「イグさん、これからの世の中
どうなっていくんですかね?」
ってなことをご質問いただくのだけれど
そんなことは予言者じゃないので分かりません~
、、、が!
「こういう人は、ちょっと厳しいだろうな」
ということは言えるかな?
と思ってるので、その辺の話を。
ちなみに、特定の人や、特定の業種を
ディスったり、「これはダメ!」と
言うつもりはありません~
さて。
今回のコロナ騒動で、
ライフスタイルにまったく影響がなかった、
という人は、ほとんどいないと思う。
で、このライフスタイルへの影響は
これからの生活にも関わってくることだろう。
シンプルに言うと、人の動きが
きっと変わってくる。
その中で最も苦痛をともなうのは、
「今まで ” 持っていた ” 人や業種」
だと思う。
むかしむかし、テレビが台頭してきた時、
映画業界は徹底的に「テレビつぶし」を
しようとした。
「テレビに出た俳優は、映画では使わない」
という圧力をかけたりもした。
しかし、テレビの隆盛を防ぐことはできなかった。
デパートが人々に「あこがれ」を売っている中、
大衆化を味方に立ち上がったスーパーに
小売りの主役を奪われることになった。
それは、既存の成功体験と店舗、
そしてお客様を持っていたために
「あんなとは違う」
という慢心があったのではないか?とも思う。
そんなスーパーも、
自動車が大衆化することにより
駅前の立地よりも郊外型の店に
お客さまの流れを取られたりもする。
で、その後はネットでの買い物が
ごく一般的になったりもする。
まさに、昨日までの強みが
みるみるうちに足かせになる歴史だ。
日本は、銀行口座を
だいたいすべての人が持っていて、
クレジットカードの普及率も高い。
その「宝」があるがゆえに、
皮肉にもキャッシュレス化が遅れている。
今、そういった整備が整っていない国が
カエル跳びをして、いきなり最先端に踊り出している。
でだ。
これって、個人によっても起こるわけでして。
今まで「持てる者」だった人が、
その「宝」があるがゆえに慢心したり、
その「宝」があるがゆえに新しい行動を
起こせなかったりする。
そして、今までの「持たざる者」が、
なにもない「更地」に自由の種をまいて発展する。
そんなことが繰り返されているわけだ。
そして。
今後、人の心理やニーズは
間違いなく変わってくる。変わってきている。
その時に大切なのは、
「ゼロベースで考えることができるかどうか?」
なんじゃないかな?
オフラインでうまく行っていたものを
オンラインでそのままやっても、うまくいかない。
(理由はまた、別の記事にできるといいな)
そこそこうまく行っていた人は、
「ここを応用すれば、、、、」
みたいに考えるけれど、
もはや競争種目が変わっているくらいに
考えていた方が良いようにも思う。
ここで、人の動きは変わる。
日常の前提が、きっと変化する。
その時にもっとも危険なのは、
昨日まで「宝」だった、
自分に優位性を持たせていた何かだと思う。
その強みが、
そのネットワークが、
その設備が、
がんじがらめにする鎖や牢獄に
ならないとも限らない。
逆に言うと、
今までの自分の「足かせ」が
未来を大きく飛躍させる宝となる可能性もある。
陽の目を見なかったことが
大きく芽吹くことだってあるだろう。
最強のカードが最弱のカードに。
最弱だったカードが、
使い道だらけのカードになり得る。
どうなるのかは、具体的には計れない。
でも、
技術と人の動き。
「本当はこうしたい」
「本当はこうしたくない」
が、ヒントになってゆくんだろうね。
さあさあ、模索してまいりましょう!!
ではでは。
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