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中傷の背景。

現在、おかげさまで様々な方に
記事を読んでもらえている。
 
自分がふと思いついたことを
時間を使って読んでもらえるなんて
本当にありがたい話だなぁ、としみじみ思いまする。
 
 
その中で、記事についての感想などを頂くこともあり、
 
「時間を使って読んでくれただけでなく、
 さらに時間と思考を費やしてくれるなんて
 本当にすごいことだわ」
 
と、感謝に絶えませぬ。
 
 
頂くコメントは多くの場合、
 
「インスピレーションになりました」
 
「いつも楽しみです」
 
「今回の記事、私の考えでは。。。」
 
と、建設的かつあたたかいもので、
それもさらに嬉しい。
 
 
ただ、中には否定的なコメントも頂くこともあり、
そういうコメントを読むと、感情的には悲しくもなる。
だって、にんげんだもの(笑)
 
 
しかし、理性的には
 
「よしよし、これでいいのだ」
 
と思うようにもしている

 
 
以前に学んだことで、
 
「クレームや批判がひとつもない商品は
 売り込みが足りない。世界が狭い」
 
というものがある。
 
 
私の記事は「商品」というワケではないけれど、
より多くの人に読んでもらいたいと思っているものだ。
 
 
その中で、批判やクレームがまったくのゼロ、
というのは、あり得ない世界だ。
 
 
そもそも、
 
「コレってこういう風にも捉えられるよね?」
 
的な、私的な意見を書いているんだから、
広まって行けば行くほど、反対意見もあってしかるべしなのだ。
 
 
そもそも、私のスタンスとして
 
「どう考えてもいいよね?」
 
って公言しているんだから、私への批判だってアリに決まっている。
 
 
「どんな風に考えてもいいけれど、
 私への批判は許さない」
 
って、どれだけ傲慢なのよ?という話にもなっちゃうだろ?
 
 
どんな企業も、有名人も、批判ゼロということはない。
 
広まっていく過程においては、感情的な批判は栄養素にしてゆき、
理性的なクレームは反省材料にしていけばいいだけだ。
 
 
。。。と、
少なくともココロじゃなくてアタマでは理解している(笑)
 
 
 
 
さてさて。
 
 
そんな風に考えていた矢先、
けっこう刺激的な意見をメールでいただいた。
 
 
全文を載せるのは控えておくけれど、
 

「余裕ぶっこいた事 ぬかしてるけどw」
 
とか、
 
「てめえなんぞ金のお力がなきゃ」
 
とか、
 
「釈迦みたいなこといってらんねえよ馬鹿ごみ」
 
 
といった言葉が並んでいた。
(全文は控える、と書いたものの、ほぼ全文w)
  
 
 
このメールを見た瞬間は、
 
「えええええーーーーーっ!?」
 
と衝撃を受けて、悲しくなった。
だって、にんげんだもの(本日この表現、二回目)
 
 
で、
 
その後に湧き上がってきたのは、
 
「ほっほぅ~、直接会ったら討論してやる!」
 
という「タイマン勝負欲求」だったんだけれど、
 
しばらくして、ふと気になって
このメールを送ってきてくれた人のメールアドレスを
メールボックス内で検索してみたのね。
 
 
 
すると。
 
 
過去にも何件もメールをくれていて、その内容も
 
 
「イグゼロさんいい事いっていて響く」
 
とか、
 
「たまに狙いすぎw」
 
とか、
 
「ネタが尽きないですよねイグゼロさんて」
 
とか、
 
「人間臭い人間ですよね笑」
 
 
といったニュアンスで、
メールの文章全体から温かさを感じる、
非常に好意的なメールだったんだよね。
 
 
しかも、メルマガ登録を見ると、
2013年2月には記事を読み始めてくれていることが分かり、
2年近くもお付き合いしてくれている事が分かった。

 
 
そんな事たちに気がついて、ハッとしたわけ。
 
 
「ああ、そりゃあ、虫の居所が悪かったり、私の書いた事で
 ムカっとすることもあるよなぁ」
 
って。
  
だって、にんげんだもの(本日3回目。笑)
 
 
 
お互いに人間で、毎日いろんな現実を生きている。
 
時には機嫌の悪い時だってあるだろうし、
誰かにムカっとすることもあるだろう。
 
 
私なんて人間が出来ていないから、
付き合いが長い人であればあるほど
 
「ムキー!」
 
って甘えて噛みつくことだって、しょっちゅうだ。
 
 
 
今回もらった中傷的内容のメール。
 
それは、約2年という間、日々読んでくれていて、
いつでもできる読者解除もせずに時間をかけて読んで、
色々な感情を動かせてくれた中での
数百分のうちのひとつなんだ。
 
と、逆にありがたくなったんだよね。
(いや、中傷されるのは好きじゃないよ?)
 
 
 
リアルの人間関係でも、
メルマガやSNSなどの付き合いであっても、
 
「自分に時間をかけてくれている」
 
「そこに感情のエネルギーを注いでくれている」
 
というのは、ありがたいなぁ、と思う。
 
 
 
いやね。
もちろん、ポジティブな感情の方が気持ちいいし、うれしい。
 
 
ただ、激しい怒りや中傷のエネルギーだったとしても、
その背景をくみ取れるような人間になっていけたらいいな、
なんて思うきっかけをもらった感じ。
 
 
私は釈迦じゃないから、そんなん完璧にはできないよ?
 
今日生きるお金がなかったら、
こんなに余裕ぶっこいたことも書いてないかもしれない。
 
ごみかとうかは分からないけれど、馬鹿だとは思う。しかたないw
 
 
でも、出来る限り何かを書いていきたいとは思う。
 
 
ムカつかせることもあるかもしれないけれど、
それは別に狙ってムカつかせているわけじゃない(と思う)
 
 
お互い人間なんだから、
お互いのいい部分を見られたら嬉しいな、と思いまする。
 
 
名前がちょっと分からないんだけれど、
今回も、今までも時間をかけて読んでくれて、
さらにメールまで送ってくれてありがとう。
 
 
ま、こんな風に受け取ること自体が
また「ムカっ」とさせることになるかもしれないんだけれどね。
 
 
まぁ、できれば中傷メールは
お手柔らかにお願いします。
 
褒めて伸びるタイプなので(笑)
 
 
 
中傷の背景。
 
その人がそうである背景を
より深く見られる人間になれるようがんばりますわ。
 
 
ではでは。
 

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