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ままならない、の味

思い通りにならないことって
色々とあるよね?
 
 
仕事でもプライベートでも
順調に進まなくなったりする。
 
 
誰かとの関係で、
こちらが期待していたような反応を得られない。
 
 
そんなことって、たくさんある。
 
 
 
そんな時は、
やっぱりイライラ、ヤキモキしちゃったりして、
相手が何もしていないのに、
 
 
「なんでそんななの?」
 
「大切に思ってないでしょう?」
 
 
なんて、変な邪推をしてしまったりもする。
 
 
 
でも、そんな「ままならない事」や、
「ままならない人」がいることは、
本当は大きな価値だったりもする。
 
 
特に、立場的にフラットな人で
「ままならない人」がいることは、
実のところ、自分が傲慢になることを
防いでくれていると思うんだ。
 
 
 
 
だってさ。
 
 
「ままならない」ってのは、
「思い通りにならない」こと。
 
 
もっと詳しく言えば、
 
 
「自分の思い通りにならない」
  
「我の思うままにならない」
 
 
ってことでしょ?
 
 
 
 
じゃあ、逆は?
となれば、そりゃあ、
 
 
「我がまま」
 
 
になるだろうから。
 
 
 
 
だから。
 
 
「ままならない」ってことは、
「わがままにならない」ってこと。
 
 
 
たぶん、すべてが自分の思い通りになったら、
きっと人の気持ちが分からない、傲慢な
「自分が絶対正義」ちゃんになってしまう。
 
 
バカ殿様のように。
世間に無知な お姫様のように。
 
  
 
そして、そうなってしまったら、おそらく晩年、
何の立場もなくなった時になって
はじめて自分のまわりに誰もいなかったことを
知ることになるんだろう。
 
 
 
「ままならない」ことを
「ままなる」ようにしていたのは、
 
何らかの力(お金、権力、立場、美貌、若さなど)
だったのだ、と思い知ることになるのだろう。
 
 
 
 
 
そう。
 
 
今、あなたに「ままならない」ことがあるのは、
あなたが「わがままにならない」ための良薬。
 
 
「ままならない」って思った時に、
その前に「わが」を入れてみると、
その役割を果たしてくれているものや人に、
また違った感情を持てるのかもしれないね。
 
 
 
そりゃあ、ストレスもあるだろう。
私だってそうだ。
 
 
でも、
 
その苦い良薬は、味わい方によっては
きっとあなたの中の愛と思いやりを育ててくれている。
 
 
そう思って、お互いにがんばろうぜ。
 
 
 
ではでは。
 

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