の前にいる人。
特に親しい間柄であるならば、
意識的か無意識的かはわからないけれど、
あなた自身が選んで付き合っている人とも言える。
そんな人なわけだから、
「人の気持ちは移ろう、変化する」
と信じて、待ってあげると、
あなた自身も楽に過ごせるし、
相手もあなたのことを、より愛してくれるようになるだろう。
あれ？
なんか、いつもよりも優しい感じの記事になってしまった。
でもまぁ、たまにはいいよね。こういうのも。
今日あなたにキツいことを言った人も、
明日にはあなたに優しい言葉をかけてくれる。
それを待つのも、ひとつの「信頼」の形かもしれないね。
ではでは。