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フアンクラブを持とう。不安クラブね。

日々、過ごしているだけで、
何かと不安になることはあるものだ。
 
 
特に、未知のことを考えたり、
新しいことを始めようとしている時には
 
 
「どうなるだろう。。。?」
 
「もし、うまく行かなかったらどうしよう、、、」
 
 
と、不安になることもさらに増えるかもしれない。
 
 
 
でもね。
 
 
これは私の個人的な経験則でもあり、
さらにものごとが上手く行っている人の
共通項でもあるんだけれど、
 
 
「不安であり続ける」
 
 
というのが、どうやら、なにかを成し遂げる時の
最高の精神状態っぽいんだよね。
 
 
 
 
 
私がお仕事を一緒にさせてもらっている人で、
 
 
「その人が手がけるプロジェクトで
 赤字になったことは、ここのところゼロ」
 
 
という、そうとう凄腕の人が何人かいる。
 
 
 
最近手がけたプロジェクトの全てが
 
 
「成功か、もしくは大成功」」
 
 
という結果を出していて、
 
そのプロジェクト数も
数十から百以上という状態だから、本当に凄いと思う。
 
 
 
もちろん、そういう状態に行きつくまでには、
さまざまな経験を重ねていて、
失敗を知らない、というわけじゃないんだけれど、
びっくりの実績だ。
 
 
 
 
で、
 
 
そこまでの強大な実績を出したら、
 
「まぁ、今回も大丈夫だろう」
 
と、不安とは別世界の人間になるかと思いきや、
全然そんなことないんだよね。
 
 
 
プロジェクトで売上げが立つまでは、
かかる経費をギリギリまで抑えるし、
売上げが立ったとしても、ハデに遊んだりしない。
 
 
  
そして、 
 
プロジェクトが全部計画通りに行っていたとしても
 
 
「今回は、どうなるのだろう?」
 
 
と、どこかに見落としがないかを、ずーっと考えている。
 
 
 
もう、不安を抱えたまま24時間365日を過ごしている状態だ。
 
(と言っても、それで不安に押しつぶされて
 ネガティブになったりしているわけじゃないんだけれどね)
 
 
 
 
逆に、
 
 
「ああ、今回の仕事も、今までと同じだから、
 ま、大丈夫でしょ?」
 
 
というのを、誰かを安心させるためじゃなく
普通に言う人は、大抵「あら残念~」という状態になっている。
 
 
 
 
 
不安になっているのは、全然楽じゃない。
 
でも、どうやら「不安」というのは、
何かをやる時の敵じゃなくて、お友達みたいなものらしい。
 
 
不安というお友達と手をつないで進んでいると、
「まさか!」という事態は起こりにくいし、
ほどよい緊張感を生んでくれる。
 
 
不安を感じたくないからと言って、
不安を排除し出すと、それは今度は「慢心」「傲慢」という
ワルいお友達を引き寄せることになってしまう。
 
 
もちろん、不安は「お友達」くらいのポジションなので、
不安に支配されて「不安の奴隷」みたいになると
それはそれで問題があるのだけれど(笑)
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
不安と言うのは
 
 
「今あるものが、失われちゃうかもしれない!」
 
「今よりも、よくない状況になるかもしれない!」
 
 
という、心の黄色信号だ。
 
 
 
つまり、今のあなたのことを守ってくれている
あなたのことが大好きな
 
「ファン」
 
という見方も出来る。
 
 
 
あなたの不安は、あなたのファンなわけだ。
 
 
 
だから、それを
 
 
「もう邪魔!」
 
 
と思うのは、かわいそうだし、だからと言って
その気持ちに負けてしまうのも、もったいない。
 
 
適度な、良い付き合い方さえすれば、
最高にあなたの応援をしてくれる存在なんじゃないかな?
 
 
なんて思うわけ。
 
 
バランス良く、付き合って行きたいものだよね。
 
 
 
ではでは。

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