昨日の話なんだけれど、女子会ならぬ
男子会に参加をしてきたのね。
男子会、と称しつつ、なぜか
私の新刊『チャンネル・ゼロ』のお勧め帯を
書いてくださった『断捨離』の提唱者、
やましたひでこさんもいるという(笑)
集まったのは、全部で6名という少人数だったのだけれど
ものすごいメンバーだった。
名前を出していいのか分からないので、
それは控えておくけれど、
自然治癒力の学校の代表をつとめていて
著作もたくさんある方とか、
イギリス王室とも親交がある
武道家であり宗教家の方とか、
実質1年で、数千人規模のリアル学校を作った
理事の方とか、
多くの人に慕われる講師をやりつつ、
カイロプラクティックの経営者である方とか、
なんか、とんでもなくすごい人たちの集まりだった。
やましたさんは累計400万部の著者だし、
「断捨離」という日本語を作ってしまったのだから、
もう、言うまでもなく、すごい。
そんな方たちと色々と話をしている中で
本当に「ありがたいなぁ~」と思ったんだよね。
社会的な地位がすごい人と会える、というのも
ありがたい事なのかもしれないけれど、それよりも
それぞれの人間性に触れる事によって、
「ああ、まだ全然、私は小さいんだなぁ」
と思えることが、ありがたい。
メンバーのお一人と二人になった時に、
その方が言っていたのが、
まさにっ!!
という感じだった。
その人は、起業して2年で
数千人規模が通うリアルの学校を作りだし、
その後1年間で、自分が学校に携わらなくても
学校が動き続けるという仕組みを作り上げた人。
なにそれ?天才??
でも、そんなスゴイ人が言うんだよね。
「イグゼロさん、僕も自分の業界の中では
ある程度の頂点にのぼりつめたと思っていたんですよ。
でも、ほんの一歩だけ外に出てみたら、
違う世界には、もっともっとすごい猛獣たちがいたんです。
そこで気がついたんですよね。
自分がムシで、頂点だと思っていたのは
ムシキングだったんだ、って」
おいおい!
あなたがムシなら、俺は、せいぜいプラナリアだよ!
と思っていたんだけれど、
彼は自分を卑下している感じで言っているのではなく、
もっと広い世界があることにワクワクしている感じだったんだよね。
自分がやっていることに健全なプライドを持ちつつ、
もっと広い世界があることを知り、触れる。
それは、とっても豊かな事だと思うんだよね。
自分の世界で、ある程度安住をすることもできるんだろうけれど、
そうすると、きっとどこかで流れがなくなり
濁り、よどむような気がする。
無理をして、背伸びをずっとするのがいいわけじゃない。
でも、
「ああ、まだ、全然未熟だわ」
「頂点かと思っていたけれど、それってムシキングだわ」
と刺激をうけるのは、とっても素敵な事だな、と
あらためて感じる事ができました。
自分が矮小化しないように
いろいろと冒険に出て行きたいと思います。
ではでは。