相手に何を言っても受け入れられる
2つの文法を覚えよう!
誰かと話をしていると、
「あー、この人って、本当に頭悪いなぁ」
とか、
「デリカシーがないなぁ」
なんて思っちゃう事って、あると思う。
逆に、
「本当にスゴイと思うけれど、
歯の浮いたようなオベッカに受け取られないかな?」
「皮肉やお世辞に取られたら、ヤだな」
なんて思うこともあるだろう。
そんな時には、
思っている事を言う時に、
「ある文法」
を使うといい。
この文法を添えるだけで
相手に気持ち良く受け取ってもらえる
という「魔法の2文法」がある。
今日はそれを話してみよう。
まずは、言いにくいことを言う場合や、
表現のキツい言葉を使う場合に使える文法。
誰かと話している時に
「あなたって、バカだよね」
とか、
「あなたは、デリカシーがないよね」
とは、なかなか伝えにくい。
そんな時には、たったひと言だけ、
言いたい言葉の前につければいい。
そのひと言とは、
「いい意味で」。
ある程度の仲になっていれば、
この言葉をつけるだけで、何を言っても
大抵は受け入れられるし、許される。
「あなたって、いい意味でバカだよね」
「あなたって、いい意味でデリカシーがないよね」
「あなたって、いい意味で子供だよね」
「あなたって、いい意味でクレイジーだよね」
もし相手と仲が良くて
相手の反応が悪くなければ、
その後に、
「まぁ、いい意味じゃなくてもそうなんだけど☆」
と、冗談めかして言っても大丈夫だ。
この
「いい意味で」
という言葉は、相手に誤解されないために使うのも
効果的だ。
「あなたって、化粧がうまいね」
なんて言うのは、人によっては
「じゃあ、すっぴんはダメってことか?オラァ!」
と気分を害される場合もある。
でも、最初に
「いい意味で」
をつければ、相手に誤解されることはない。
相手にキツめの言葉を使う時や、
誤解される可能性のある表現をするときに
うまいこと使ってみて欲しい。
それが「いい意味で」文法。
もうひとつ。
相手に誉め言葉を送りたいんだけれど、
相手がそれを素直に受け取ってくれるかわからない場合。
本当に頭がいいと思っているのに、普通に
「あなたって、頭がいいよね」
と伝えると、なんかオベッカに聞こえそうだったり、
相手が皮肉に感じたりするシチュエーションが
たまにある。
他にも
「カワイイ」
「やさしい」
「オシャレ」
「男らしい」「女らしい」
など、なんでもいい。
そんな、相手を誉めたい時に使える文法。
それが、
「やっぱり、~~~~~と言われるわけだ」
という形。
たとえば、相手の発言に対して
「頭いいな」
と思ったんだけれど、それを相手が素直に受け取るか
分からない時には、
「うわ!○○さん!
やっぱり、頭がいいって言われるわけだ!」
と伝える。
ポイントは、
・「やっぱり」と言うことで、
「今までも思っていたけれど」という前提を伝える。
・「~~~と言われるわけだ」と言うことで、
「私だけが言っているんじゃない」ということを匂わせる。
というところ。
もちろん、「頭がいい」に限らず、なんにでも使える。
「やっぱり、カワイイって言われるわけだ!」
「やっぱり、やさしいって言われるわけだ!」
「やっぱり、オシャレって言われるわけだ!」
「やっぱり、男らしいって言われるわけだ!」
「やっぱり、女らしいって言われるわけだ!」
などなど。
相手が興味を持って、
「え?そんなこと誰が言っているの?」
と質問されても、
「え~、そんなの、みんな言ってるよー」
とか、
「言葉に出さなくても、みんなそう思っているよー」
と返答すればいい。
あくまで
「私だけが思っているんじゃなくて
すでに大勢の人が、あなたの魅力を知っています。
私は、今それを確認できました」
というスタンスで話せば、皮肉に取られない。
というか、皮肉に取ったら、
相当のナルシストに思われてしまうので、
相手が皮肉に取れなくなってしまう。
はい?ハラグロですが、なにか?(笑)
と、言うことで。
相手にキツい言葉を伝えたい時や、
誤解を生みそうな時は、
「いい意味で」。
そして、相手を誉めたいのに
オベッカや皮肉に取られるのを避けるためには、
「やっぱり、~~~~と言われるわけだ」。
この2つの文法を覚えておくと、
よりスムーズな人間関係を結んで行けるかもしれないね。
効果的に使ってみてくださいな。
ではでは。