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なんで感謝しなきゃいけないの?

先日、私の記事を読んでくれている方から
 
「言葉のドラえもんであるイグゼロさんに
 教えて欲しいことがあるのですが、、、」
 
と、メッセージが届いたのね。
 
 
 
その内容というのが、
 
 
「そもそも、なんで感謝しなきゃいけないんですか?」
 
 
というもの。
 
 
 
いやね。
 
 
その方は、感謝することの大切さは分かっているし、
 
「感謝なんて、したくない!!」
 
と言っているわけじゃない。
 
 
 
でも、素朴な疑問として、
 
 
「なんで、感謝ってしなきゃいけないんだろう。。。?」
 
「なんでまた、
 
 感謝ステキ゚+.゚(´▽`人)゚+.゚
 
 みたいな風習?になっているだろう?」
 
 
と思ってしまったらしいのね。
 
 
 
その方が、もし自分の子供に
 
 
「ねぇ、お父さん。なんで感謝ってしないといけないの?」
 
 
と聞かれた時をイメージしたら、
 
 
「えーと。。。。ぐぬぬ」
 
 
と、明瞭に答えられない自分をイメージしてしまったそうなので
私に聞いてみよう、ということになったらしい。
 
 
 
ちなみに、その方が近くの人に質問したところ
 
 
「そんなん、考えたこともないからわからん」
 
「変な事言うなー。素直さが大事やで。成功の秘訣は素直さやで」
 
 
と、考えること自体をユニークだと言われたり、
 
 
「まぁ、人間関係の円滑油の様なものなんじゃない?」
 
 
という答えをもらったらしい。
 
 
 
たしかに、
 
「感謝は大事」
 
というのは当然、みたいな風潮があり、
そこに疑問を持つこと自体も少ないかもしれない。
 
でも、そんな常識をこそ疑った方が
いろんな気づきがあるかもしれないわけだから、
そういう疑問は大切にしたいよね。
 
 
 
 
ってなわけで。
 
 
「なぜ感謝をしなければいけないのか?」
 
 
と、ちょっと考えてみたいと思う。
 
 
 
 
さて。
 
 
私個人としては、
 
 
「感謝は、別にしてもしなくてもいいんじゃね?」
 
 
というのが、まず前提の考えだ。
 
 
 
感謝をする人生を送ってもいいし、
全然感謝しない人生を送ってもいい。
 
そんな風に思っている。
 
 
 
そもそもの、そのまたさらにそもそもだけれど、
感謝って、
 
「する」
 
ものじゃなくて、
 
「湧きあがる」
 
ものなんじゃないかな?とも思っているし。
 
 
 
たとえば笑うのも、
 
「さあ笑おう!」
 
と思って笑うんじゃなくて、
楽しかったら自然に笑えるものだ。
 
 
「営業スマイル」みたいな笑顔もあるけれど、
それはどことなく不自然だ。
 
 
「営業スマイル」ならぬ「営業感謝」みたいなものを
24時間、ずっとしていなければならない、となったら
それはそれで疲れてしまいそうだしね(笑)
 
 
 
 
ただ。
 
 
どちらかというと、感謝をする方が、
気持ち良く毎日を過ごすことができる。
 
 
それは、感謝をする相手のみならず
他ならぬ自分自身が気持ち良くなる。
 
 
 
、、、と、
 
 
この記事をここまで書いている時に、
たまたま友人からメッセージが届き、やりとりをしたんだけれど、
たまたま話題になったのが、
以前、私と仲が悪くなってしまった人の話。
 
 
 
 
はじめは、
 
 
「あー、あの人かー」
 
 
と、気分がモヤ~ンとしたのだけれど、
 
 
「おいおい、感謝について書いている最中に、どうなのよコレ?」
 
 
と思いなおし、ちょっとだけ意識的に
 
 
「とは言っても、あの人にもお世話になったよな」
 
「仲は悪くなっちゃったけれど、
 人間味のある、良い人だよな」
 
 
と思うようにして、そんな感謝の言葉を
友人あてのメッセージに書いてみたわけ。
 
 
 
すると、
 
 
不思議なもので、自分の気持ちが
さっきまでより、数十倍、数百倍も良くなったんだよね。
 
 
感謝をしていなかった時は、
 
「あのヤロー」
 
と思って、気持ちがトゲトゲして、
さらに自分の器が小さくなってゆく感じだったのが、
 
感謝をし出したとたんに
気持ちが柔らかくなり、
自分の器も広がっていくような気持ちになった。
 
 
 
うーむ。
 
 
「汝の敵を愛せ」
 
 
ではないけれど、そんな気持ちになれたことで、
以前、仲が悪くなってしまった人にも、心から
 
 
「こっちが悪い事したなー」
 
 
なんて思った次第。
 
 
まぁ、だからと言って
仲が悪くなってしまった人に、
こっちから連絡をとったりは、しないんだけれど(笑)
 
 
 
 
 
 
さてさて。
 
 
感謝は、するものではなく、湧きあがってくるもの。
 
 
それが自然だし、その方がいい。
 
 
 
ただ、作り笑いでも笑っているうちに面白くなってくるように
感謝も、し始めると自分の気持ちが穏やかになる。
 
もちろん、感謝をされれば、相手だって気持ちがいい。
毎回、100%その気持ちが届くかどうかは
分からないけれどね。
 
 
 
なので。
 
 
もし私が誰かに
 
 
「なんで感謝しなきゃいけないの?」
 
 
と聞かれたら、
 
 
「してもしなくてもいいと思うけれど、
 自分が生きやすくするために、
 してみるのもアリかもしれないね」
 
 
と伝えると思います。
 
 
 
 
感謝は、しなきゃいけない義務なのではなく、
自分が気持ち良く過ごすための選択であり、権利だ。
 
 
 
そんな風に、今は思っています。
 
これって、答えになっているのかな?(笑) 
 
 
 
ここまで読んでくれたあなたに感謝します。
 
 
そう、なにより私自身のために(笑)
 
 
ではでは。

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