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言語化トレーニング。多重人格化の巻。

「イグさんの文章おもしろいっす!」
  
「実はイグさんって、何人かいるんですよね?」
 
「本当に口先から生まれてきてますよねぇ。。。」
 
 
と、おかげさまでお褒め(?)いただけて、最近は
 
 
「どうやったら文章うまくなります?」
 
 
みたいなご質問をお受けすることもある。
 
 
 
あいやー。
 
 
この記事を読んでくださっている方の中には、私が
逆立ちしてもかなわないライティングの大先輩だったり、
プロフェッショナルさんたちもいらっしゃるので、
 
 
「こうだよドヤァァァ!!」
 
 
なんて、とても言えない。
 
 
 
さらには、
 
きちんとお金を払って、私のセミナーに
参加してくださっている方もいるので、
 
 
「こうだよ」
 
 
なんて、気軽に教えることなんて、
とてもじゃないけれど、やります。
 
 
 
、、、え?
 
 
いや。
 
 
今日は、そのうちのひとつだけね。
 
 
 
 
 
まぁ、言語化や文章化は、基本、慣れだ。
 
 
 
量を書いているうちに自分のスタイルが
できてくるだろうし、そのスタイルをぶっ壊しながら
またコツコツ書いていけばいいのだろう。
 
 
 
とはいえ、
 
 
「こう考えると、広がるかも?」
 
 
という、言語化のトレーニングのひとつを
お伝えしたいと思う。
 
 
 
 
さてさて。
 
 
 
冒頭で、
 
 
「実はイグさんって、何人かいるんですよね?」
 
 
と言ってくる人がいると書いたけれど、
それは、あながち間違っていない。
 
 
 
私の中には、何人ものキャラクターがいて、
その一人ひとりが
 
 
「この文章、いいね!」
 
「これダメ!」
 
 
とチェックを入れている感じなのだ。
 
 
 
で、
 
基本、そのキャラクターたちがチェックをしてくれて
全員が
 
 
「いいね!」
 
 
という文章は、やはり分かりやすいらしく評価も高いし、
言語化も、うまくいっていることが多い。
 
 
 
そう考えると、私は多重人格の分裂症なのかもしれないね。
 
 
  
 
、、というわけで、私の中に住んでいる
キャラクターたちをご紹介。
 
代表的なのはこちらの4名だ。
 
 
仮に、
 
 
「無骨さん」
 
「皮肉屋さん」
 
「無邪気さん」
 
「壮大さん」
 
 
とでも呼んでおこうか。
 
 

 
 
「無骨さん」は、基本素直だ。
 
ただ、想像力とか察しの良さは期待できない。
 
話をウンウンと聞いてくれるんだけれど
近視眼的で、自分の世界からしかモノが見えない。
  
 
なので、
 
「あなたの生活に即して言うと、、、」
 
とか、
 
「他の具体例をあげてみると、、、」
 
とか、
 
「繰り返して言っておくと、、、」
 
みたいなフォローが大切になる。
 
 
すると、
 
 
「ワカッタゾー!!」
 
「コノ文章、イイゾー!」
 
 
と、よろこんでくれる。
 
 

  
 
次は「皮肉屋さん」。
 
このキャラは、さっきとは逆で、めっちゃ頭いい。
 
こっちが1を言えば10を理解し、
自分の意見とすりあわせる。
 
しかし、その分、ツッコミが厳しい。
 
 
物事を鳥瞰し、ナナメから攻撃してくる。
まさしく皮肉屋だ。
 
 
なので、
 
 
「もちろん、コレコレの場合は例外だけど、、、」
 
「察しのいい人にはバレバレだけど、、、」
 
「これはあくまで個人的な意見だけれど、、、」
 
 
と、「皮肉屋さん」の頭の良さに
こちらから白旗をあげる。
 
 
すると、
 
 
「フフン、ワカッテルジャナイカ」
 
「マァマァダナ、コノ文章」
 
 
と、機嫌をよくしてくれる。
 
 

 
 
で、「無邪気さん」。
 
 
この子は、ぶっちゃけ、飽きっぽい。
 
予定調和のまま文章を進めていくと、
すぐにその場を離れる。
 
落ち着きがないし、すぐソワソワする。
 
たぶん今回の記事も、今くらいの時点で
「無邪気さん」は、眠くなってると思う。笑。
 
 
 
なので、
 
予定調和を崩して突然ふざけたり、
 
マニアックなネタを入れたり、
 
とにかく次の一行を読んでもらうために
今の一行を綴るわけだ。
 
 
すると、
 
 
「ソウキタカー(^^)」
 
「コノ文章、オモシローイ♪」
 
 
と、どっかに行かないで読んでくれる(笑)
 
 

 
 
最後が「壮大さん」。
 
 
このキャラクターは、なにかと壮大だ。
 
音楽で言うとクラシックの交響楽団。
 
テレビで言うとドキュメンタリーか大河ドラマ。
 
役者で言うと北王子欣也さん。
 
 
 
「過去から未来」、
「人類」、「人生」、「宇宙」とか大好き。
 
 
どこかに雄大さがないと、がっかりする。
 
 
 
なので、
 
物語を感じてもらう。
 
時間の流れを綴り、ものさしのケタを変える。
 
スケールを大きくし、
その上で日常へと文章を帰還、帰着させる。
 
 
 
すると、
 
 
「ウム。」
 
「コノ文章、ホメテツカワス」
 
 
と、ご満足いただける。
 
 

 
 
うーん、、、
 
 
。。。なんかワタシ、上司が4人いる
中間管理職みたいだな。。。
 
 
 
 
でも、
 
 
私の中に住んでいる
この4キャラクター全員が「OK!」をくれると、
やはり、読んでもらいやすい文章になるようだ。
 
(ホントは4人じゃなくて、もっといるけど)
 
 
 
もちろん、この4人じゃなくても構わないけれど、
 
 
「文章の表現力をアップさせたいなー」
 
 
なんて思った方は、
 
 
いつもの「自分キャラ」ではないキャラクターを
脳内に作ってそのキャラクターが
 
「いいね!」
 
を出す表現を少し意識する、
なんて方法もあるかもね。
 
 
はじめは1キャラクターでもいいので、
今とは違う視点をいれてみては?
 
 
 
 
参考になったら幸いです。
 
 
 
ではでは!

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