「ああ、なつかしい」
私が半年に一度開催している合宿に
参加した人が、思わずもらす言葉だ。
それは何年も前のことを思い出しているのではなく、
合宿初日にやったことを、
最終日である合宿3日目に振り返っている時の話。
実際には48時間ちょいしか経っていないのに、
「なつかしい」と噛みしめ、
遠い目をしながら微笑むのだ。
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漫画『ドラゴンボール』に、
「精神と時の部屋」という修行場が出てくる。
その部屋の中では1年という時間が経過していても、
現実世界では1日しか経っていないという空間。
それに似たような感覚を
合宿の参加者さんたちは感じて、
それぞれの日常に帰ってゆく。
とはいえ、
合宿では、ドラゴンボールの修行なみの
何かをやるわけではない。
合宿をスタートさせた当初(もう9年も前)には、
講師を務める私自身が、
「何か大きな変化を持って帰ってもらいたい」
という意識やエゴがあったために、
よりダイナミックで分かりやすい変化を
よしとしていた。
しかし、
「合宿時に一時的に高揚して感じる
” 変化、成長した感 ” より、
日常生活に戻ってからの
実際の変化の方が、何倍も何十倍も大切」
と腹に落としてからは、
やり方も変容していった。
以前は、私の心のどこかで
「参加者さまが感動の涙を流すような場面が
多ければ多いほど、満足度は高いのではないか?」
みたいに思っていた時期もあった。
でも、私が「感動の涙」を目指しているのって、
なんかおかしいな、と思い直し、
「参加者さま本人がまったく意識してないのに
現実世界の方からガラリと変わってゆく」
「合宿に出た時に感じる変化より、
日常生活に戻ってからの変化の方が大きい」
という、
「本人が本来持っているあり方が
素直に発揮されることで、現実を好転させる」
「感動が大きいけれど、
自分ががんばらなきゃいけない変化より、
本人はやさしい気持ちのまま、
まわりがいつのまにか大きく変わる変化」
に重きを置くようにした。
おかげさまで、合宿に参加した人は
本人が無理をせずに力まなくても、
「ああ、本当はこれをやりたかったんだ」
と日常に帰ってから活躍し始める人も
本当にたくさんいらっしゃる。
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と、いうワケで。
・自分が何者なのかを知りたい人。
・自然体で飛翔したい人。
・今の日常生活に違和感のある人。
・がんばっているのに、空回りしている人。
・ピンと来た人。
よろしければ参加くださいませ。
現在男女8名の方が参加表明してくださってますので
最大でもあと4名です。
合宿の詳細はこちらから
↓
https://exero.jp/sl/jbb-gasshuku/