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自己対話力を高める方法

先日、ふとした思いつきで開催した
複数人が集まる飲み会で、
 
「なるほど!
 イグゼロさんの思考は、
 そうやって鍛えられているのか!」
 
と、一緒に飲んでいる人に、なぜか感心された。
 
 
 
自分自身では意識してやっていたわけじゃないんだけれど、
指摘されてみると
 
 
「たしかにそうかもしれない!」
 
 
と思ったので、今回はその時にあった話を
シェアしようと思う。
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
前置きは、何かスゴそうな感じだけれど
実はそんなに大したことはない。
 
 
たまたま、その時の飲み会には、
 
「私の文章を読んでいたんだけれど
 私に直接会うのは初めてだ」
 
という人が、何人かいたのね。
 
 
 
その何人かに、
 
いわゆる「禅問答」みたいな感じで、
 
 
「イグゼロさんは、○○とは何だと思っていますか?」
  
みたいな質問を、矢継ぎ早にされたんだよね。
 
 
 
 
 
例えば、
 
 
「イグゼロさん、幸せとは何ですか?」
 
 
と、いきなり、急に質問されたわけ。
 
 
 
そこで私は間髪いれず、
 
 
「幸せ?んー。感謝している状態かな?」
 
 
と答える。
 
 
 
すると、今度は、
 
 
「では、感謝とは何ですか?」
 
 
と、これまた間髪いれずに質問が飛んでくる。
 
  
 
 
もちろん、答えを事前に用意しているわけではないので、
 
 
 
「感謝!?感謝ねぇ。。
 いま、そこにあるものを“ある”と認識できている状態」
 
 
と、また返す。
 
 
 
これが、テニスのラリーのように
ポンポン続くわけだ。
 
 
「では、認識とは?」
 
 
「では、価値観とは?」
 
 
「では、クセとは?」
 
 
みたいな感じで。
 
 
 
 
そこで私が返す答えは、
あとでじっくり考えてみると
矛盾があったりする場合もあるかもしれない。
 
 
でも、問答を繰り返している時には
適度な緊張感があって、メチャメチャ面白かったんだよね。
 
 
 
 
 
 
 
で、
 
 
その様子を見ていた他の飲み会メンバーから
 
 
「そりゃ、表現力とかが鍛えられるわけだ」
 
 
と言われた、というわけ。
 
 
 
 
たしかに、答えの無いような概念的なことを
 
「あーでもない、こーでもない」
 
と考えることが、私は大好きだ。
 
 
 
それを、今回のように唐突に問われることも
初めてじゃない。
 
 
 
 
 
なので、
 
 
こんな「禅問答」みたいなことも、
思考力を深めるためには、役に立つのだなぁ
と思った次第。
 
 
 
 
そして、
 
 
電車の中とか、暇な時に
一人でやってみると、たぶん自己対話力を
高めることになるだろう。
 
 
(と同時に、おかしな人へと
 仲間入りすることになるけれど(笑))
 
 
 
はじめは何からスタートしても良いので、
概念的なことを思い浮かべてみる。
 
 
 
「時間とは何だろう?」
 
 
とか、
 
 
「お金とは何だろう?」
 
 
とか、
 
 
「右とは何だろう?」
 
 
とか、ホントに何でもいい。
 
 
 
そこで思いついたことのキーワードについて、
また「何だろう?」を考えてみる。
 
 
 
当たり前だけれど、
 
 
「確実な、たったひとつの回答」
 
 
なんてものは、そもそも無いんだし、
誰からも採点もされないので、自由に考えてみる。
 
 
 
スーパー無駄な時間かもしれないけれど、
あなたの思考力という「筋肉」の「筋トレ」には
まちがいなく効果を発揮することになるだろう。
 
 
 
 
 
 
 
私たちは、学校教育で
 
「必ずひとつの答えがある」
 
という「刷り込み」をされてきている。
 
 
でも、現実世界は「ひとつの答え」になることの方が少ない。
 
 
 
「ひとつじゃない答え」
 
 
を考え、現実世界で使える“脳力”をトレーニングするには
かなり効果的な方法かもしれないので、
もしよかったら、やってみるのもいいかもしれないね。
 
 
 
まぁ、そんな風に考えるのがクセになったら、
間違いなく「おかしな人」方面に
一歩近づくことになるんだろうけれど(笑)
 
 
 
そうなったら、ぜひあなたと一緒に酒を飲みながら
わーわー話をさせてくださいませ。
 
 
ではでは。
 

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