今さら私が言いださなくても
「基本に忠実」
「基礎に飽きない」
と言う人は、やっぱり最終的に
自分の得たい成果を得られるなー、なんて思うよね?
そして、何かにおいて
「基礎に飽きない」
ということ、そのものが才能なんじゃない?
なんて風にも思う。
では、
この「基礎に飽きない」ということを実践できる人って
いったい、どんな人なんだろうね?
、、、ということを友人に聞いたところ、
「ああ、それは3パターンしかないよ」
という返事が即答で返ってきた。
私のこういうワケの分からない問いかけに即答してくれる
友人がいるのは、本当にありがたいことだなー、
と思いながら、その3パターンというのを聞いてみた。
友人が言うには、こうだった。
1.基礎を続けることそのものが好きな人。
2.逃げ道がなく、覚悟のある人。
3.何も知らない人。
それぞれを説明すると、こうだ。
1.基礎を続けることそのものが好きな人。
というのは、文字通り
「基礎の行為そのものを続けるのが好き」
ということで、例えば
バッターボックスに立つのも好きだけれど、
素振りそのものが大好き!という人だったり、
帳簿を見て数字を合わせることそのものに
楽しみを見いだしていたり、
株のチャートを見ているだけで、一日が過ぎてしまう。
という、本人の趣味嗜好が
たまたま、そこに合っていた、というケース。
このケースは、まさに「才能」と言える感じで、
これを後天的に手に入れようと思っても、
なかなか難しいかもしれない。
シンプルこの上ない、
「だって、好きなんだもん」。
に勝る能力は、なかなかないのかもしれないよね。
つぎの、
2.逃げ道がなく、覚悟のある人。
は、ある特定の技術を手に入れることに本気の情熱がある人で、
特に
「これがダメだったら、もう後がない」
と思っている状態だと、継続しやすい。
ある目的を果たすために、命がけでがんばる。
強くなるため、お金持ちになるため、誰かを守るためなど、
さまざまな要因があるけれど、そういう人は
「基礎に飽きている場合じゃない」
という心理状態なので、ずっと継続する。
ただ、目的を見失ったり、
燃え尽きちゃったりするリスクもあるので、
そこは気をつけないといけないよね。
で。
友人が、
「たぶん、これが最強」
というのが、
3.何も知らない人。
というパターン。
どういうことか?というと。
その業界なり、技術なりに初めて触れる状態で、
それがどんなに厳しくても
「あ、コレを学ぶためには必要なんだな」
「そんなもんか」
と思えてしまう、比較対象がない状態。
ヒナ鳥が、初めて見たものを親と思ってしまうような、
初めての就職先が、超絶ブラック企業だったような、
初めて読んだメルマガが、超絶長文だったような(笑)、
そんな状態になると、基礎がずーっと続いていても
「そんなもんか」
と思えるので、しっかりとした基盤が出来るそうだ。
その友人は、さまざまな分野で
プロフェッショナルの能力を持っているのだけれど
「自分はラッキーだった。
今、自分を形づくっているもの全てが、
厳しい環境に、何も知らずに入ったおかげだった」
と、自分を振りかえっていた。
なので。
モノにもよるかもしれないけれど、もしかしたら、
初めてチャレンジするような分野に関しては、
あまり事前の知識をいれずに、飛びこんじゃうのもアリかもしれないよね。
もちろん、最低限、どんな人が教えてくれるのか?
という見極めは必要かもしれないけれど、
その方が、基礎を継続して行なえる
「そんなもんか」
感を手に入れて、素晴らしい成果に結び付く
実力がつくのかもしれないよね。
ではでは。