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オタクと賢者の境界線。

あなたの周りにいる人でも
 
「よく、そんな事まで知っているね!?」
 
と、驚くほど博識な人っているよね。
 
 
また、知識が豊富って訳じゃないのかもしれないけれど、
言う言葉にパワーがあって、惹きこまれてしまうような
人もいるかもしれない。
 
そういう人がそばにいると、
とっても頼れるし、安心感をもたらしてくれるよね。
 
 
でも、考えてみると、いわゆる「オタク」だって、
知識が豊富という意味では、変わらないはずだ。
 
 
なのに、なぜかオタクと呼ばれる人たちは、
 
「あの人、知識はあるのかもしれないけれど、
 なんか、イヤな感じ」
 
とか、
 
「ニガテだなー、あの人」
 
みたいな扱いをされてしまう事が多い。
 
 
この違いって、一体なんなんだろうね?
 
だって、知識量で言ったら、もしかしたら
オタクの人の方が勝っているかもしれないのに、なんで
 
「パソコンオタク」は煙たがられて、
  
「パソコンに詳しい人」は人気があったりするんだろうね?
 
 
もちろんジャンルは別にパソコンに限らないんだけれど、この
 
「オタクと賢者」
 
の紙一重の、だけど深くて圧倒的な境界線は
なんなんだろうね?
 
 
 
、、、と、なんでこんな境界線を探すのに
情熱を燃やすかというと、間違いなく私が
 
「うっかりするとオタク」
 
になりそうだからに他ならない(笑)
 
 
 
 
さてさて。
 
この境界線って、なかなか難しいんだろうなぁ、
と思いながら考え始めてみたんだけれど、
思ったよりも明確な違いを、あっさり見つけることができた。
 
 
オタクと賢者を分ける、最大の境界線。
 
 
それは、 
 
 
「意識が向いている方向」
 
 
だと思うんだよね。
 
 

どういうことか?というと。
 
 
パソコンに詳しい「賢者」にパソコンの事を聞くと、
 
「どんなことで困っているの?」
 
「どれくらいの事をやりたいの?」
 
「この教え方で、わかる?」
 
みたいに、
 
「聞いてきた相手を向いて」
 
教えてくれると思うんだよね。
 
 
でも、いわゆるオタクは、
聞いてきた相手が知りたいことを教えるのではなく、

「このPCのスペックはどうのこうの」
 
とか、
 
「ウィンドウズとアップルの歴史をさかのぼると」
 
とか、
 
「そもそも、ボクとパソコンとの出会いは。。。」
 
とか、全然関係ないことを話す。
 
 
それは完全に
 
「自分に意識が向いて」
 
話をしていると捉えられるんだけれど、
いかがでしょう?
 
 
 
意識が相手に向いているか、それとも自分に向いているか?
 
 
 
たぶん出発点や知識量が同じだったとしても、
ベクトルが真逆なのが、圧倒的な境界線かな?
なんて思う。 
 
 
現実を直視して、外側に向かって俯瞰しているのか?
それとも現実に背を向けて、内側に向かっているのか?
 
 
その差は大きいように思う。
 
 
 
あ!そうか。
 
「オタク」って、
てっきり家の中にこもっているから、
オタクと言うと思っていたけれど、
 
たぶん意識が「内」にいて、そこから出て来ないから
「オタク」なんだね。きっと。
 
 
 
げげげっ!
 
と、いうことは。だよ?
 
 
「オタク意識」って、気をつけないと
けっこう色んなところで発揮されてしまうかもしれない。
 
 
 
たとえば、フェイスブックなんかのSNSで
 
「ほら、ワタシかわいいでしょ?みてみて!」
 
と自撮り写真をアップしたり、
 
「こんなにリアルが充実してまーす!」
 
みたいな自慢をしたりするのは、
 
 
実は、意識が外に向いているように見えて
「自分」に向かっている。とも取れる。
 
 
なので、ものすごく社交的に見えるけれども、
意識は「オタク」なのかもしれない。
 
少なくとも、なにかを伝えるために
あえてやっているのでなければ「賢者」ではないのかもしれないね。
 
 
うひー!どうしよう!?(笑)
 
 
 
まぁ別にオタクがダメで、賢者がエラい!
 
なんて事はないんだから、自由にすればいいと思うし、
私だって自由にする。
 
 
ただ、
 
「ワタシを見てみて!」
 
という「オタク意識」に慣れ過ぎて
感覚が麻痺してしまうと、
いざ、誰かのために何かをやろうとした時に、つい
 
 
「そもそも、ワタシとコレの出会いは。。。」
 
 
みたいなことを、無意識に話しはじめかねない。
 
 
誰かの力になりたい時は、
自分の「オタク意識」を、ちょっとスイッチオフできるような
バランス感覚の良い人間である方が、いいのかもしれないよね。
 
人は誰でも、
誰かのマスターベーションしている姿なんて
見たくないだろうから。
 
(一部マニアは除く)
  
 
 
 
うーむ。
 
 
書いていけば書いていくほど、
 
「イグゼロよ。
 あなたの記事は、全部オタク意識です」
 
とツッコまれたら、なんの反論もないや(笑)
 
 
まぁ、できるかぎり健全なオタクになろうと
頑張りたいと思います。
 
 
ではでは。

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