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社会的筋肉痛。

前回に引き続いて筋肉ネタ。
 
先日、最近著書を出した
谷さんのもとに、パーソナルトレーニングを
受けに行った。
 
 
受ける前は、ぶっちゃけ言うと
 
「ふふふ。。。
 けっこう鍛えてますから、
 大丈夫でござりんすよ☆」
 
と、高をくくっていた面があった。
 
 
ワタクシ、パッと見は
そうでもないけど、気功で9年間鍛えているし、
柔軟性も、まずまずだと思っていたので。
 
(気功は筋力とは無関係と思いきや、
 けっこうな筋トレがある)
 
 
 
え?
 
で、実際、どうだったか?だって?
 
 
 
もうね。
 
 
バッキバキですよ。バッキバキ。
 
 
当日、翌日と、ブリキのロボットのように
カクカクとしか動けない、
筋肉痛の私が、そこにいたよ。
 
 
その時の私は、おそらく
おじいさんと相撲を取っても負けるレベル。
 
 
もう、心の底から
 
「そこのシルバーシート、ゆずれぇぇぇい!!!」
 
と魂のシャウトをしたかったね。
 
 
 
。。。まぁ、それはいいとして。
 
 
 
気功で鍛えていたのは、
いわゆるインナーマッスルや遅筋。
 
体幹に関する部分に関しては
まずまずだったのだけれど、
それ以外は、あかんかった。
 
 
 
「はい、じゃあ脇腹の筋肉を鍛えていきましょう!」
 
え?
脇腹って、鍛えられるの?それっておいしいの?
 
 
 
「腕立て伏せ、もう少しこうやってみましょうか」
 
え?
この腕立て、腕が立たないし歯が立たないんですけど?
 
 
 
「はい、柔軟~。ここがポイントで~す」
 
あれ?
なんか、ガチガチなんですけど?これって、。。。恋?
 
 
 
みたいに、
全然自分ができないことに気づかされて、
もう、途中から笑いがこみ上げてきたね。
 
 
 
そして、コンニチハ筋肉痛。となったわけだ。
 
 
 
 
 
そんな筋肉痛を抱えている中、
ヘンなテンションで思ったのは
 
 
「これや!
 社会的な筋肉痛が大事や!」
 
 
ということ。
 
 
 
またおかしなことを言い出したと思うだろうけれど、
言いたいことは、こういうこと。
 
 
 
私たちは、自分の得意とすることがある。
 
 
私なら書く事だろうし、
他の方なら料理、経営、歌、写真、美容とか
いろいろあるだろう。
 
 
 
そして、得意とすることは
ついつい、なんとなく慢心じゃないけれど、
 
 
「ここまでなら、なんとかなるだろ」
 
 
みたいに思って、安心をしてしまう。
 
 
 
それはそれで素晴らしいことだと思うんだけれど
たまには、自分な得意なことで
「筋肉痛」になってみるのも、いいかもなぁ、と思った。
 
 
 
筋肉痛は「過負荷」が大切。
 
 
・ふだん以上の負荷をかけてみる。
 
・ふだん使っていない筋肉を使ってみる。
 
 
そんなことが重要となる。
 
 
 
これは、筋肉そのものじゃなくても
私たちの活動すべてに当てはまると思うんだよね。
 
 
 
たとえば私の「書くこと」だったら、
 
今、毎日7、000文字書いているのだとしたら
それを1万文字にしてみる。
 
 
あるいは、
 
ふだんとは違う「書くこと」にチャレンジしてみる。
 
 
俳句に挑戦してみたり、
 
契約書作成を請け負ってみたり、
 
絵本の物語を書いてみたり、
 
全然違うキャラクターで書いてみたり。
 
 
そんな活動をすることによって、
自分の「筋肉」を、鍛えて痛めつけてみる。
 
 
 
料理だったら、いつもより
たくさんの人数の料理を作ってみたり、
品数を増やしてみたり。
 
あるいは、いつもと違うジャンルの
ネパール料理とか、サウジアラビア料理とか
ボスニア・ヘルツェゴビナ料理を作ってみたり、
 
いつもと違う調味料とか、
いつもと違う料理器具を使ってみたり。
 
 
 
他にも、
 
 
「自分の ” 得意 ” に負荷をかける」
 
「自分の ” 得意 ” だけど、ちょっと違うことをやる」
 
 
ということは、いくらでも応用が利くと思うんだよね。
 
 
 
やっている時は、たしかにキツい。
 
やった後も、しばらくイタかったりもする。
 
 
 
でも。
 
 
そんなトレーニングを繰り返しているうちに
 
「キツくて、イタかった自分」
 
が、
 
「強くて、しなやかな自分」
 
に変わって行けると思うんだよね。
 
 
過負荷をかけることによって、人は成長できる。
 
 
途中はカッコ悪いかもしれないけれど、
その汗は裏切らない。
 
 
美しい人は、自分になんらかの過負荷をかけ、
それまで動かしていなかった自分を動かして
今の存在を手に入れている。
 
 
だから。
 
 
活動が何であれ、
「筋肉痛」になることを恐れずに
立ち向かっていけばいいと思うんだよね。
 
 
ではでは。

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