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覚悟を持って、えこひいき。

今からする話は、
人によっては違和感のある話だと思う。
 
 
また(いつもそういうスタンスだけれど)
 
「私の考え方が絶対正しい!」
 
というわけでもないので、
 
 
「あー、イグゼロって奴は、
 こういう風に考えているんだなー」
 
「アホやー」
 
 
と、さらりと読んでもらえれば幸いだと思う。
 
 
 
 
というわけで、今回のテーマは
 
「えこひいき」。
 
 
 
「えこひいき」と聞いて、
あなたはどんなイメージをするだろう?
 
 
「うーん、人にはできるかぎり
 平等の方がいいんじゃない?」
 
「誰かが、あからさまにえこひいきしていたら
 その場にいる人が、しらけるよね」
 
 
なんて思うかもしれない。
 
また、それを否定するつもりもない。
 
 
 
ただ、個人的には、
 
 
「私は、好きな人にえこひいきをする」
 
と覚悟しているし、
 
「自分は、えこひいきされたい」
 
と願ってもいる。
 
 
まず、そこをごまかさない所からスタートしないと、
(あくまで個人的には)動きがとれん。
と思っているんだよね。
 
 
 
かく言う私も、むかしむかしは
 
「みんなに出来る限り平等に接した方が良いよね」
 
「好きじゃない人にも、あからさまな態度は
 取らない方がいいよね」
 
と思っていた八方美人の典型だった。
 
 
けれど、
 
そんな風にしていると、
自分のエネルギーを、出会う人全員に
まんべんなく送ることになるので、
 
 
「エネルギーの高い、好きな人には
 まったく響かない」
 
「そうでない人に
 時間とエネルギーを費やしてしまう」
 
 
というハメに陥った。
 
 
 
それでもしばらくは、
 
 
「でも、平等にしなくっちゃ!」
 
「えこひいきして、変に相手を傷つけて
 逆ギレされても怖いし」
 
 
みたいに思って頑張っていたんだけれど、
ある時、ふと気がついたんだよね。
 
 
 
「あ、でも考えてみれば、
 現時点で、全人類に平等に接してないわ」
 
 
って。
 
 
会ったこともない、日本と反対側に住んでいる人と、
今目の前にいる人と、まったく同じように
時間とエネルギーを注いでいるか?
 
といったら、全然「NO」だし、
 
 
そもそも、そんなこと言いだしたら、
 
「人だけえこひいきして、
 他の動植物はどうなのよ?
 えこひいきどころか、食べてるやん?」
 
「アンドロメダ星雲の石ころひとつは
 どうなのよ?」
 
と、全然わけの分からない方にまで妄想が広がってしまい、
そして行きついた結論が
 
 
「そうだよな。
 時間もエネルギーも限られているし、
 そもそもすべてに平等なんてできる器量はない」
 
と、覚悟(というか、開き直り?)して、
現在に至っている感じ。
 
 
 
そこから、
 
 
「私は、好きな人にはえこひいきするし、
 そうでない人には、あからさまに取られてもいいから
 スルーする」
 
「一番えこひいきするのは、自分。
 私は人のために生きているのではなく、
 自分のために生きている」
 
「優しくするのも、寄付をするのも、他の人のためじゃない。
 そういう自分が、気持ちいいからだ」
 
 
と、そういうスタンスに変えることにした。
 
 
一番はじめに伝えたように、
このスタンスがいい!とかは、わからない。
 
このスタンスによって得たものもあるだろうし、
失ったものもあるだろう。
 
 
ただ、一つだけ言えるのは、
八方美人をしていた時よりも、私自身は楽になった。
 
 
 
好きな人には、とことんエネルギーを注ぐ。
 
そうでない人には、注がない。
 
 
あえて神経を逆なでする必要はないけれど、
ハッキリと
 
「あー、ごめん。私はエネルギー注げないわ」
 
と伝える。
 
 
私は、自分のために生きている。
 
 
愛も、はじめはえこひいきから始まると思っている。
それをどこまで広げられるかは、本人次第だが。
 
 
 
なので。
 
 
逆に言うと、
 
「私自身がないがしろにされる」
 
というシチュエーションに対しても、もう覚悟している。
 
 
 
そりゃ、
 
「自分は、誰かに、えこひいきする。
 そして、みんなから、えこひいきされたい。
 さらに、誰からも嫌われたくない」
 
っていうのが、最高やろなー、とは思う。
 
 
けど、それはスーパーわがままだし、
そんなのは原理原則からすると、バランスが悪すぎる。
 
 
私がスルーした人は、私のことを好きになるわけもないし、
そんなことを望むのはお門違いだ。
 
中には、私のことを思い出すだけで
顔をしかめるほど嫌う人もいるだろう。
 
 
もちろん、こっちが好きになって、えこひいきしても
そこで相手が私に好意を持つかどうかは、別の話だ。
 
 
だから、そこも覚悟、というか
 
「そりゃそうだよね」
 
と思っている。期待する方がおかしい。
 
 
 
自分が勝手に好きになり、えこひいきし、
自分が勝手にスルーして、えこひいきしなかった。
 
全部、自分が、自分のためにやっていること。
 
 
これを、変にごまかして
 
 
「いや、、、あの時は仕方なかったから。。。」
 
 
とか、
 
 
「私は、出会う人すべてに
 愛と感謝を注いでいる、よね?」
 
 
なんてやっていると、時間の無駄だわ。
と、ハラグロな私は思っている。
 
 
 
今回の話は、特に
 
「これがオススメ!」
 
って話じゃない。
 
 
繰り返すけれど、得るものも失うものもある。
 
 
ただ、もし「平等」という事に疲れている人が
いるのだとしたら、こんな生き方もあるかもよ?
 
という感じで、この話自体をスルーしてください(笑)
 
 
 
というわけで、
私の文章に付き合ってくれてありがとう。
 
あなたの時間を使って読んでくれたことが
そのままイコール、私にとっては
 
 
「わーい!えこひいきしてもらえた~!」
 
 
と、勝手に解釈します(笑)
 
 
ではでは。
 

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