「事件は現場で起こってるんだよ!」
「現場の声を大切に」
「以上、現場からリポートでした」
などなど、「現場」っていう言葉は、様々な
シチュエーションで使われるよね。
あなたは、「現場」っていう言葉に
どんな響きを感じるだろう?
さて、そんな話を頭の隅に置きながら、
今回の話に入って行こう。
前回、思考力と実行力のある友達の
本の読み方を紹介した。
それは、
「一冊の本を読んで、1アクションプランだけ取り入れる」
というものだった。
一冊の本を読んだ時には、「あれもこれも」と
取り入れようとはしないで、自分の行動を変える
「1アクションプラン」だけを吸収する。
そんな読み方。
で、
その話を聞いた時に、さらに友達が語ってくれたのが、
「頭という管理部門」と「体という実行部隊」の話。
本を読んでいる時っていうのは、私たちの
「頭という管理部門」が働いている。
「ほーっ!!!こうすればいいのか!」
「これはぜひ、私に取り入れる必要がある!」
などなど。
そして、本を読んだ後に、「頭という管理部門」は、
「現場」である「体という実行部隊」に通達する。
「今度、コレコレということが良い、
ということが分かったので、実行するように」
さて、ここでびっくりするのが「体という実行部隊」。
「そんなこと言われても、
すでに、やらなきゃいけないことだらけだよ!」
「急にやれ!って言われても、
こっちの身になってくれよ!」
「事件は現場で起きているんだ!!」
頭では「いい」と分かっていても、
実際に行動する体の方は、拒否反応をする。
そんなことって、たくさんあるよね?
なので、前回紹介した
「1冊の本で1アクション」というのは、
私たちの「体という実行部隊」にも、優しい提案だと言える。
たくさんのインスピレーションを受け取っても、
自分の「体という実行部隊」に気遣って、
「今回は、これ1つだけお願いします」
と伝える。
すると、「体という実行部隊」は、
「えー、またぁ?
でもまぁ、ひとつだけなら、やってみるか」
「ま、ひとつだけなら、
なんとか やりくりしてみるか」
と、動いてくれやすい。
すると、
「頭という管理部門」と、
「体という実行部隊」が、
手を取り合って、最高の結果を導くことになる。
良い関係だよね。
あなたがもし、今の生活の中で、
働いている会社や、住んでいる地域、国に対して
「もう、現場のことも
もう少し考えてくれよ」
と思うのであれば、
「あなた自身」という現場の事も考えて、
「頭という管理部門」が指示を出してみるのも
いいかもしれないね。
そんな事を書いている私は、
肝心の「頭という管理部門」自体が
フリーズしていることがよくあるんだけれど(笑)
ではでは~