隠してもしょうがないので正直に白状する。
当たり前だが、
私もネガティブな気持ちになることは、ある。
「もう、消えちゃいたいなー」
「生きていても、意味なくない?」
みたいに考えることもある。
その時はもう、
妖怪ネガティブーンがレベル17になって
ジャネガブーンに進化しちゃったんだなー、
と思えるくらい後ろ向きになる。
(妖怪ウォッチネタなので、スルーしてください。笑。
まぁ、こんなこと考えられるくらいだから
まだ余裕ありそうなものだが、
実際に陥っている時は、もっとシリアスだ)
ただ、この年齢まで生きていると、
自分の性格というのも、だいぶわかってきているので、
「今はこんなに悲しくて涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけど、
“そんな時代もあったね”とか言いだすわ。
いつか、とかじゃなくて、けっこう早めに」
なんてことも、同時に思っていたりする。
とはいえ、
どうしても前向きにならない時や、
心がエアポケットに入ってしまう時もあり、
「このダークな感情から抜け出ては、いけない。」
みたいに、変に意固地になってしまう時もある。
そんな
「ネガティブの蟻地獄」
に落ちてしまって、そう簡単に脱出できないような時は、
2ステップで元に戻るのが良いように思うので、
今回はそれをシェアしようと思う。
まぁ、この2ステップというのも、
結果的にそうなっていることが多いなー、
という感じなんだけれどね。
さてさて。
基本、ネガティブになっている時は、
「がんばれ!」
と自分を鼓舞してもがんばれないし、
「自分の好きな事をやろう」
と思っても、そもそも好きな事を積極的にやるという
エネルギーも湧かず、さらに
「こんな自分が、好きな事なんて
やっていいのだろうか。。。」
なんていうネガティブーンに襲われている。
そして、逆に一方では、
普段はあまりインプットしないようなネット記事とかに
目が行ったりして、
「インプットがゴミなら、アウトプットもゴミ」
という
GIGO(Garbage In, Garbage Out)
のサイクルにも、陥ってしまったりする。
アウトプットが、グチとか人への攻撃になったりね。
なので。
1ステップ目は「好きな事をやる」とかの前段階。
そんな積極的な事をやる前に、
自分の身の回りにある何かを
取り外してみるのが良いと思う。
それは例えば仕事の重責だったり、
人間関係だったり、
金銭的な話だったり、
いろいろだね。
だた、
「そうは言っても、なかなか取り外せないのが現実」
とか、
「それを外すためにがんばるエネルギーが
そもそもない」
ということもあるだろうし、
また、ものすごく投げやりな気持ちになって、
「いらない!何も!捨ててしまおう!」
と変に思い切りがよくなって
「がまんできなーい!!僕を全部あげよう!」
とさまようマイソウルになっても困る。
なので、まずは
「簡単なところから」
「取り返しのつく範囲で」
取り外したり、捨ててみたりすることをオススメする。
私がネガティブーンに襲われた時にやってみたのも、
ものすごく簡単で、いつでもやり直しが効くところから。
それは、定期購入していたもののいくつかを、
一時やめてみたことだったり、
スマホに入っているアプリのほとんどを削除してみたり、
(むろん、パズドラは残っている)
どこでもらったか分からないボールペンを捨ててみたり。
そんなところからだ。
あと、かなり心が軽く変化したのは、
「フェイスブックの友達のフォローを一時的にやめる」
ということをやってみた。
(お友達のみなさま、スミマセン)
今のフェイスブックには、
「フォローをやめる」
という機能があり、それは友達にも適用することができる。
友達には知られることはないし、
友達との関係がなくなるわけじゃないので、
いつでもこちらの都合で元に戻すことも出来る。
「しにたい」
とか考えるのなら、一度やってみるといい。
しんじゃうのなら、そもそも全部なくなっちゃうんだから
それくらい試してみても、なんの不都合もない。
ちなみに、私が試してみたのは、
「1,000人以上いる友達全員のフォローをやめる」
という快挙!(暴挙か?)
すごいね。
やってみると分かるんだけれど、
フェイスブックのフィードに現れるのは、広告と、
「知り合いかも?」と、
友達じゃない人が友達を祝っているコメントだけ。
(この3つは、現時点では消せない)
ここまでシンプルなフェイスブックなんて
始めたばかりの時以来だわ(笑)
もちろん、
「フェイスブックを見ない」
という選択肢もあるのだけれど、
自分の意思で「取り外す」と、心の持ちようが、変化する。
友達が膨大な人は大変かもだけれど、
なんか知らんけど、スッキリする。
そして、それをやったことで、
「ずいぶんと、情報に対して受け身になっていたんだな」
「いつのまにか、色んな人が発信する情報に溺れていたんだな。」
「自分が見たい時に、見たい人のフィードを検索した方が
けっこう能動的だな」
なんていう発見もあった。
ネットを開けると、こっちが望んでいない情報に
いつのまにか踊らされている。
たとえそれが友達の楽しい写真だったとしても、
「受け身」
で、いつのまにか脳に入ってくるのが自然、というのは、
ある意味危険かもしれない。
「自分が受け身だったんだ」
ということをハッキリと認識するためにも
これは一度やってみて、よかったなぁ、と思う。
自動的に流れているフィードを見るより、
積極的に能動的に、好きな人のページを検索して
見に行く方が、なんかいいな、と思うタイミングだった。
って感じだね。
。。。まぁ、これをみんなに白状している時点で
またフォローを戻すとは思うけれどね(笑)
で。
話が少し脱線したけれど、2ステップ目。
取り返しがつく範囲で「取り外し」ができると、
「あー、なんか1ミリくらいは
やってみるかなー」
「ずーっとこんなでも、バカバカしいものなぁ」
という気持ちになると思う。
そうしてから、やっと2ステップ目で
自分の好きな事をやってみればいいと思う。
自分の好きな事でいいんだけれど、
それはネットサーフィンとかじゃなくて、
もう少し能動的なものがいいだろう。
その中で、特にオススメは、
「外を走れ!」
です。
心が落ち込んだ時に、
なにもできなくなる気持ちはわかる。
そんな苦しみの渦中で、
ほんの少しでも「動ける」という感触があったのなら、
もう、20分でもいいから
「外を走る」。
これが最強。
どんな悩みも、気分の落ち込みも、
これより早く脱出できる方法は、ない。と思う。
(ご年配の方や、重度のうつ症状の方は
また専門家に任せるけれど)
有酸素運動をして、
太陽光を浴びてセロトニンを作る。
ホント、単純だけれど、これがいいなぁ、
と思います。
さて。
走りだせないほどネガティブな時は、
まずは何でもいいから「取り外し」をしてみる。
そして、後は走る。
これでもまだネガティブならば、
人の愛情に触れてみる。
誰だってネガティブになる時はある。
だから人にも優しくなれる。
自分の心の筋力が弱りきっていたら、
相手が差し伸べる優しさでさえも、
自分を押し潰す圧力に感じてしまう。
そんな時は、一度「取り外し」て、
軽くなったら、走り出してみるのをお勧めします。
今回の話は、まぁ、極論だけれど、
いろいろ心理学とかも勉強もして
行きついた実体験なのだから、仕方ない。
もし、
「違うよ」
という反論がある場合は、
ぜひ20分以上走った後に
コメントをお願いします(笑)
あ!
ちなみに、今はこんな記事が書けるくらいなので
私自身はオッケー牧場です。
いつも、やさしくしてくれて、ありがとう。
ではでは。