物事の本質をうまくつかむ人と、
なんかちょっとズレてしまう人っているよね?
ワタシなんかは、まぁズレまくっているから
こんなありさまなんだけれどさ(笑)
、、、まぁ、それは置いておいて。
どうやら本質をしっかり見極められる人と、
「え?違うくない?」っていう人には、
そもそも「本質」そのもののとらえ方が違うのでは?
と思うようになってきたのよ。
たぶん、本質をきちんととらえて
自分のものにできる人は、そうでない人と
違う思考回路、、、というか脳内イメージを持っている。
なので、きちんとできる人が「本質」というものに
どんなイメージを持っているのかを知れば
今よりもずっと効果的な動きができると思う。
ので、今日はそんなシェア。
さて。
本質、、、、場合によっては
「ポイント」なんて表現もするけどさ。
いわゆるポイントがズレてしまう時って、
「本質は ” 点 ” だと思っている」
という思い込みがあるのかもしれない。
「おい!いや、イグゼロよ。
ポイントって言うくらいだから、点だろうが?」
と思うかもしれないし、それは間違っていないんだけど。
ただ、私の周りにいる
本質、ポイントをつかむのが上手い人は
ポイントを ” 点 ” だととらえていないように感じる。
本質を見極められる人は、
「本質は ” 線 ” だと思っている」
ように感じてならない。
もうちょい厳密に言うと、
「本質は ” 線 ” の先にある到達点、あるいは起源点である」
みたいな感じ。
” 点 ” ではあるのだけれど、
独立して存在、浮遊しているものではなく、
さまざまな ” 経緯の線 ” をたどることによって見えてくるもの。
そんなとらえ方をしている。
なので本質からズレる思考は、
「なんか ” 本質 ” という場所があって、
そこ(点)にワープしていく」
みたいなイメージを持ってしまうこと。
それだと、なんとなく分かった感じがするだけで
応用も何も効かないので、また ” 点 ” を探して迷う、
ってことになりやすい。
対して。
本質を見極められる思考は
目の前で起こっている現象を
「この現象の本流、源泉みたいな場所があって、
そこ(線)をたどってゆく」
みたいなイメージ。
その ” 線 ” は時間的経緯だったり、背景だったり、
失敗の歴史だったり、原理原則だったり。
そういう ” 線 ” をたどっていると、
「これは本流じゃない」
ということが分かるので、応用もできる。
また、いくつかの本質と本質を結びつけて新しい ” 線 ” として、
さらなる源泉を見つけていくこともできるようになる。
そんなイメージ。
なので。
本質を見極めるのが上手い人は、
「ワープ」しているのではなく、とてつもなく早く
「道をたどって」いる、ということになるように思う。
コツという ” 点 ” だけを教えてもらっても、
なかなかモノにできないのは、そういった
「本質というもの、そのもののとらえ方」
も影響しているのかもしれないね。
さてさて。
今回も抽象的な話になってしまったけれど、
なにかのヒントになってもらえたら幸いっす。
本質は ” 点 ” 。それは正しい。
ただ、ポツンと浮かんでいる点ではなく、
そこから波状的に ” 線 ” が出ている原点。
だから、本質を突き止めるためには、
その ” 線 ” を川下から川上に向かうように
たどることによって、到達していける。
みたいな脳内イメージがあると、
焦らないで済むのかもしれないよね。
ポイントは点じゃない。
何事にも道がある。
どんなことも、ワープはできねぇんだなぁ、ってことで。
まぁ、すぐに安易にコツをとか攻略法を求めちゃう
ワタシが偉そうなことを言えるワケないんだけれど(笑)
ではでは。