先日、とある方とお話をしている時に、
その人が使っていた言葉が素敵だなーと思ったので、
今回はそれをシェアしたいと思う。
その言葉は、冒頭に書いた
「自然体を高める」
という言葉。
その方は出版関係で働いている頭脳派で、
しかも休日にはかなり本格的にマラソンを走り込む
アスリートの側面も持っている
「文武両道」
の人で、話をしていても優しさとユーモアがあって
とても楽しい方だ。
そんな方が何気なく言った言葉が
「いやぁ、何事も無理してもダメですね。
いかに自然体を高められるかが大事だと思いますよ」
というものだったのね。
彼の言葉を自分なりに咀嚼してみると。
いろんな知識やテクニックを学んだとしても、
それが本当の意味で自分に身についていなければ、
いつかはボロが出てしまう。
また、
どんなに尊敬したり、憧れたりする人がいたとしても
どうやったって
「その人そのもの」
には、なることなんてできない。
自分には自分なりの、あり方があり、役割がある。
そんな自分を否定することなく、自然体でいる。
その上で、その自分の自然体を保ったまま
人としての成長は続けてゆく。
他の話からも鑑みると、
「自然体を高める」
というのは、そんな意味で使っていたみたいなんだよね。
もちろん、
新しい知識やテクニック、考え方に触れた時に
「これは自分に取り入れてみよう!」
と、多少ムリをして試してみるというのは、あっても良いだろうと思う。
ただ、
ずっとずっとムリを重ねて、
「自分以外の何者か」
になろうとするのは、本人も、周りの人も疲れる。
そもそも、本人なりのよさというものを誰しも持っているんだから、
別人になんてなろうとしなくていいんだろうね。
その
「自然体を高める」
という言葉を教えてくれた方は、出版がらみで
「ええ!?
そんな著名な人ともお仕事したことあるんですか!?」
とびっくりするような人にも何人にも会っていて、
その中でさらに
「その人が自然体なのか?
それとも作った人格なのか?」
ということに、非常に敏感になっていったようだ。
(、、、と、私は受け取っている。笑)
見る人が見たら、たぶん自然体なのか、
変にカッコつけているのかなんて、一発で分かっちゃうんだろうね。
だからこそ、本来の自分でありつつも
そこを地盤に成長をするというスタンスである
「自然体を高める」
というのは、本当に大切なんだろうなぁ、
なんて思った次第。
さてさて。
今現在、私は今までとは違うチャレンジもしているけれど、
「別人になろう!カッコよく見せよう!」
なんて思わずに、できるかぎり
「自然体を高める」
ということを意識していきたいと思います。
このタイミングで、この言葉を伝えてくださって、
ありがとうございます!
ではでは。