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「なる」と「ある」の間。

ちょっと前に
 
「幸せは、やる→なる→ある
 のプロセスを経るといいみたいだね」
 
という話を書いたんだけど、
今回はその補足の話。
 
 
望んだ状態を現実にするために
最も大切なのは、
 
「自分自身が、どんな人間で
 ” ある ” のか?」
 
だとは思う。
 
 
ただ、そんなところから入っても、
大抵はワケワカランくなる。
そりゃあそうだ。
 
 
なので、まず最初のきっかけは
 
「あんな風になりたい!」
 
という「なる」から始まるものだろう。
 
 
そこから、
 
「じゃあ、あんな風になるには、
 何をやればいいんだろう?」
 
と、「やる」という手段を見つけ、
「なる」に向かっていく。
 
 
そして、理想の状態を手に入れ
「ある」に至る。
 
 
、、、のならば話は簡単なのだけれど、
なかなかそうは行かない。
 
 
仮に、他の人から見れば
お金持ちになったとしても、その人が
 
「お金持ちである」
 
人格になるかは、まだわからない。
 
 
仮に、すさまじいトレーニングをして
理想的なボディを手に入れたところで
 
「美しい人である」
 
状態になるかは、わからない。
 
 
 
「なる」と「ある」の狭間には、
近くに見えて、遠く深い川が流れている。
 
 
一足飛びには行けない。
 
 
「なる」と「ある」の間をまたぐものに
気がつかないといけない。
 
 
それが「たる」だと思うんだよね。
 
 
たる。足る。
 
 
更に「上」を目指す気持ちと同時に、
足るを知る。
 
 
この心を持つことによって、
やっと「なる」と「ある」が
橋渡しされるように思う。
 
 
自分の中で足りているから、
他の人との比較でなく、
自分自身の「そうである」を許可できる。
 
 
誰かに何を言われても、
足りているから、軸をぶらさないでいられる。
 
 
「たる」があるから、
「ある」でいられる。
 
 
そして、自分の中にある
たくさんの「ある」が、
自分自身の人格を形成するんだろうね。
 
 
さてさて。
 
 
プロセスとしては
 
「やる→なる→ある」。
 
 
だけど、実際に「ある」に行き着くルートは
 
 
なりたい→やりたい→やる→なる
 
 
からの、
 
 
たる→ある
 
 
なのかもね。
 
 
そして新しい世界で出逢う人を見て、
また「あんな風でありたい」を見つけて、
「なりたい」に気づく。
 
 
そんなサイクルを繰り返して、
人生を織りなしてゆくのかもしれないね。
 
 
あなたは今、何が足りていますか?
 
 
ではでは。
 

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